フランスへ持ってきて良かったもの第二弾!〜あったら良いもの編〜

Bonjour〜!!

先日、新しくマルセイユで新スポットがオープンしました。

詳しくは後日また記事にしようと思いますが、夏のヴァカンスに向け、至る所で急ピッチに工事が行われています。

そんな我が家付近も只今大きな道の舗装と新しく道路を作る作業で大忙しな作業員。

そこで見かける工事道具や専門の工具は一般人も手に入るプロ用の道具が販売されているフランス。

こちらに来て思うのは日本だったらそう簡単には手に入らない職人用のDIY道具も簡単に買えて使いやすいデザインが多い。っという事。

そこで、今回は「フランスへ持ってきて良かったもの第二弾」として、

お国が変われば必要とされるものも変わる。

そこから生み出され、必要とされるモノとされないモノなどの違いについてお送りします。

最後にはそうか!だから日本とフランスは違うのか!!

っと、いう事が分かると思います!!

第一弾についてはこちらから〜

フランスへ持ってきて良かったもの第一弾!〜電化製品編〜

2018年4月12日

 

 歯ブラシの小さいヘッドは子供用!?

フランスへ来てびっくりしたのは、

ありえないぐらいのショコラやガトーなどのお菓子の摂取量が多く、虫歯になりやすい環境なのに、歯並びが良くてキラッと輝く歯のフランス人が多い事です。

それも、ちゃんとした歯科検診は小学校へ入ってからだというから驚き!

フランスの小児科医からも歯が生え変わってからが大切!!

を強調され、周りのお子さんも歯磨きに関しては意外に無頓着。

もちろん幼稚園でも「歯ブラシ」を持参する事もなく、日本の幼稚園へ入れた際の持ち物に「歯ブラシ&コップ」が記載してある事にカルチャーショックさえ覚えたほど。

でも、大きくなるにつれて歯並びが悪いと即、歯医者へ行き歯の矯正をします。

だから、小・中学生くらいの子が矯正をしている姿をフランスでは当たり前の様にとても見ます。

これには手厚い医療保険料適応で歯の矯正治療が簡単にできるので若いうちに歯並びの矯正をする子供が多いのです。

そんな、びっくりな事情もあるのですが、何よりもびっくりしたのがどのお店に行っても「歯ブラシ」のヘッド部分が大きいものしかなく、我慢して使っていましたが・・・

何度、はぶきが傷ついてそこから口内炎になってしまったか・・・。

そこで、妊娠し、出産し、出産の後遺症?

子供を産むとよくなる!?と噂だった口内問題で親知らずが出てきたのをきっかけに初めてフランスの歯医者さんへ行った際、

JAGAKO

どうしてフランスでは「歯ブラシ」のヘッドが大きいのか?

その疑問が分かりました。

それは、フランス人は日本人と違ってあごが小さく骨格がしっかりしていて、縦(奥)に歯列され、長めの歯ブラシのヘッドでないと奥まで磨けない。

それに比べ日本人は横(横長)に広がる顔の骨格で歯と歯の隙間が狭く歯医者さんでも安易に、

ただ、親知らずを抜く。

っという事が出来ない。

っと、拒否られ、親知らずを専門とする歯医者さんへ紹介状を書いてもらい行くはめになりました。

もう、その頃には激痛になっていて速攻抜いて欲しかったのに、日本人の親知らずはある程度歯が生えなけれが簡単な抜歯ではなく手術になるのだと。(※親知らずの出方による)

と、いう事で日本から持参する荷物の一つに「歯ブラシ」があります。

逆に旦那は日本に住んでいた際、フランスの「歯ブラシ」をわざわざ送ってもらっていました。

GONZO

日本の歯ブラシは子供サイズばかりだね・・・。

なんで?

そんな、会話すらすっかり忘れていましたが、今では納得の「歯ブラシ」問題。

JAGAKO

でも、実は最近見つけました!!

大型のスーパーで日本の様な小まめに磨ける「歯ブラシ」を!!

