【国際結婚 姑との関係】フランス人のお姑さんと私

Bonjour〜!

唐突ですが、ご結婚されている方、

JAGAKO
お姑さんとの関係はどうですか?

私は国際結婚なので旦那のお母さんは生粋のフランス人です。

生まれた環境も違えば生活環境も違う。

人種も違えば考え方も違う。

でも、不思議と義理母に対して嫌な思いをした事がない。

フランスへ来てフランス語も出来ぬまますぐに妊娠が発覚して、

旦那は仕事の関係で私の住むマルセイユに毎週末しか帰って来ない状態だったので

義理母には息子が生まれる前に良い事も悪い事も散々言われたし、心配されたし、

いっぱい助けてもらいました。

でも、不思議と孫が生まれて結婚して、

正式な嫁となった私は会うたびに可愛がられている事を実感する日々。

今は、それが旦那と旦那兄の彼女との溝になるので、

可愛がられる嬉しさと嫉妬に悩まされる事も・・・。(それについてはまた今度。)

そこで、フレンチ姑との人間関係って人種じゃないな。

っと、思った事。

日本人同士でも合う人は合うし、合わない人は合わない。

それがフランス人となると全然考え方が違う。

でも、不思議と言葉の全部は理解出来なくても意思疎通は出来る。

私は逆に実の母親と全然考え方が真逆で合わない。

一緒に長く居られない。

楽しくない。

お互いにストレスに感じてしまう。

決して実の母親が嫌な人ではない。

ダメ母でもない。

でも、昔から全然噛み合わない実の母。

母本人から

オカン
あんたとは本当、昔から水と油!!

っと言われる程お互いに交わる事のない性格だと納得している関係。

いつしか一緒の家に住んでいても社会に出て仕事をしていればすれ違いで会わないし、

小さい頃から両親共働きの鍵っ子だったので、自分の事は自分でやる。っという事が身についている事もあり、同じ家にいてもお互いに衝突しない距離感を保って生きて来ました。

でも、兄が会社を立ち上げて一緒に立ち上げに参加した際は、

JAGAKO
あぁ〜本当に(うちのオカンとは)合わないなっ。

っと、いう事を実感。

私も兄も進歩的な考えができるし、その場、その場を臨機応変に立ち回れる。

でも、母はそれができない。

小さなコミュニティでしか生きて来なかった母は人間の幅が小さすぎる。

それが実感できた家族総出での兄の会社立ち上げ。

社会人時代に散々、人間関係で良い面も悪い面も経験してきて、会社を立ち上げる大変さを知って、元々会社を経営していた両親の凄さも身にしみたけど、家族間の溝も半端無かった。

そんな血を分けた家族ですら分かり合えない事だっていっぱいあるのに、

育った環境も違う、言語も違うフランス人義理母と上手くいくのか?

そんな不安がずっとあったのは子供を授かって、

嫌味にも近い心配をされたけど、何かある度に義理母が助けてくれたおかげで、

今の自分がいる。っという事実。

逆に、義理母のお友達から嫌味を言われる度にかばってくれたのは義理母だったから。

それに、不思議と義理母の考えと私はよく似ているらしい。

義理母は何かある度に旦那に電話が入る。

義理母の家を仕事場にしている義理兄が毎日通っているのに、

義理母
Cはあてにならないの。(怒)

だから、

JAGAKO
えっつ!

そんな・・・くだらない事!!?

っという事でも電話がかかってきて、旦那は実家へ・・・。

そして、義理母の愚痴を聞かされる。っというパターン。

私が旦那に怒ったり注意する事と同じ事を義理母に言われたりするらしく、

GONZO
あなたとママンはいつも同じ事を言う。(爆)

っと旦那からキレられる。苦笑

その事を話す度に義理母は私に対して共感を持つらしい。っと、いうパターン。

私的に、

JAGAKO
女だったらみんなそう思うだけ!

っと、言うのだけど、根本的な考え方が似ているのだと。

それは先日、

私が短期で働きに出るから。っと言うのを聞いた義理母は、

義理母
じゃがっ娘が週末働いて頑張るから〜

と、働きに出る前日に何故かプレゼントと一緒にレストランへ連れて行ってもらいました。

本当は私の方が先にお金が入ってきたら、

JAGAKO
いつもお世話になっているママンとレストランへ行きたいなぁ〜

と、サプライズしようと思っていたのに、先手を打たれてしまいびっくり。

いつも、人に対する根本的な考え方が合うらしい。

子供が生まれ、一旦落ち着いてから結婚式を南フランスで挙げたのですが、私は結婚式の準備で何度も何度も、

JAGAKO
もう結婚なんてしたくない!

もう、いや!!

っと思っていたけど、今となっては私よりも旦那の方が満足していて、離婚率の高いフランス社会において、いつか別れるかも?っと言うのは旦那の中では絶対にない。

っと、言い切った。

JAGAKO
いや!

私は来年でも離婚出来ると思う!!

っと、言ったら、

GONZO
じゃがっ娘はママンに似てるから絶対ないよ〜〜

だと。どっからそんな自信満々な発想が湧くのか不思議なくらい。

でも、現実的に旦那の周りのお友達も義理母の周りのお友達もほぼパートナーが変わっている。

バツ1なんて当たり前。

でも、不思議と(失礼)義理母は旦那のパパとしか結婚した事がないし、

GONZO
もう、パパは亡くなったから、後の人生違うパートナーと生きてもいいんじゃない?

っという息子たちの意見も聞きつつ、恋人が出来ても死ぬまで今の苗字を名乗るのだと。

GONZO
ういう義理母にじゃがっ娘は、性格が似ているから別れる事がない。

っと断言する旦那。

旦那と出会って結婚するまで12年

今までの道のりが長かったから、これからはずっと一緒に生きていくのだと。

私だったらこんな毎日、口うるさい女は嫌ですけど。(←口うるさく言ってる自覚があるから問題だ。)

でも、旦那と義理母も会う度に喧嘩か?バリの言い合いを目の当たりにしても最後にはなんだかんだで仲良くなって終わり。

それが当たり前だから、私の口うるさい小言も気にならない強者。

そう、義理母と一緒で何かある度にこれやって、あれやって、っと面倒くさくて、

口うるさい女をあえて選んだ旦那。

きっと、旦那の宿命かもしれない。(笑)

私が日本人でも、座ったら茶(カフェ)が出てくるような気の利いた大和撫子的な女じゃないけど、

働き者の義理母思考は私とよく似ている。

だからこそ、

嫁と姑がなんだかんだ上手くいけるのは似た者同士の間にいる旦那がそれぞれお互いの距離感を保てくれているからなんだと最近実感。

良い事も悪い事もいろいろ言いたい言い分なんて人それぞれある。

本音で言ったら絶対あると思う。

でも、私も義理母もお互いに良い距離感を維持しながら

良い嫁と良い姑の関係を保ていられるのは自分の親の性格がわかる旦那のおかげ。

これって、日本人だろうが、フランス人だろうが関係ないと思う。

旦那はハッキリ言う時は言うし、その場を濁した方が良い場合は深入りしない。

嫁の立場にも姑の立場にも立てる人。

でも、どちらが大切か?って言ったら産みの親の意見も大切だけど、

今の立場上不利な私を大切に思ってくれる。守ってくれる。

だから、私たちは上手くいけるのだと。

日本に住むお友達からもよく嫁姑問題を聞くけど、

どんなにわかり合いたいと思っていても所詮は他人!!

難しい関係の嫁姑問題を垣間見る事が多々ある。

旦那さんが全然協力的ではない人家庭は小さな火種が大きな山火事になる様な場面もある。

または、どんなに旦那さんが協力的でもいざ、実の母に物申せない旦那さんもいる。

現実問題うちの母と義理妹の関係は昔は母が嫁に気を使いすぎて自滅して、

・・・いつしか嫁、悪者扱い。

私がどんなに諭しても聞き入れないうちの母。

兄嫁は本当に良い人。

母の話を聞けば聞くほど、間に入ってまとめる人間がいなくて、

勝手な母の勘違いが大きな問題に発展して近くにいるのにも関わらず母の口からは

嫁の愚痴しか出てこなくなった。

勝手な思い込みが激しい母の嫁への愚痴を聞かされる兄は両親と距離を置く。

そりゃ、当たり前でしょ!!

自分が選んで結婚したパートナーを悪く言われたら誰だって嫌な気持ちになる。

兄は温厚な人。

悪口を聞いても、言わない、見守るだけ。

母に何を言っても無駄だと。喧嘩したくない平和主義者。

結局、私が間に入って母と大げんか。そんなパターン。

私はどっちの味方もしないし、どっちの意見も悪く言わない。

正当な話合いを求めるのだけど、母にはすでに進歩的な話は出来ない状態。

終いには、

オカン
出て行け!」

もう、帰ってくるな!!

JAGAKO
はぁ〜。

困った実の母。

だから、何かあるたびに喧嘩腰になる旦那と義理母だけど言いたい事を言い合えて、

裏表がなくて、良い事も、悪い事もハッキリ言ってくれるフランス人が私は今、楽でしょうがない。

あぁ、そういう意見もあるんだ。

私の考え方は間違っていたんだ。

っと、気付かされる事もある。

大切なのは相手を思いやる気持ちだし、相手の意見もしっかり聞き入れられる寛大さ。だと思う。

生まれた習慣、環境、言語、食生活・・・何もかも違う旦那家族だけど、

根本的に家族を大切にしたい思いは変わらない。

自分と関わった人を大切にしたい。

大切に思って行きたい。

ただ、それだけ。

自分の意見も相手の意見も聞き入れられ、考え方の違う意見をぶつけられても、

歩み寄れる考え、進歩的な考えが出来れば人間関係は上手く行くと思う。

それが、私がフランスに住みだして義理母から学んだ事。

あと、2年で定年退職になる義理母。

20代で就職してから60歳を過ぎてもずっと同じ会社で働き続けられる

社交性と人を思いやる気持ちがある義理母だからこそ、

素敵な人間関係をずっと続けて保ってこれたからこそ、

60歳を過ぎても続けられる仕事って本当にすごいと思う。

そして、義理母の人柄によって、私たちは義理母のお友達から出産祝いも結婚祝いもたくさん頂いた。

ちょっと天然で可愛い義理母。

気配りができて、明るい義理母からこれもいっぱい教わりたい事がある。

自分の日本人的価値観は捨てて、

「郷に入っては郷に従え。」

ここ、フランスだから。

フランス人になれないけど、良い事は自分のプラスにしていきたいと思う今日この頃です。




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。