【序章】フランスの国際郵便 〜問題勃発!やってくれたよ、クロノポストよ。

Bonsoir〜!!

ようやく年も明けましたが、

昨年末のフランスの一大イベントNoël(ノエル/クリスマス)が終わって大量のXmasプレゼントをもらえた息子は年が明けても毎日頂いたおもちゃ三昧です。

そんな大量のプレゼントをもらった昨年末、

実家の母からも息子や私たちへプレゼントが届きました。

でも・・・

でも・・・

JAGAKO

やってくれたよ!クロノポスト!!!!( ̄□ ̄;)

どこに住んでいても日々生活をしていたら絶対にお世話になる郵便局

フランスでは「La Poste(ラ・ポスト)」と言います。

その中でも、「ラ・ポスト」のグループ子会社でもある「Chronopost(クロノポスト)」という会社があります。

この会社は「EMSスピード郵便」などを専門に扱う会社なのですが、この会社が本当にひどい!!

通常「EMSスピード郵便」は日本の郵便局で発送してから、2〜5日(遅くとも1週間以内)で届く代わりに郵送料がバカ高い!

でも、その高い郵送料を支払っても上手く機能されていない会社として有名!!

私も旦那と出会ってもう10年以上。

遠距離恋愛が長かったので何度もお世話になった国際郵便。

その中でも10年前に比べれば断然改善されましたが未だに悪評高い「クロノポスト」

またしても、そんな「クロノポスト」がやらかしてくれたので、この機会に国際郵便についてまとめてみました。

こんな人たちへ・・・

国際郵便を利用する人に読んで欲しい!

国際郵便を受け取る人に読んで欲しい!!

荷物が届かない?

荷物が紛失した?

荷物の中身が壊れていた?

泣き寝入りしていませんか?

私が旦那と出会ってから経験して試してみたあれこれ。

国際郵便という日本とは明らかに違うフランスの国際郵便事情。

日本の当たり前になっている郵便サービスとフランス郵便事情の違いに戸惑い、時にはムカつき、立ち向かった軌跡を報告したいと思います。

題して、

【第一弾】フランスの国際郵便 〜日本から海外へ送る際の対策〜

【第二弾】フランスの国際郵便 〜問題があった際の交渉術〜

【第三弾】フランスの国際郵便 〜超課税について〜

【第四弾】フランスの国際郵便 〜保険料請求とその結末〜

これから、

四部作に渡ってお送りしたいと思います。

まずは、今回起きた問題の体験談を踏まえて【序章編】として、

フランスのあるある、国際郵便事情トラブルからお届けします。

 

親心、祖母心と国際郵便

年の暮れの12月半ば、日本に住む実家の母から、

オカン

今日、一番早い郵便で荷物を送ったから、クリスマスには届くと思うからね。

っと、国際電話がありました。

(うちの実家には今ネット環境がない。携帯にもネット機能が付いていない。超〜アナログ思考。)

それを聞いて、嫌な予感がした私。

JAGAKO

( ̄□ ̄;)!!

(スピード便・・・!?)

もしかして・・・

EMSっていうので送った?

 

オカン

そうそう、イーエムエス。

郵便局の人に一番早いので送りたい。

って、言ったの。

(°д°;)お、オカンよ・・・

それ、2年前にもEMSで重い荷物は送らないで!って忠告したよね・・・

そんな事、すっかり忘れていたうちのオカン!!

それも・・・

オカン

クリスマスまでに届いて欲しかったから、

一番早いので送ったんだけど、

やっぱりフランスに送るのは高いね・・・

(約)2万円もかかちゃったわぁ!?

お釣りが数百円しか戻ってこなかったわ〜。

中身は5千円くらいだったんだけどね〜。

JAGAKO

はぁ!?( ̄□ ̄;)!!

(約)2万!?

送り賃が・・・

(約)2万!?

お、オ・カ・ン〜〜〜〜!!

前にも言ったよね。

送料高いから、重い荷物は船便で十分だって!!

せめて、SAL便で十分よ!!

【追記】

【番外編】フランス近隣諸国のSAL郵便物休止中!!

