【南仏観光情報】生きているうちに1度は見たい!ラベンダー畑!!〜南仏のラベンダー祭りと栽培地まとめあり〜

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当サイト「すきなれ13」へお越し頂きありがとうございます。

南仏の見所は春から秋にかけて、いろいろな季節限定のイベントがあります。

特に6月の終わりから本格的なバカンス到来で、南仏には一番観光客が訪れます。

そこで今回は、

1度は行ってみたい?」

「死ぬまでに行ってみたい??」

「生きてるうちに行ってみよ〜!!」

行ってみないと感じる事が出来ない小さなラベンダー村のラベンダー畑についてご紹介したいと思います。

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南仏のラベンダー畑と言ったらヴァロンソル高原

《村の中心に行く通りにあるラベンダー工場「Lavandes Angelvin」》

南仏アヴィニョン(avignon)から車で約2時間弱、マルセイユから車で約1時間半のところにある、プロヴァンス地方の「Valensole(ヴァロンソル)」高原はラベンダーが生い茂る、

南仏随一のラベンダー栽培地です。

そして、ラベンダーの写真や挿絵に使われる風景が有名で地平線どこまでも続くラベンダー畑と夏を象徴する「ひまわり畑」一面を見る事ができる場所があります。

そして、瞬く間に日本へ進出して有名になったロクシタン工場があるのもこの「ヴァロンソル高原」のお隣です。

補足

ヴァロンソル村から約20分弱に Manosque(マノスク)という街があり、

そこにロクシタン(L’OCCITANE)工場があります。

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《左:ひまわり 右:ラベンダー》

《風にそよそよ〜♪》

《すでにラベンダーよりも発育の良い雑草が生い繁り中》

《収穫間際のラベンダー》

《紫と黄色のコントラストが素敵!》

《みんな同じ方角を向いている》

《太陽をいっぱい浴びたひまわり》

Valensole (ヴァロンソル)の呼び名

実はヴァレンソル、ヴァレンソールなど呼び名があるのですが、

フランス人はLa Valensole(ヴァランソール)、

「La」の女性名詞に付く定冠詞が付いて一つの言葉になります。

 

毎年多くの観光客が押し寄せる南仏最大のラベンダー祭りとは?〜ヴァロンソル村〜

高原の中心地、「Valensole(ヴァロンソル)」では、

毎年恒例の「Les Fêtes de la Lavande(ラベンダー祭)」が開催されます。

このイベントは1年で一番小さな村が活気付く日でもあり、生産者の顔とラベンダーにかける情熱を直に味わえる日でもあります。

そして、その現地では様々な体験や催し物が開催されます。

Fête de la Lavande Valensole 開催日

2017年7月19日(水)

●2018年7月15日(日)

●2019年7月21日(日)

●2020年7月19日(日)

《一番良い時期のラベンダー畑風景》

ラベンダーの紫の色が最盛期はかなり濃いです!!

その「ヴァロンソル」村の広場には、地元のラベンダー農家を始め沢山のお店が出店するので、地元名産の特産物などが試食出来てたり、村の歴史を学べる展示室があり、観光客を飽きさせない催し物があります。

その中で、伝統的な民族衣装を着た踊り子たちが代々伝わるダンスを披露してくれます。

《お祭りの日は村の中心までシャトルバス乗車になります》

《村の中に入ると目印になる噴水があります!》

《南仏らしい黄色の外観》

《狭い村の移動用に馬車あり》

《ラベンダー以外のお店もチラホラ》

《ラベンダーの刈り取り機》

《ラベンダーの精製の実演》

《お店のディスプレイもオシャレ》

《伝統の衣装を着て踊りを披露》

《このラベンダーは無料配布》

【イベント会場情報】

ヴァロンソル高原、Parc Naturel du Verdon(ヴァードン自然公園)内に生育するラベンダーを中心に刈り取り、お祭りが始まります。

●場所: Mairie de Valensole(ヴァロンソール村役場)周辺

●住所:Rue du Faubourg Ratonneau  04210 Valensole france

●電話:+33(0)4 92 74 90

●入場料:無料

 

