Bonjour〜!
南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!
【国際結婚の手引書3】っとして、実際にフランスで結婚式を自分たちの手でやり遂げた私が学んだ事に、婚姻・結婚式の流れをもっと把握したおくべきだと思いました。
そこで、今回は、失敗だらけの先輩から送るメッセージとして、海外で結婚をするための流れをご紹介します。
本格的に国際結婚・結婚式パーティーを海外で執り行う人にぜひ知ってほしい!
参考にして欲しい内容をご紹介したいと思います!!
どうして、今更そんなことを考えるの?
実は、私たち、息子が生まれて「PACS(パックス)婚」はしても「結婚」はしないだろう。
っと思っていました。
それは、フランスには多くの「滞在許可証」の種類があるのですが、
私はフランス人の血を引く息子を出産したおかげで、
通常の人とはちょっと違う書類が必要になる「滞在許可証」を取得しているため(その内容は後日・・・。)
各種手続きに際してもフランスに滞在するのは結構、容易な環境にあるため、
息子が生まれた翌年に家族みんなで日本に滞在している間に「フォトウエディング」を行い、
日本の家族ともフォトスタジオで家族写真を撮影し、
もうウエディングドレスへの憧れも無くなった矢先、
急に、旦那から・・・
っと、言われ・・・
( ̄□ ̄;)!! えっつ!? 結婚??? 何の冗談!?
じょーだんじゃないよ〜(ㆀ˘・з・˘)
っと、高級レストランで片足をひざまずき、渡された婚約指輪。
海外映画に出てくるベタなワンシーンの様だけどレストラン内で恥ずかしいのと、
そんなキャラちゃうやん! きもい、きもい!! オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
を連呼。
本当、乙女じゃない女でごめんよ〜。
そんな、嬉しいはずのプロポーズも全然似合わない私たち。
だからか!?
婚約指輪は飛行機トラブルに遭った際にカバンごと紛失する事件まで起こして、
その後、無傷で飛行機に乗り日本へ輸送され、手元に戻って来る。っというイリュージョンを起こした婚約指輪。
これを機に本当に「結婚」する事になったのですが、
その際、日本で結婚式を挙げてもまさか、フランスで結婚式を挙げるとは思っていなかったため、
かなり苦労した異国の地、フランスでの結婚式準備。
旦那の友達はほとんど結婚していないので情報が薄く、
フランスに住む日本人のお友達は口を揃えて
「結婚式は日本で・・・」
っと、いう事で本当に、本当に苦労した南仏プロバンスでの結婚式までの道のり。
国際結婚の経験者は居ないか?
と、
ネット検索しても肝心な欲しい内容は・・・
見つからない!!
だから、以前もアメブロで結婚式秘話について綴ったのですが、
見にくい!! 長い!! まとまりがない!!
っと、今でも文章力がある訳ではありませんが、
こちらのサイトの方が好きな項目は目次から抜粋して見られます。
そんな、お好きなポイントだけチェックして役立てて欲しい。
そして、アメブロでは詳しく出来なかった事をようやく披露出来ます!!
ご興味のある方はこちらから
※いつか、アメブロの方はすべてこちらに移すか、削除しようと思っているので急に見られなくなったらごめんなさい。
そんな訳で、苦労しまくった私がお送りする国際結婚の結婚式について・・・。
アメブロでは触れられなかった事もバンバンお届けします。
国際結婚する?しない?するなら何から始める??
まずは、国際結婚をする際に一番初めに考えなければいけない事は、
結婚式・・・ではなく、
婚姻手続きです。
それも、どちらの国で婚姻手続きをするのか?
それが決まれば、
日本式で執り行うのか?
フランス式で執り行うのか?
が決まってきます。
初めに言ってしまうと、
日本式で婚姻届を出した方が早く手続きが進みます。
その事についてご興味がある方はこちらから
私たちは初め、私と息子が長期日本へ帰るので、結婚するのならば・・・
日本式で「結婚」しよう!
と考えていました。
その前に何度も日本式とフランス式でどちらが簡単か?
どのくらいの時間がかかって、
どんな書類が必要なのか?
・・・結局、旦那の書類の不備により、私の家族はみんな呆れ果て、
ゴンゾーがPACSを望まないし、 結婚自体しない家族として生きて行く!
そう、思っていた矢先にフランス式で私たちはめでたく婚姻しました。
その道のりが本当に面倒臭かった!!
だからこそ、言いたい。
日本式?
フランス式?
まずは、
どちらの国の法律に従って婚姻しますか?
それによって多少、すべき行動が変わってきます。
どちらの国でこれから生活をしていくのか?