左:大きめなヘッド、右:比較的小さめなヘッド

ちなみに・・・

左「SOUPLE」:ソフト、右「 MEDIUM」:ふつう

ちゃんとブラシの硬さも好みによって選べます!

でも、これ・・・。

実は10代くらいの子供用や女性におすすめの大きさで男性には小さくて物足りないのだとか・・・。

【なるほど!そうなのか!!】

●日本人とヨーロッパ人の歯の骨格が違うので、フランスでは大きなヘッドの「歯ブラシ」が主流

●日本人が一般的に使うサイズの「歯ブラシ」はフランスでは主に子供用

 

補足

ちなみに硬水のヨーロッパ。

歯磨き粉は必ずフランスで販売されている商品をおすすめします!

種類も多く、硬水に対応している歯磨き粉でないと虫歯になってしまう恐れがあります!!

お気をつけあれ!

 

 

やっぱりあったら便利な「電子辞書 」

携帯アプリなどIT技術の進歩で簡単に翻訳が出来る世の中になってきて、

JAGAKO

将来、翻訳家という職業が要らなくなるんじゃないか?

っと思ってしまう程ですが、

正確な外国語、例文や慣用文など外国語を学ぶ上で分からない言葉を正確に覚える事は大切な事で、どんなに進化しても曖昧な表現や意味違いな翻訳だったりして、私も携帯アプリで覚えた言葉の訳がおかしかったりして痛い思いもしました。

だから、やっぱりあったら役立つ「電子辞書」はまだまだ手放せないアイテムの一つです。

【なるほど!そうなのか!!】

●外国には日本の優れた「電子辞書」があまり販売されてない

●特に和訳のソフト内臓、又は外部メモリーカード式やダウンロード対応など「電子辞書」のクオリティが高い

●簡単&便利な携帯アプリは正確な外国語の翻訳じゃない場合がある

●携帯アプリの場合、バッテリーの減りが早くいざという時に役に立たない場合がある

 

 

寒い季節に重宝する「ホッカイロ」は使い方が豊富

南フランスに住んでいると年間を通して晴れている事が多く、激寒な時期が短いため

JAGAKO

あってもなくても〜っ

と思っていましたが、スキーバカンスのあるフランスで雪山に行く際や生理痛がひどい方はあった方が良いと思います。

特にパリや北フランスの冬は本当に寒いので、あったらあったで重宝します。

ちなみに、今の世の中いろいろなモノが販売されているので実は、フランスでも同じ商品を見つけました!

でも・・・どこでも販売されている訳ではありません。

それは、ヨーロッパの人は元々狩猟民族なので、それも赤肉を食べる習慣が日本人よりもあるため基礎体温が高いです。

(おかげで?私は靴下を履かないと冬場は寝られない程の低血圧な冷え性でしたが、フランスで赤肉を食べる様になってから改善されました。)

そんな、

フランス人は冬でもジャケットを脱げばTシャツだけとか、37度の熱は平熱の部類に入るので全然心配されない事。(ちなみに私はフラフラ)

そして、

日仏過程で、旦那がフランス人の場合、フレンチ夫達の会話の中で、日本人の嫁をもらったからには暖房代がかかる事が共通の愚痴だったりします。(苦笑)

 

【なるほど!そうなのか!!】

●ヨーロッパ人は主食として肉を食べる習慣があるため、日本人と違って基礎代謝が良く、体温が高いため、「ホッカイロ」などの防寒アイテムを必要としないためあまり販売されていない

 

《追記:2019年 某日》

実は、ようやくフランスの有名スポーツ用品店「Decathlon(デカトロン) 」で見つけました!

スランス版ホッカイロ!