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地元名産を堪能して欲しいラベンダー製品

ラベンダー畑の景色も良いのですが、

もし、ラベンダーに興味があるようでしたら路面店の中でもやっぱり覗いて欲しいお店はラベンダー石鹸、化粧品、精油や芳香剤など定番商品からラベンダーのリキュール、砂糖、クッキーなどのお菓子類、調味料まで様々なラベンダー製品を取り扱うお店があり、ラベンダーがどれだけ有効活用されているのかを発見する事が出来てとても面白いです。

特に、

JAGAKO

ラベンダー味のソフトクリームは、

ほのかなラベンダーの香りがあり、日差しが強く乾燥している南仏の旅にホッとしたひと時を味あわせてくれます。

それから、

無料で朝摘みしたラベンダーも頂けるので、お土産にしたり、乾燥させてポプリにしてもいいですね。

★余談・・・★

お祭りの帰りに再度ラベンダー畑を眺めていたら所々ラベンダー農家の直売店があったのでお土産を物色・・・

たまたま収穫したラベンダーが積み上げられていました。

すごい高さ・・・。

そして、何より目の前のスポーツカー・・・。

観光客の車かと思いきやオーナーの私物なんだと・・・。

JAGAKO

儲かってまんなぁ〜(笑)

 

もう一つ有名なソー村は高台から眺めるのがベスト!

ラベンダー街道の中心Sault(ソー)」高原からアルプス山脈の支脈を流れるBuech(ビュエック)川周辺の地域にかけて見ることができるのが、

「Sault(ソー)」という小さな村です。

毎年8月(14日と)15日にラベンダーの収穫祭(Fête de la Lavande de Sault)が行われます。

村の中に踏み込んだ途端ラベンダーの良い香りがしてきます。

ソー村」のラベンダーの特徴は高台から見えるビューポイントがあり、

そこから見る景色は圧巻です!!

それから、ヴァランソル高原のラベンダーよりも高台にあるため開花終了時期が遅いため、凝縮されたエキスが抽出でき、良質ラベンダーの精製品が多いのもこの地域のラベンダーです。

Fête de la Lavande de Sault 開催日

●2017年7月15日(火)

●2018年8月15日(水)

●2019年8月15日(木)

●2020年8月15日(土)

【イベント会場情報】

●場所: Office of Inter Ventoux South Tourism(観光案内所)

●住所:OTI Ventoux Sud – Bureau d’informations touristiques de Sault

●電話:+33(0)4 90 64 01 21

●入場料:無料

 

ラベンダー畑の見ごろ時期

ラベンダー畑は紫外線が容赦なく降り注ぐ比較的平地に生い茂っています。

それは、南仏の乾燥した気候と太陽をいっぱい浴びる事によってよく育ちます。

だから、雨が多い時期などその年の気候により変動しますが、

平均的な開花シーズン例年6月下旬頃からです。

そして、7月上旬に最盛期を迎えます。

その後刈り入れ時期に入り、

「ヴァロンソル村」のラベンダー祭は7月中旬から下旬頃の開催が通例の様です。

※天候のにより変更あり。

それから、ラベンダー畑自体は8月中旬頃までは見ることができます。

 

注意事項と写真スポット

観光スポットへ訪れる際、やっぱり、旅行客の目的は記念撮影だと思います。

少しでも思い出に残る様な写真を撮影したい!

そこで、南仏在住者だから実感する注意して欲しいポイントをご紹介します!!

注意

夏の南仏の直射日光はかなり強く、紫外線対策必須です!!