2018年1月21日

そんな心の叫びも、せっかく送ってくれた親心。

遠く離れた孫へのXmasプレゼントを送りたい!っという祖母心。

十分理解出来るので母には本音は言えませんでしたが、

もう、嫌な予感しかなかった12月半ば。

そして、Xmasが終わった翌日・・・。

オカンから再び、

オカン

荷物届いた?

の国際電話。

JAGAKO

( ̄□ ̄;)!!

しまった!

忙しすぎて、すっかりオカンから聞いて、控えておいた「お問い合わせ番号」を確認していなかった私。

そこで、早速ネットで検索・・・!!

 

 

JAGAKO

( ̄□ ̄;)!???

なんと、すでに届いている!

それもお届け済みになっている!!

いやいや、届いてないよ!!!

JAGAKO

ありえない!!

なんやねん、これ!?

っと、ムカつきながら旦那に相談。

すぐに総合カスタマーサービスに連絡をしてくれ、

専用の窓口を聞き出し、母が送ってくれた荷物に付与されている番号で荷物の在り処を特定。

カスタマーサービス

明日、再配達しますね。

時間は朝から18:00のにはお届けしますね。

っとカスタマーサービスの方・・・

もう、ここでも嫌な予感がしていた次の日・・・。

GONZO

午前中には来るだろう?

っと、旦那の予想を遥かに超え、

案の定、午前中には来ず、( ̄へ  ̄ 凸

午後、用事があって出かけたくても出かけるのを次の日へ変更し、

届くはずの荷物を待ち続けること・・・

16:00過ぎ・・・

「クロノポスト」の配送担当者から

クロノ配送員

携帯を忘れちゃって、今・・・会社なんで、明日届けます。

と、連絡。

(訳:携帯を会社に忘れちゃって電話連絡出来なかったから場所が特定出来ない&就業時間が迫っているから明日、お届けしますね。っと、いう事。)

JAGAKO

おぉ〜い!!

そんな訳ないやろ!!

1日携帯無しで何をしていたんでしょうか?

っと、怒りがふつふつ。

郵送料(約)2万ですよ!

もう、オカンが日本から荷物を送り出して

10日!!

どこがスピード便やねん!!

っと、日本のジィジとバァバからのプレゼントを楽しみにする息子には本当に残念な出来事。

 

言い訳はドを越したら確信犯!?

ようやく無事に届いた荷物!!

中身を開けられず綺麗な状態で届いた・・・!?

かと、思いきや・・・

JAGAKO

あれ?

JAGAKO

なんで、送り状が破られてるの?

明らかに送り状を破り捨てた後

今まで、何度も日本から送ってもらたり、自分が送っているけれど、

送り状を破り捨てられた事はない。

国際郵便も国内郵便も送り状が結構しっかり貼り付けられる仕組みになっているので、

そう簡単に送り状を取る事は出来ない。

またしても、嫌な予感がしながら・・・。

息子と一緒に中身を開封!!

母が孫のために選んでくれたプレゼントが詰まった荷物。

我が息子

ママ〜!!

壊れてるだよ。

しゅ〜ン・・・。

JAGAKO

∑(-x-;)はぁ!!!

なんと・・・

ちょうど入っていた場所が悪かったのか?

でも、これだけ壊れるって・・・。

相当な衝撃を与えないとこんな風にはならないよね?

っと、思っていたら・・・

発見してしまった!!

壊れたプレゼントが入っていた場所のちょうど外側に・・・

荷物を蹴った(らしき)後!!

今回、実家の母が送ってくれる際に利用したダンボールはヤマト郵便の頑丈な箱。

いくら梱包の仕方が悪いからといっても、

ここまで破壊されるのは明らかに強い衝撃を与えられなければならない。

何度も船便で送って、無事に紛失せずに届いている経験から・・・

JAGAKO

送料が高いわりにこの扱い!?

それも、いっぱいお菓子を入れてくれたけれど、せんべいやお菓子はバリバリになっていない。

これ・・・もしかして・・・

「クロノポスト」よ!

クロノ配送員

こんな忙しい時期に海外から荷物送るなよ!?

って、ムカついたのか?

それとも、

引っ越して新しいアパルトマンになったから住所が分からなくてムカついたのか?