実は、日本にも出店を果たしたので、これから続々と日本で売れる物がフランスでも定番になっていくのか・・・。

日本では2019年3月に第1号店が阪急西宮ガーデンズにオープン

引用元:デカトロン(2019年6月29日 (土) 11:48  UTCの版)『ウィキペディア日本語版』wikipedia

海外の企業が日本へ進出すると、(代表例:IKEA、Picard(ピカール)など)目の肥えた日本人の製品選びに対応し、いろいろな商品が新たに増え、逆輸入される事があるので、日本では当たり前の定番商品やヒット商品が、1〜3年後にフランスでよく見かける様になります。(例えば、倒れても水こぼれしない赤ちゃん用のマグ、和柄食器やカトラリーなど・・・)

これからが楽しみです。

 

当たり前で短な「文房具」は世界に出たら驚きの高技術製品

フランスにも多くの便利な文房具が販売されています。

元々職業として「画家」や「アーティスト」が多いため、美術道具はヨーロッパ内、フランス産の方が紙や絵の具などの顔料になる素材が上質なので世界各地で販売されています。

でも、細かな作業とデザイン、機能性や利便性、そして性質の研究能力は日本の技術の方が高い事を感じます。

それは、デザイン性は高いフランス。

でも、速攻壊れる。そしてお値段は可愛くない。

でも、日本の文房具の技術、デザイン性、機能性と利便性、そして何よりもお値段は日本の方がかなり優れています。

だから、お土産に配るのにもお手頃で気に入ってもらえます。

補足

ヨーロッパは幼い頃から万年筆を使い、ボールペン(特に青)率が高いので、日本の様に鉛筆を使い、間違った&訂正は消しゴムで消す習慣が少ないので丈夫で使い勝手がよいシャープペンシル、消しゴムの何気ない使い易さは絶賛されます。

ぜひ、お土産にいかがでしょうか?

 

【なるほど!そうなのか!!】

●万年筆、ボールペンを使う習慣があるので鉛筆、シャープペンシルなどの種類と技術は日本の方が高い

●製品が雑ですぐに壊れる&芯が折れる、消しゴムは消えない&ノートが汚くなる。など、使い勝手が悪い

●デザイン性、機能性、利便性においては日本の文房具技術はハイレベル

 

 

 

外と中をきっちり分けたい人には安心「スリッパ」

欧米・欧州は外でも部屋の中でも靴で過ごす習慣が普通なのは、お互いの生活習慣でまず驚く点でもあります。

日本はヨーロッパと違って高温多湿で雨が多く、湿気を逃がすため床を高く上げた家の作り方が一般的です。

台風や地震も多く、自然災害に見舞われる事も多いので、川の氾濫や雨などの影響でカビが生えやすく、傷みやすい床板のため、土間が作られ、玄関、台所と通常過ごす部屋と分けて生活をしていた歴史があるため、靴を脱いで生活する習慣が生まれました。

でも、ヨーロッパは1年中カラッとしていて、湿気が少ないため体臭の匂いも気にしません。カビが生える事への抵抗も日本ほど敏感になる事もないので、靴も履きっぱなしです。

でも、

お家で靴を脱ぐ事で部屋の中は綺麗で清潔な空間を保っていられるし、何よりも外から部屋の中に入った際、くつろぐためにも靴は脱ぎたいものです。

だから、やっぱり「スリッパ」は必須です。

 

【なるほど!そうなのか!!】

●部屋の中と外を分けて部屋の中を綺麗に保ちたい人には必需品

●日本の製品の方がお値段、履き心地、製品のクオリティが高い

 

 

補足

実は、靴を履いたまま生活をするのが普通な欧米・欧州人ですが、

近年では、お部屋の中を綺麗に保っていたいなどの衛生面から、

日本式の様に帰宅後に部屋履きに履き替える習慣の人も多くなり、日本とは少し違った「スリッパ」が一般的に販売され、特に石畳で寒い冬場は「スリッパ」コーナーがよく登場する様になりました。

お家のリノベーションで入り口(玄関)付近に下駄箱を設置するお家も増えました。

 

 

両手が空く「リュックサック」は子持ちや学生には特に楽

子供が小さいうちは手提げよりも背中に背負って両手が空く「リュックサック※以後リュック」はかなり楽です。

もちろん、フランスでも「リュック」は販売されています。

でも、オシャレなデザインの多くは「リュック」=大人男子の「リュック」が多く、すぐに見つかるのですが、大人の女性用「リュック」=子供用のデザインが多く、安くて、機能性に優れ、可愛い、使いやすい大人の女性でも愛用出来る「リュック」はあまり見かけません。