帽子やサングラス、日焼け止めは忘れずに持参しましょう。

写真スポット

夏のラベンダー畑は日中を通して日陰がなく、サングラスが無いと目を開けられない程日差しが強くなります。

だから、写真撮影におすすめの時間帯は早朝か夕暮れ時がベストです。

日中よりも日差しが緩んだ少し過ごしやすくなった太陽の光を浴びながら、

記念に残る美しい写真を撮影するのがおすすめです。

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-① 〜フェラシエール

出典:Googleマップ

前半は、南仏のラベンダー畑の中でも一番有名な村のご紹介をしましたが、実は有名なラベンダーの栽培地他にもあります。

そして、ラベンダー祭りはいろいろな場所でも開催されているので、刈り取り終了の時期まではどこかしらで見る事が出来ます。

例えば毎年7月の第1日曜日(毎年開催)には、

「Ferrassières(フェラシエール)」村でもラベンダー祭りが開催されます。

この村はSault(ソー)村から北東の方にある村で、ドローム県のオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域に属します。

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-② 〜ディーニュ・レ・バン

出典:Googleマップ

アルプ・ドゥ・オート・プロヴァンス県の中心都市で、「ヴァロンソル」村よりも北東に位置するDigne-les-Bains(ディーニュ・レ・バン)」村があります。

毎年恒例の「Corso de la Lavande de Digne les Bains(ラベンダー祭り)」も人気です。

この村は、Victor Hugo(ヴィクトル・ユーゴー)の大河小説「Les misérablesレ・ミゼラブル」に登場するミリエル司教のモデルになった事で、実際にこの村にいた司教を勤めていた人物と関係が深い小さな村です。

ヴィクトル・ユーゴー

正式名はVictor・Marie Hugo(ヴィクトル・マリーユーゴー

フランス東部のブザンソンで生誕。マルセイユとヨーロッパ各地で育つ。

ロマン主義の詩人・小説家。そして、政治家としても活躍。

Les misérables(レ・ミゼラブル)

1862年に執筆したロマン主義フランス文学の大河小説で、

「1本のパンを盗んだ事をきっかけに5年の懲役が4度もの脱獄の末、19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描く作品」

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-③ 〜ルシヨン

出典:Googleマップ

Sault(ソー)村からApt(アプト)村を下って行くと黄土で有名な「Roussillon(ルシヨン)」村に辿り着きます。

その間にもラベンダーの栽培地があり、小さく点在されたラベンダーを見る事ができます。

前回ご紹介した天空の城「Gordes(ゴルド)」同様、「フランスの最も美しい村」に選ばれている村です。

【南仏観光情報】アヴィニョン近郊の天空の城ゴルドとラベンダー畑のセナンク修道院

2017年6月1日
アプト(Apt)村

ロワールワインの一つで「Côtes du Luberon(コート・デュ・リュベロン)」というAOCワインの集散地がある村

【フランス観光】リュベロン地方の美しい村「アプト」とは?

2019年9月10日

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-④ 〜フォルカルキエ

出典:Googleマップ

Alpes-de-Haute-Provence(アルプ・ドゥ・オート・プロヴァンス県)で、

20世紀のフランスの作家Jean Giono(ジャン・ジオノ)の故郷、ロクシタン工場があるマノスクの北に位置するリュール山地とリュベロン山地の間にある町「Forcalquier(フォルカルキエ)」村があります。

ラベンダーの最盛期には「フォルカルキエ」村と「montagne de Lure(ルアー山地)」街道に生息するラベンダーも素敵です。

「フォルカルキエ」村は、中世時代、プロヴァンス伯爵領の中心地でプロヴァンスの首都でした。

周囲には石造りの家が立ち並び、村々の風景と広大なラベンダーの畑が広がります。

フォルカルキエの郊外

見事なロマネスク建築のPrieuré de Ganagobie(ガナゴビー修道院)があります。

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-⑤ 〜シミアヌ・ラ・ロトンド

出典:Googleマップ

Sault(ソー)とManosque(マノスク)の間にある「シミアヌ・ラ・ロトンド(Simiane-la-Rotonde)」村へ向かう街道でもラベンダーを見る事ができます。

そして、「シミアヌ・ラ・ロトンド」村から車で約15分くらいの場所にある栗の葉で覆われたヤギのチーズで有名なこの村「Banon(バノン)」では、毎年ではないですが、ラベンダー祭りが行われます。