(←いや、送り状に記載の電話番号に電話が無かったんですけど。)

送り届けられていないのに配送済みになっていた追跡番号。

そして、

わざと剥がされた(破り捨てられた!?)送り状。

送り状が破り捨てられた。と、いう事は、日本へ送り返しても届く保証はない。

もし、返されても日本の住所が消えているので日本の郵便配達員はどうやって送るのか?

紛失したとして扱う気だったのか?

廃棄物として捨てられる?

盗まれる??

いろいろな事を妄想したらまたしても怒りがフツフツ・・・。

JAGAKO

どういう事でしょうかね?

「クロノポスト」社よ!?

 

一旦、落ち着き、深呼吸して、いちよう・・・弁解しよう。

ただ、

フランス社会で働く人たちのみんながみんなひどい仕事をしているとは限らない。

郵便局員、運送会社の運送員、カスタマーサービス・・・

すべての人が荷物を待っている人が傷つく様な仕事をしているとは限らない。

それは、以前住んでいたアパルトマンを担当する「ラ・ポスト(郵便局)」の(管轄エリア)担当員は私が妊婦だった時、

外国人(日本人)で出産を控えていて、そのために国際郵便でいっぱいフランスに荷物が届く事を知ってから、必ずどんなに重い荷物でも下まで取りに来て!っと言わなくなったし、

その後、出産した後や再度、いっぱい荷物を送った時、

再配達通知がポストに入っていて、

連絡しないと来ないはずなのに連絡してもいないのにわざわざ翌日に再配達をしてくれる人もいました。

それには事前に旦那が上手く交渉をしてくれた事も一理あるのですが、

相手の立場(妊婦)の事情も分かった上で荷物を運んでくれる配達員だって実際にいる。

でも・・・

でも・・・

本当に多い国際郵便に関する問題。

逆に私がフランスから日本へ送った荷物で問題があった事が一度も無い。

フランスの郵便局で送る際に予想日程よりも大幅に遅れた事も無い。

私が今まで追跡機能で荷物の時系列を見ていてだいたい時間がかかっているのは、

フランスへ入国してからの税関かその後の配達。

多くの場合、配達員の問題で止まる事が多い。

そして、その代表格「クロノポスト」!!

本当に今まで良いイメージが少ない「クロノポスト」の配達員。

そんなこんなで、怒りがフツフツと湧きながら、

オカンにはやっと荷物が(無事に!?)届いた事を報告し、

日本から送られてきたインスタントラーメンで簡単にランチを済ませた師走。

チャーシューが無かったので手作り手羽餃子。

しばらくは日本のお菓子に舌鼓しながら年を越せそう・・・

そう、自分に言い聞かせて前向きな考えへシフトチェンジした年の暮れでした。

次回は、

そんな問題が多い「クロノポスト」「EMSスピード郵便」を使う際の送る側の注意点と、どうして、それが必要なのかの具体例を含めた対策をご紹介します!!

【追記】

【国際郵便】フランスの郵便局「ラ・ポスト」で問題があった時の対処方法!

2018年11月14日




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2 件のコメント

  • JAGAKO様 こんにちは。この度、日本から同じく母に荷物を郵送してもらおうと思いEMSの様子を検索してこちらのブログにたどり着きました。ボロボロの段ボールと破られた送り状を見て、つい「ひどい!」と画面に言ってしまいました。JAGAKO様も仰っている通り、きちんと仕事をしてくれる方も沢山いて、私自身は幸いな事に今までトラブルに会わずに利用してきました。ですが、こんな事をしている従業員も普通にいるのですね。EMSを名乗らないでほしい限りです。私もEMSを安心しきっている母に利用しないよう言うべきだと改めて思いました。記事にしてくださってありがとうございます。

    • Kaori 様
      温かいお言葉ありがとうございます。
      昔よりもフランスの郵便事情は良くなったと言われますが、毎回何かしらの問題が絶えないのは事実です。
      私の場合は完全に荷物が無くなってしまった事がないので、まだ良い方だと前向きに考える様にしています。
      それでも、ちゃんと届くまでヒヤヒヤしながら、何か起きた時の対策を模索し、未然に防げられるか、内心ドキドキしているのも事実です。
      多くの人が高い料金を支払ってまで利用しているEMSだから、本当にトラブルがなく、国と国を安心して渡り、お届け先に届く事が理想ですよね。
      また、何かあれば、記事にしたいと思います。
      お読み頂きありがとうございます。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。