Bonjour〜!
南仏(なんふつ)マルセイユのJAGAKOです!
南仏プロヴァンスは、夏のバカンスシーズンになると、どこに行っても中心街は人がいっぱいです。
アジア圏(特に中国、韓国)、近隣諸国や欧米、北フランス圏の観光客など、南仏独特のなまりのあるフランス語ではない言葉が行き交うのも観光地ならではです。
そんな、観光客が最も集まる場所が、マルセイユの中心地「Vieux-Port(ビュー・ポール/旧港)」と呼ばれる場所です。
今回は、
観光客目線で、マルセイユの中心街「ビュー・ポール/旧港」近辺のおすすめレストランをご紹介します。(もちろん地元、近隣在住の方も大歓迎!!)
マルセイユの有名観光地情報はこちらから
あまりにも紹介したいレストランやカフェが多いのでさらに、ポイントを絞ってみました。
●南仏魚介料理が堪能できるレストラン&ビストロ
●小腹が空いた時におすすめなお店
●観光で歩き疲れた時におすすめのカフェ
●景色が一望出来て特別な日におすすめのレストラン
POINT 旅のお供にこの1冊
マルセイユで1番有名なビューポールの老舗のブイヤベース「Le Miramar」
マルセイユ人がブイヤベースと言ったら「Le Miramar(ル・ミラマール)」っと、いう程Vieux-Port(旧港)で一番有名な老舗のブイヤベース専門のレストランです。
近年ではブイヤベース以外の単品メニューにも力を入れている様で、
そんな、飽きさせない「ブイヤベース」で有名な老舗のレストランです。
観光案内所主催で毎月第3木曜日の9:30〜14:00の間、
「Le Miramar(ル・ミラマール)」のレストラン内でブイヤベースの料理見学・体験が出来ます。
詳しくは観光局オフィシャルサイトよりご予約可能です。
ぜひ、この機会に食すだけではなく、本物のブイヤベースが一からどうやって出来上がるのか?を見学・体験を通して南仏マルセイユ名物「ブイヤベース」の奥深さが分かるといいですね。
実は意外にマルセイユ人でも本格的な昔ながらのブイヤベースを堪能するのは一般的ではなかったりします。いわゆるブイヤベース=観光客用のレストラン。だから、初めてマルセイユに来た時に連れて行ってもらったこのレストラン。「次はもう、いいかな。」っと正直思っていた私の気持ちを「再度また行ってみたい!」に変えてくれたレストランです。
「Le Miramar(ル・ミラマール)」
●住所:12 quai du Port 13002 Marseille France
●電話:04 91 91 10 40/04 91 91 41 09
●予算:《単品メニュー》19 €〜、《ブイヤベース》お一人様65 €〜 《子供》:25 € ※12歳まで
●定休日:月曜日
●交通・アクセス:《お車の場合》Parking de l’Hôtel de Ville (quai du Port 13002)へ停車可能。
※駐車券を必ずレストランのスタッフへ渡してください。
《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から MuCEM(ヨーロッパ・地中海文明博物館) 方面、Quai du Port(ポール通り)沿いにあるレストラン。徒歩約1〜2分くらい。
《トラム》Line2 Belsunce Alcazar又はSadi Carnot下車徒歩3〜4分
お手頃価格で地中海の魚介類をご希望の方は「La Marinière」
初めにご紹介した、本格的な「ブイヤベース」で有名な「Le Miramar(ル・ミラマール)」とベルジュ埠頭マーケット(Quai des Belges Market)を挟んで反対側にある「La Marinière(ラ・マリニエール)」はお手頃でブイヤベースや魚介料理が堪能できる庶民派漁師めしレストランです。
《La Marinière店内》
《漁師のレストランらしい装飾の数々》
旧港を見ながら堪能する魚介のダシを使った料理は、
南仏に来たなぁ〜っ
と思わせてくれる一品です。
《ダシの効いたパエリアは見た目以上に美味!!》
《ムール貝のワイン蒸し》
旧港周辺の数あるレストランの中でも、「THE漁師めし屋」っぽい雰囲気と料理内容。そして、「Le Miramar(ル・ミラマール)」よりもお得に頂けるブイヤベース。ボリューム満点でおすすめです。
「La Marinière(ラ・マリニエール)」 ●住所:47 quai des Belges 13001 Marseille France ●電話:04 91 33 52 73 ●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から opéra(オペラ) 方面へ向かっていくとあります。徒歩約1〜2分くらい。
庶民派ビストロでガッツリ飯なら「Le Pointu」
当たり外れの多いフランスの観光地レストランの中でも「フランスのビストロ!」っというのを味わえるビストロらしいビストロ「Le Pointu(ル・ポワントゥ)」。
料金的にも料理的にも観光地での平均的なバランス。
《魚介のグリルは程よい塩加減が丁度良い!!》
《カフェ・グルマンはいろいろなガトーが食べられるからオススメ!!》