「シミアヌ・ラ・ロトンド」村は、19世紀にはラベンダー栽培の中心であり、1979年にプロヴァンス香水協同農業協同組合(SCA3Pは)」が設立され、街の主な農業がラベンダーの栽培で、年間420トン以上収穫されるラベンダーからラベンダーの委託販売と蒸留エッセンシャルオイルを精製し、ラベンダーのエッセンシャルオイルの生産・販売をしています。

このラベンダー畑を見守るようにそびえる塔がすばらしく、建築遺産と美しい風景から、

cité de caractère(個性ある町)」とも言われています。

詳しい内容はこちらから

 

実は、ラベンダー祭りや栽培地は意外にいっぱいある!-まとめ

JAGAKO
有名な南仏を代表するラベンダー畑以外にも地元の人の間ではよく知られたラベンダー畑の栽培地はたくさんあるんです!

そして、その周辺で開催されるラベンダー祭りもあります!!

ラベンダーを栽培している村や町は、それぞれ山岳地帯にあったり、平地に生息していたりするため、最盛期の時期が様々で、ラベンダー祭りも7月から頻繁に開催され始め、最盛期の8月を迎え、すべてのラベンダーの刈り取りをしてしまう時期まで、各地で開催されます。

JAGAKO
では、どうして、

「ヴァロンソル」、「ソー」や「セナンク修道院」は有名なのに、他はあまり知られていないのでしょうか?

それは、観光客向きではなく(個人で)車で行くスポットが多いからです。

ヨーロッパ圏に住んでいる人や、留学、ワーホリで長期住んでいる人であれば、レンタカーを借りて簡単に移動できるので、いろいろな場所へ行く事も可能ですが、観光で日本から訪れる場合は、観光ツアー専用のバスでは、なかなか小さな村巡りは時間的に難しいので省略されてしまうスポットです。

だから、ガイドブックでもあまり紹介されないため、知名度が低い事も理由の一つかもしれないですね。

でも、リュベロン地方の「ルシヨン」の様に、

「フランスの最も美しい村」に選ばれる様な観光地もあります。

個人ツアーなどでは巡る事ができるので、

JAGAKO
「ヴァロンソル」以外の他のラベンダースポットも見たい!

っという方にはぜひ、また違った村や町の顔が見られるラベンダー畑へ足を運ばれると良いかもしれないですね。

 

あとがき

毎年ラベンダーの収穫を祝って行われる「ヴァロンソル」高原のラベンダー祭りには、村人よりも多い観光客が小さな村に訪れる、1年で一番活気のある1日になります。

ただ、残念なのが最盛期を過ぎると徐々に刈り取られてしまうので、一面に広がる刈り取られていないラベンダーを見られるのは、

JAGAKO
7月初旬から中旬ごろが一番ベストです!!

よく、観光ツアーの日程が大体この頃なのも一番良い時期だからです。

ただ、ラベンダーも生き物。

天候によって開花が遅かったり早かったりするので一番の見所時期が微妙に違います!

比較的「ヴァランソル」高原の方が早めに刈り取られてしまうので、7月半ばの収穫祭を過ぎてしまう場合は、ソー」「セナンク修道院」の方が満開のラベンダーが見られるかもしれません。

最後に、

「ヴァランソル」とソー」のラベンダーが南仏では有名ですが、本当はその周辺の村も一面ラベンダーの栽培地でもあります。

私個人としては、

比較的低地に栽培されているラベンダーの栽培地場所のおすすめは、

「ひまわり畑」も一緒に見たいのなら迷わずValensole(ヴァランソル高原)へ。

 高台からラベンダー畑を見下ろしたいのならSault(ソー)村へ!!

JAGAKO
南仏へ訪れる機会があれば、ぜひ!一面のラベンダー畑を見学してみて欲しいです!

《追記》

一番最盛期に訪れるラベンダー畑についてのレポはこちらからどうぞ!

【南仏観光情報】一番最盛期のラベンダー畑とは?

2018年7月11日

 




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。