それによって、日本式?か、フランス式?かを決めた方が良い。
例えば、生活の拠点が日本であれば日本式。
海外に拠点を置くのであれば、その国の婚姻方法で結婚する方が手続き後の生活がスムーズに行くかと思います。
ちなみに、「結婚」すれば簡単に「長期滞在許可証」が取得できる訳ではありません。 フランスは日本式、フランス式で婚姻して2年の「滞在許可証」を取得し、 (※昨年の終わりから1年の毎年更新から2年に変更になりました。) 3年以上フランスに住んで初めて 「長期滞在許可証」(※長くても10年)の申請が出来て、 取得する事が出来ます。(※申請しても稀なケースで取得できない場合あり) たまに、「観光ビザ」で入国して、 フランスで婚姻の手続きを進める方がいますが「観光ビザ」など存在しません。 正確にはフランス近隣諸国は「シェンゲン協定」を結んでいるためにノービザ(ビザ発行手続き無しの事)で90日以内なら「滞在許可証」が無くても滞在できるだけで、 「観光ビザ」は、パスポートに貼り付けられるビザではないので、 その間にフランスと日本を行ったり来たりして、フランスで「滞在許可証」を取得しようとするのは今の移民・難民に対する風当たりが強いヨーロッパでは結構大変な思いをします。(2017年9月現在) それは、近隣諸国からの移民・難民の偽造結婚が実際に多く、摘発されているからです。 手厚い社会保証を受けようとする外国人が後を絶たないのが、あまり詳しく日本のニュースでは報道されないフランスの移民・難民問題の一つです。 だから、配偶者がフランス人でも「長期滞在許可証」を取得するのには時間とお金がかかります。
私の場合は旦那の頑張りによって生活拠点をフランスに決めました。
初めはワーキングホリデービザ での入国でしたが、その間に子供が生まれ身分変更しました。
そして、今年ようやく10年の「長期滞在許可証」を取得出来たのも旦那や家族のおかげです。
(そのことについては後日。)
ここへ行き着くまで私の場合はフランスに住みだして4年半です。
そこから生まれた教訓は、
簡単な国際結婚の手続きなどない。 長期滞在するためには時間とお金がかかる。
と、実感しています。
婚姻しても「長期滞在許可証」を取得するまでは本当に面倒くさい。
でも、この毎年の面倒くさい「滞在許可証」の手続きにに関して、
うちの旦那は一度も・・・
面倒くさい。
っと、言ったことがありません。
(機嫌が悪い時)面倒くさい女だなぁ〜。
っと、言われることはあっても。苦笑
でも、これが国際結婚の実態だし、それぞれに煩わしい国際結婚独特の手続きを踏み、
今があります。
でも、初めだけです。
苦労するのは!!
10年の「長期滞在許可証」さえ取得してしまえば一気に楽になります!!
それまでの間です!!
婚姻手続きが済んだら次は結婚式はする?しない??
第2ステップは結婚式のパーティーをするか?しないか??
もし、するのであればどんなカタチで結婚式パーティーをするのか?
日本だけでするのか?
フランスだけでするのか?
一切しないのか?
または、どちらの国でも結婚式パーティーをするのか?
日本でするのであれば、婚姻手続きが済めば結婚式のパーティーはいつ行っても問題がないかもしれませんがフランス式にフランスで行う場合は、
かなり面倒くさいです!!
例えば、日本で結婚式・披露宴を執り行うのであれば、
日にちが空いている式場に予約をすればある程度式場の方、主導で話が進み、当日を迎えますが、
フランス式で婚姻の儀式と結婚式パーティーを1日で完結する場合は、
私が外国人のため、法的な婚姻届に必要な全書類を管轄のMairie(市役所)に提出した日から6ヶ月の間に婚姻の儀式日を決め、行わなければいけませんでした。
だから、正式に書類を提出する日までに結婚式会場が決まっていなければいけない。
または、Mairie(市役所)で行われる儀式日を決めたら、その日と同日に結婚式パーティーを行える結婚式会場が予約できるかを把握しておかなければいけない。
何も分からない、決まってない私たちにとって、結婚式パーティーを執り行うには時間が無さ過ぎて生きた心地がしませんでした。
どうして、そんな問題が起きたのか?
それは・・・旦那が、
(管轄)のMairie(市役所)で市長さんの前で、 みんな(参列者)を呼んで祝福されたい!!
を、強く望んだから。
フランスでは「Déclarations des témoins(証人申告書)」という書類があり、 最低、新婦&新郎のtémoins(テモアン/証人)一人づつを引き連れ、 市長さんの前で結婚の儀式を行うのが決まりです。 この日を踏まえて、初めて「結婚」が受理された事になるので、初めの提出書類を出せばその場で婚姻できる日本とは大きく異なります。 だから、この儀式日がかなり重要な日(結婚記念日)になります。 その後、教会へ移動したり、結婚式パーティー会場へ移ったり。 田舎の市役所だと市役所前でシャンパンを開けてアペロが出来たり・・・。 私たちの管轄のMairie(市役所)は夏の時期、1日に婚姻するカップルがとても多い人気エリアの広いガーデン付きの市役所。 ハイシーズンは朝から10組以上の婚姻の儀式を執り行う人たちで溢れかえってしまう関係で広いお庭では写真のみしか許可されませんでしたが、 市町村のMairie(市役所)によって、アットホームな簡単なパーティーを開いてしまえる事もある様です。(安上がり〜!!)