以前、日本に一時帰国した際、あまりにも町中の人が愛用していてかなりびっくりしたのが、「anelo」の「リュック」でした。

安くて、機能性もよく丈夫なのも売れ筋なんだと思いますが、意外に同じ様な製品が見つからないフランス。

何かと荷物が多くなる人には大容量で疲れない「リュック」が一つあると楽です。

 

【なるほど!そうなのか!!】

●フランスは幼稚園児から背中に背負う「リュック」で登園(登校)します。

だから、「リュック」=子供のかばん。

※日本のランドセルは日本独特の子供用かばんでヨーロッパではかなり珍しがられます。

軽くてスキーなど、スポーツ用の「リュック」は大人用もあるけれど、どんな服にも合う様なデザインではない。

●大人用の「リュック」は小さい、使い勝手が悪い。など日本の様にすぐに安くて良いものが見つけられない

 

 

経済的でからだに良いランチ時間に日本の「お弁当箱」は高性能

日本のお弁当文化は「BENTO(ベントー)」としてそのままの日本語で浸透しています。

フランスはお弁当で登校する事を「ピクニック」と言われ、みんなが持ってくる「お弁当」はかなり質素です。

最近も給食がストライキになり、その代わり「PIQUE-NIQUE(ピクニック)」になりました。

親を悩ませるストライキ王国フランス。お弁当持ちの給食のストライキはまだ良い方!

その際に子供達が持ってくるお弁当は、定番がサンドイッチですが、

JAGAKO

!!!( ̄□ ̄;)!!

なんと!

ポテトチップスの袋やフルーツがそのまま入っている子もいたのだとか。

毎回息子に持たせるお弁当にクラスの子や給食担当のアシスタントが覗きにくる様で説明したい息子は何が入っているのか事前に聞いてきます。(苦笑)

お弁当デビューと嫉妬

2017年10月14日

私は毎日、手抜き弁当を旦那に持たせていますが、旦那の同僚にも毎回羨ましがられる日本のお弁当文化。

飽きないバランスの摂れた食事が出来るメリットや何よりも経済的なお弁当。

ひと昔前から海外でもお弁当ブームで日本でもネタの様に話題になっていましたが、

今でも継続され続けているため、キッチン・雑貨店などではお弁当箱の取り扱いが年々増え続けています。

その中で思ったのは、日本人の様に細かな作業が基本的に苦手でわざわざお弁当だけのために料理をする事が一般的ではないフランスの家庭でも簡単にお弁当を持って行けるデザイン性、機能性のあるお弁当箱も増えてきました。

【なるほど!そうなのか!!】

●お弁当文化が無かったためお弁当箱のレパートリーが少ない

●お弁当箱と言ったらタッパーが主流で全然オシャレじゃない

●お昼はサラダやサンドイッチなど簡単なメニューがランチの定番で、細かな作業、何種類もおかずを作る事がない、レシピが分からないので簡単な1品盛りのお弁当箱が多い

 

 

 

【番外編】現代病!?目の疲れには「アイマスク」

前回ご紹介した、

フランスへ持ってきて良かったもの第一弾!〜電化製品編〜

2018年4月12日

電化製品よりももっと気軽に使える「アイマスク」はホッとする瞬間です。

デスクワークやついつい見過ぎてしまうスマートフォンなどで疲れた際は是非!

 

【なるほど!そうなのか!!】

●疲れやストレスを癒すには最適

●類似品をなかなかフランスで見つけられない

 

 

 

まとめ

いかがだってでしょうか?

住んでみて分かる必要なあれこれ。

観光で訪れた際にも売っている物を買えば荷物は軽く、身軽ですが、あった方が良い場合もあります。

そんな、日本の商品にスポットを当ててみました。

そして、お国変われば販売されている商品の違いや疑問に、

JAGAKO

なんでだろう?

っと、思う事も多くありましたが、それには理由があったりします。

そんなお国によって違うあれ、これが分かってもらえたら幸いです!




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。