懲りすぎず、雑でもなく、見た目でも味でも楽しめ、料金的にも観光地にしては平均的。それは、付け合せもちゃんとしているから。意外なポイントですが、メインの量(肉や魚)より付け合せのポテトフライやサラダの方が場所を占め、かさ増ししているビストロは結構多い。焼くだけの肉や魚になぜ?こんな料金・・・それがないところを評価。
「Le Pointu(ル・ポワントゥ)」
●住所:18 cours Honore D Estienne D Orves 13001 Marseille France
●電話:04 91 55 61 53
●予算:お問い合わせください。
●定休日:年中無休
●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から opéra(オペラ) 方面、Cours Jean Ballard(ジャン・バラール広場)沿いから少し小道に入ったところにあるお店。徒歩約3〜4分くらい。
家族連れにおすすめなフレンチ式ビュッフェ「Les Buffets du Vieux-Port」
《いろいろなレストランが連なる一角にあるのでお見落としなく!!》
家族連れや団体の方におすすめ&とってもお得な「Les Buffets du Vieux-Port(レ・ビュッフェ・デュ・ビューポール)」
元々庶民派な私はビュッフェが大好き。
いろいな料理が味わえるし、好き嫌いの多い子供連れにもいろいろ選べる選択肢があって優しいお値段。
フランスは日本と違った面白いビュッフェスタイルのレストラン(ファミリーレストラン)が次々とオープンいしているのですが、このレストランは群を抜いてメニューの豊富さ、新鮮さ、そしてスタッフの柔軟性が良いのでリピートしたくなる、
いつ行っても満足なビュッフェレストランです。
特にランチ時はいっぱいなので予約すると良いかもしれません。
前菜から種類が多くて迷いますが、特に日本から観光で来店される場合、種類が多すぎて何を選んだら良いか分からないフランスのfromage(チーズ)の種類も多いので、食べ比べするのにはすっごくお得でおすすめです。
お腹を減らして来店したいビュッフェレストランです。
《前菜だけでお腹いっぱいになります。》
ビュッフェ大好きな私。でも、いろいろなシステムがあって、初来店の際は後から後悔する事が多いビュッフェレストラン。でも、日本のビュッフェスタイルによく似ていて裏切らない。料金が明瞭会計でぼったくられ無い。(苦笑)何よりフランスの食文化の数々が少しづつ味わえるのもポイントが高いです。
「Les Buffets du Vieux-Port(レ・ビュッフェ・デュ・ビューポール)」 ●住所:158 Quai du Port 13002 Marseille France ●電話:04 13 20 11 32 ●予算:大人:お一人様23 € 子供:13 € ※10歳まで ●定休日:年中無休 ●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から MuCEM(ヨーロッパ・地中海文明博物館) 方面、Quai du Port(ポール通り)沿いにあるレストラン。徒歩約10分くらい。
イタリアンお惣菜&レストラン「La Casertane」
《地元民が通うイタリアンお惣菜店》
イタリアンレストランの「La Casertane(ラ・カゼルタン)」は、店内に入ってすぐ、目の前に現れるショーケースの中から、本日のお惣菜を選び、テイクアウトするのか、店内で食べるのかを選びます。
お惣菜はさっぱり冷菜系から、温かいメニューもあり、ランチ時は近所の人から観光客などで賑わいます。
ご近所さんに人気の気軽にテイクアウトできるメニューの中で、自家製生パスタを初め、イタリアブランドの乾燥パスタ、「fromage(チーズ)」などもあり、種類も豊富です。
《店内は田舎のイタリアみたい》
これ、フランスのイタリアンレストランあるあるです。↓↓↓
《イタリアンで定番グリッシーニ(細い棒のようなパン)》
《店員イチオシのラザニア》
《結構酸っぱめなお惣菜!ワインがすすむ一品》
テイクアウト専用のシャルキュトリー(お惣菜屋)はたくさん街の至るとこにあるけれど、その場で食べられる事と田舎風なイタリアンレストランなので気楽で居心地が良い。
「La Casertane(ラ・カゼルタン)」
●住所:71 rue Francis Davso 13001 Marseille France
●電話:04 91 54 98 51
●予算:その日の仕入れ、日替わりメニューのためお問い合わせください。
●定休日:日曜日
●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から opéra(オペラ) 方面、Cours Jean Ballard(ジャン・バラール広場)を抜けて小道のRue Francis Davso(フランシス・ダヴソ通り)通りにあるレストラン。駅から徒歩約5〜6分くらい。
南仏まで来て中華料理!?フレンチに飽きたら「海上小厨Shanghai Kitchen」
以前、旦那が怪しい日本食レストランへ連れて行ってくれたのですが、日本食というよりも中国人が経営しているであろう名前だけ日本名だけど、怪しすぎなアジアンレストラン。
その後に新装オープンした中華料理のレストラン。
本格的な中国料理店で、
初めからこのお店の方が良かったのでは?