日本の様に婚姻届を提出すれば「結婚」した事になるのと違うため、
日本式の方が簡単なんです。
どちらかが外国籍の場合は私の集めた書類の(例えば)戸籍謄本(抄本)やアポスティーユの翻訳の有効期限が発行日から3ヶ月しか有効でないため、
市長さんの前での結婚の儀式と結婚式パーティーを1日で終えるのには、
かなりリスクが高かったのです。
もし、婚姻手続き書類の有効期限内に婚姻の手続きをし、結婚の儀式を執り行わない場合は、再度、婚姻届に必要な書類を集めて提出しなければいけなくなるので本当に手間がかかります。
ただ、単純に結婚の儀式だけをして、別日にパーティーを行えば問題のないことです。
さっさと、テモアン(証人)の立会いのもと、
婚姻の手続きだけをして、結婚式パーティーはまた来年。
でも、それを望まないフランス人。
いや、うちの旦那。
結婚しよう。 結婚の手続きしよう。 やっぱり、(結婚式)パーティーするならテモアン(証人)、家族、友達と一緒がいい。
それなら、息子が幼稚園に入る前が・・・いい。
っと、いう事で婚姻手続き書類の有効期限が切れるギリギリ&フランスの新年度が始まる9月までの間を強く希望。
そんな流れで市役所で晴れて手続き書類をMairie(市役所)に提出してから、
正式に公示(市役所前に私たちの結婚に反対者はいないか書類が張り出される)され、
結婚式当日までの間が約6ヶ月しかありませんでした。
その後、結婚式パーティーを希望する旦那のために、
何もかも自分たちで準備する。
っという悪夢の毎日が始まったのです。
旦那の、
結婚しよう!!
宣言から実に9ヶ月もかかってようやく結婚し、夫婦になりました。
まさに、ジェットコースターに乗っている気分。( ;゚─゚)ゴクリ
そこで、実際に自分たちで準備した項目をまとめてみました。
驚かないで!海外で結婚式を成功させるための事前項目チェック!!
私たちが国際結婚&結婚式パーティーまで行った際に行ったすべての項目です。
今回は結婚式パーティーまでする場合の例ですが、
下記の赤字を中心に執り行えば成功の道は見えてきます。
※赤文字は必須
※青文字はあってもなくてもどっちでもいい事
(1)婚姻の準備:第一関門!!手続き用の書類集め
(2)家族への報告
(3)婚前契約:離婚率が高いフランスならではのエトセトラ
(4)婚姻届提出:正式な婚姻儀式日が決定
(5)−1 会場探し 〜日本〜
(5)−2 会場探し 〜フランス〜
(6)結婚式の形式を選ぶ
(10)招待状リスト作成&送付
(11)「Liste de mariage」の手配:フランス版お祝儀システム
(12)DJ探し
(13)フローリスト⑴:当日のフラワーヘアーとブーケ
(14)フローリスト⑵:交渉術
【番外編】結婚式パーティー会場のデコレーション例
(15)結婚指輪探し:本音とポイント
【番外編】結婚指輪探し〜本当の指輪選びとは〜
(16)美容院の手配:〜フランスでの教訓 〜ヘアサロン編〜
(17)カメラマンの手配:プロに頼むメリット
(18)クラシックカーの手配:送迎用『Excalibur (エクスキャリバー)』
【番外編】レンタル高級車:〜男心と理想〜
(19)こだわりのシャンパン:当日のディナーのため
(20)アペロメニュー&ディナーメニュー選び:実際の実食レポ付き
《参考例付き結婚式の演出》
(21)自作ムービーにチャレンジ!:演出
(22)ペーパーアイテム会社を探すコツとは?冊子とメニュー表(席次表):演出
(23)もう一つ何か演出したい!そんな時はロゴと手作りロゼット:演出
(24)子供も大人も喜ぶPhoto Booth:演出
(25)一番子供が喜ぶキャンディーバー&スナックバー:演出
(26)子供たちへのサプライズ演出〜ディナーテーブル〜:演出
(27)個性を出そう!おもてなしの顔、「エスコートカード」:演出
(28)ヨーロッパで定番の「お祝儀ボックス」とは?:演出
(29)【番外編】ヨーロッパ発!ウエディングドレスのご紹介
(30)【番外編】ウエディングドレスを着る前のお手入れ〜美容編〜
(31) 【番外編】前撮り&後撮りフォトウエディング:一生思い出に残る景色を背景に
(32)【番外編・最終章】ウエディングドレスを次の花嫁さんへ
ハイ! ・・・もう、国際結婚、嫌になりましたか?
これが、
結婚しよう!!
と、旦那が言いだしてから9ヶ月の間に結婚式準備に費やした項目です。
本格的にