【フランス観光】リュベロン地方の美しい村「アプト」とは?

Bonjour〜!!

南仏の観光地には、青い空と海、活気のあるビーチ、ラベンダー畑、ワイン畑や馬や牛の放し飼い、広大な田園地帯など、南仏独特の魅力がありますが、前回ご紹介した、自然派化粧品の「L’Occitane(ロクシタン)」工場など以外にも南仏プロヴァンスを満喫できる場所があります。

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JAGAKO
それが、「リュベロン地方」の美しい村々巡り!

お時間があれば、近隣の村々へ足を運ぶのも旅の楽しみの一つだと思います。

そこで、今日は以前ご紹介した「リュベロン地方」の「Lourmarin (ルールマラン)」から、車で約30分(約20km)、ロクシタン工場やAvignon(アヴィニョン)から約1時間の場所にある「Apt(アプト)」という小さな村をご紹介します!

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リュベロン地方の「アプト」とは?

まずは、「Luberon(リュベロン)」地方とは、1990年初めにプロヴァンスブームで日本でも知名度が高まった事のある、南仏プロヴァンスを代表する観光地です。

映画のロケ地になったり、夏のバカンスを過ごす場所として有名なので、ヨーロッパでは広く知られた場所です。

例えば、”天空の城”「Gordes(ゴルド)」を初め、ロクシタン工場のある「Manosque(マノスク)」、ラベンダー畑の「Sénanque(セナンク修道院)」、歴史的お城のある「Lourmarin (ルールマラン) 」など、今も尚、歴史的建造物を残し、人と自然が共存する「美しい村」と呼ばれています。

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一歩中心街から離れれば、のどかな田園風景が広がり、馬や牛、羊などの家畜も放し飼いにされ、自然豊かなパノラマが広がる大地があります。

そんな、「リュベロン地方」は、西はカヴァイヨンから、東はマノスクにかけて広がる山地で、「リュベロン地方自然公園」に指定されています。

その自然公園内にあるのが、「Apt(アプト)」という小さな村です。

 

リュベロン地方の「アプト」の魅力とは?

「リュベロン地方」の村々の中でも中心に位置し、一番大きな村の「アプト」ですが、この村に訪れる人の多くが、12世紀以来から続く、毎週土曜日の8時〜13時の間に開かれる、「Marché d’Apt(アプトの朝市)」を楽しみに訪れる人が多いです。

出典:Googleマップ

Pace de la Bouquerie(ブーケ広場)からL’hôtel de ville(市庁舎)を通り、Lauze de Perret(ルーズ・ドゥ・ペレ)まで続きます。

この時計塔は、Lauze de Perret(ルーズ・ドゥ・ペレ)広場にある「アプト」村への入口!

JAGAKO
実は、村の方へ行く細い通りはいくつかあり、一歩中に足を踏み入れると迷路の様です。

だから目印を決めておいた方が迷わないで散策できます!

《Rue Saint Pierre(サン・ピエール通り)》

《朝市が終わってしまっても通常営業している店舗がたくさんあるので飽きません》

残念ながら村の中心、L’hôtel de ville(市庁舎)は工事中・・・

お車の駐車場、観光バスをご利用の際は、Lauze de Perret(ルーズ・ドゥ・ペレ)広場の方に停車する事が多いので、時計塔の方から中心街の方へ抜けて行く通りがマルシェが開催されるメイン通りになります。

そして、L’hôtel de ville(一般的にはMairieメリーと呼ぶ事が多い)を通り抜け、Pace de la Bouquerie(ブーケ広場)へ辿り着きます。

この奥の方へ行くと、「Calavon(カラヴォン)」川があります

7月、8月のバカンス時期には、市内中心部の市場にアクセスするための無料バスシャトルが登場します。

地元の野菜やフルーツをはじめ、オリーブ、スパイス、ソシソン、フロマージュ、お花、工芸品や地域原産のラベンダー商品など、衣食住に関わるお店が軒を連ねます。

朝市以外のお店も多く点在しているので、ゆっくり散策しながら、お土産を探しても良いかもしれませんね。

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《掘り出し物が見つかるかも?年代物のアンティークを取り扱うお店》

《左の奥はMusée d’Apt(アプト博物館)》

それから、「アプト」は陶芸が盛んな場所でもあり「アプト焼き」という良質の土とオークルなどの染料を用いた伝統工芸があります。

「アプト焼き」の販売店もありますが、2003年に新設された「Musée de l’aventure industrielle(アプト・インダストリアル・アドベンチャー・ミュージアム)産業博物館」※別名Musée d’Apt(アプト博物館)は、アプトの歴史と共に伝統産業を詳しく知る事ができます。

人混みに疲れたら図書館がある Place Carnot(カルノ広場)で一休み

 

【イベント情報】

Marché d’Apt(アプトの朝市)

●住所:Place Gabriel Péri 84400 Apt FRANCE

●営業時間:土曜日 8:00~12:00

 
【博物館情報】

Musée de l’aventure industrielle(Musée d’Apt)

●住所:14 Place du Postel 84400 Apt FRANCE

●営業時間:火〜土曜日 10:00~12:00/ 14:00~17:30

※7・8月のみ、月〜土曜日 10:00~12:00/ 14:00~18:30

●定休日:毎週日曜日/1月の日曜日・祝祭日

 

 

リュベロン地方の「アプト」の伝統菓子とは?

「アプト」の村で、マルシェの次に有名なものが、「Fruits Confits(フリュイ・コンフィ※砂糖漬け果物)」です。

「アプト」の村の中を散策していると「fruits confits d’apt」と書かれた専門店やお菓子屋さんがあります。

元々は、フルーツの収穫が豊富なプロヴァンス地方で獲れた果物を加工し、長期保存して食せるようにしたのが始まりです。

昔は、今の時代の様に冷凍技術が発展していなかった時代。

だからこそ、生まれた、多く獲れてしまった果物を少しでも長期保存出来る技術。

それが、この地方を代表する昔ながらのお菓子「フリュイ・コンフィ」です。

 

リュベロン地方の「アプト」へ訪れたら挑戦して欲しい事とは?

せっかく、この「リュベロン地方」まで訪れたら試して欲しいのが、Magasin de glace(アイス屋)!※フランスだと「GRACIER」と表記。

暑い夏の時期は特に人が集まる場所ですが、南仏プロヴァンスの中でもこの地域限定の「ラベンダーエキス」を練り込んだアイス(ソフトクリーム)が有名です。

JAGAKO
アイスにラベンダー?

植物の味はちょっと・・・

っと、思う人も、がっつりラベンダーの香りがするアイスから、マンゴーやイチゴなどフルーツにスパイスとして加えてあるラベンダーまで、いろいろな種類があるので、好みはあれど、旅の思い出に一度お試しあれ!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「リュベロン地方」の村の中でも比較的大きな村「アプト」。

いろいろな特徴のあるリュベロンの村々巡りの一つとして、朝市、砂糖菓子、アプト焼きが有名な観光地でした。

次回は、「ニーム」とニーム周辺の「ポン・デュ・ガール」をご紹介します!




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。