っと思うほど何を食べても結構美味い「海上小厨Shanghai Kitchen」。
向かいには外観も店内もTHE老舗の本格中国料理!!と銘打ったレストランがあるのですが、そちらは観光バスが横ずけされ、いかにも中国の観光客用の中華レストラン。こちらの「海上小厨Shanghai Kitchen」は小さいレストランで地元民が通う本当に美味い中華レストランです。
アジア系の味に飢えた際は是非!!
実は、中華料理店は結構どこでもあって、日本とは違う味付けだけど結構、美味しいお店が多い移民の国フランスの中華レストラン。でも、「日本食の方が売れるから。」っという理由で中国人がエセお寿司屋さんを開店しているのを多くみます。だから、速攻潰れるのですが・・・そんな中、街の中心で心機一転、中華料理店で勝負をした事とリーズナブルでボリューム満点なのがポイント。
「海上小厨Shanghai Kitchen」 ●住所:14 cours Jean Ballard 13001 Marseille France ●電話:09 54 68 60 62 ●予算:ランチメニュー12.80€〜/単品2€〜 ●定休日:月曜日 ●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から opéra(オペラ) 方面、Cours Jean Ballard(ジャン・バラール広場)沿いにあるレストラン。徒歩約3〜4分くらい。
ファーストフードの定番ケバブを食せる「Tombiq Doner」
フランスに来て思った事・・・
至る所にケバブのお店が多い!
と、いう事!!
そこで、数あるケバブのお店で安い、早い、美味い。
そして、ボリューム満点のVieux-Port(旧港)付近でおすすめなケバブの「Tombiq Doner(トンビク・ドネ)」です。
中東とその周辺地域のスパイシーな味付けをした肉料理。本場のケバブは羊肉を使用。フランスの街角では「ドネルケバブ」っと言って、大きな肉の塊を串刺しにしてクルクル回転しながらじっくり焼いて注文時に提供する間際にそぎ落としてパンに挟みポテトと添えるのがフランスのケバブ専門店の定番。
私はケバブ=トルコ料理だと思っていましたが移民の語学学校に通った際にイラン人、チュニジア人、パキスタン人などみんな「ケバブは自分の国の食べ物だ!」っと、いうのを主張しているのを聞いて、トルコ料理だと限定してはいけない事を知ったほど、意外に奥深いケバブ料理。
食を知って、その人の国を知る。
海外生活の面白いところです。
お店の外観はパッと見、お世辞とは言え無い綺麗さですが、観光地のレストランがお値段が高いのに反して安くて、早くて、美味い!の三拍子が揃っているお店は意外に少ないフランス。スタッフの人も良い人だったのでそこもポイントアップ。
「Tombiq Doner(トンビク・ドネ)」 ●住所:21 rue Saint Saens 13001 Marseille France ●交通・アクセス:《メトロ》Vieux-Port – Hôtel de Ville(旧港駅)から opéra(オペラ) 方面、Cours Jean Ballard(ジャン・バラール広場)沿いから少し小道に入ったところにあるお店。徒歩約3〜4分くらい。
まとめ&ミニ情報
ご紹介したいお店はたくさんある中、
今回は、
●南仏魚介料理が堪能できるレストラン&ビストロ
●小腹が空いた時におすすめなお店
を中心に絞ってジャンルは問わずご紹介しました。
ちなみ、当サイトの注意点ですが、
バカンスシーズンは、営業時間の変更が多いので当サイトでは定休日は記載しましたが、基本的な営業時間は記載していません。
直接ご連絡・ご確認ください。
お電話でのご連絡はフランスからの場合は記載通り。
日本からご予約する場合は+33に頭の0を除いた番号になります。
ちなみに、メールでの事前予約の際、各店舗にサイトがある場合は通常英語・フランス語での対応になります。
もし、外国語での予約に抵抗がある場合は、グルヤクが、日本語対応で簡単です。
次回は、
●観光で歩き疲れた時におすすめのカフェ
●景色が一望出来て特別な日におすすめのレストラン
を中心にご紹介します!
次は単品料理も味わってみたい!!