【南仏観光情報】フランス南東部にある世界遺産「アヴィニョン歴史地区」

Bonjour!!

最近、南仏は毎日暑くなってきました。

服類以外にベットのシーツも枕カバーも全て洗ってしまうので、毎日洗濯ばかりしているJAGAKOです。

本日はフランスへ来て、

何かと縁のある南仏(なんふつ)Avignon(アヴィニョン)についてご紹介したいと思います!!

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2017年5月29日

 

南仏アヴィニョンと言ったら、世界遺産の歴史地区は必見!!

出典:Googleマップ

フランスの南東部に、プロヴァンス地方の中でも有名な観光地の一つ「Avignon(アヴィニョン)」があります。

ローマ帝国時代には主要都市の一つであったため、今でも多くの歴史的建造物があり、多くの観光客を魅了します。

特に、「アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、大聖堂等の建造物群およびアヴィニョン橋(Pont St. Bénézet サン・ベネゼ橋)」は、フランスにあるユネスコ世界遺産に認定されています。

それではどこが世界遺産の歴史地区なのかをご紹介いたします。

 

①法王庁宮殿 (教皇庁)Pope’s Palace (Palais des Papes)

ヨーロッパ最大級のゴシック様式の宮殿

アヴィニョンの街にそびえ立ち、

文化の中心となっています。

 

ノートルダム・デ・ドン大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame des Doms)

別名:アヴィニョン大聖堂

《入口前にはイエス・キリスト》

《大聖堂内部》

アヴィニョンの城壁の中でロシェ・デ・ドンと教皇宮殿の間に位置する大聖堂徒歩で簡単に行く事が出来ます。

14世紀の教皇たちが眠る美しいロマネスク様式の大聖堂今まで何度となく修復され今の形になりました。

その中で1859年に大聖堂の西側の鐘楼の頂上で黄金に輝く聖母像が据え付けられました。

ちなみに、内部の礼拝室はゴシック様式で造られています。

そして、教皇ヨハネス22世のお墓があります。

補足

★ロマネスク様式・・・10世紀末から12世紀にかけて西ヨーロッパに広まった

中世の修道院や教会のための様式が始まりで特徴は、

①交差ヴォールト

※石で構成されたトンネル型のヴォールト形式の天井。

②厚い石壁

③小さな窓

④半径アーチ

⑤独特の柱頭

が主な特徴になります。

 

★ゴシック様式・・・12世紀後半から15世紀にかけての建築や美術様式で特徴は、

①先の尖ったアーチ(尖頭アーチ)で建物の高さを強調して、天にそびえ立つような印象

②建物の壁に大きな窓を開けて堂内に大量の光を取り入れている作りである事

③建物を外側から支えるアーチであるとびばりなどの構造物が外壁からせりだしてる外観である事

ノートルダム・デ・ドン大聖堂 は毎日無料で公開されているので、礼拝目的ではなくても中に入ることができます。

ミサに参列したり、宗教的芸術品の数々をぜひご覧ください。

 

③ 小宮殿(Petit Palais/プチ・パレ

法王庁宮殿 (教皇庁)のお隣にあり、

14世紀に建てられた司教館で現在は美術館になっています。

ルネサンス期のアヴィニョン派の絵画のコレクションやイタリア絵画がたくさんあります。

その中でもイタリアの画家、

サンドロ・ボッティチェリSandro Botticelli)作の『聖母子』、

ボッティチェリと言ったら、

イタリアのフィレンツェ、「ウフィツィ美術館」にある

「ヴィーナスの誕生」が有名な画家です。

カルロ・クリヴェッリ(Carlo Crivelli)作『四聖人』などが所蔵されています。

 

④サン ベネゼ橋(又の名をアヴィニョン橋)

アヴィニョンの城壁の外側にあるので一度城壁内から外へ出ると

ローヌ川に架かっている橋がみられます。

それが、

「アヴィニョンの橋の上で〜踊るよ〜踊るよ〜♪」という歌に登場する橋です。

※タイトル名:「アヴィニョンの橋で」

この橋の歌は各国々で歌われているのでタイトル名は知らなくても

曲が流れれば聞いた事がある人が多いかもしれませんね。

だから、

どこにも到達しない橋なのに未だに世界中の観光客を惹きつける

アヴィニョンを象徴する建造物のひとつでなのだと思います。

(端まで行ったら戻ってこないといけない。それも、橋を渡るのは有料。)

 

⑤ドンの岩壁(Rocher des Doms/ロシェ・デ・ドン

法王庁宮殿 (教皇庁)の北側の裏手にある岩山で高さ30mある天然の要塞です。

街の起源とされ、現在は緑あふれる公園になっています。

私たちが行った際は子供達が楽しそうに駆け回っていたり、

ゆっくり木陰で休んでいたりする人たちばかりでした。

 

⑥城壁

この城壁は教皇庁が置かれていた14世紀に建造されたました。

中世の都市城塞建築の姿を伝えるものとしては貴重な遺産です。

現在でも街の中心を囲むようにアヴィニョンは城壁に囲まれています。

車で城壁の中に入るとあまりの一方通行さと道の狭さに立ち往生する程です。

※周辺に路上駐車をするか、有料駐車場に停車して街の中心へ向かう方が効率的に観光できます。

でも、アヴィニョン市民はこの交通が不便な城壁内で住める事がとても誇りなんだとか。

 

あとがき

私ごとですが、昨年アヴィニョンの北に位置する「シャトーヌフ・デュ・パプ(Châteauneuf-du-Pape)」というワインの名産でもあるワイン畑にそびえ立つお城で結婚式を挙げた事もあり何かとご縁がある地域です。

そして、人と人とのの縁もあり、また呼び寄せられた「アヴィニョン」。

ぜひ、アヴィニョンの世界遺産を訪れてみてはいかがでしょうか?

【フランス観光】ローマ遺跡とゴッホゆかりの地「アルル」とは?

2019年9月19日
【アヴィニョン観光局情報

●住所:41 cours Jean Jaurès 84004 Avignon

●電話:+33 (0)4 32 74 32 74

次回はアヴィニョン周辺観光スポットの第2弾をお届けします!!




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。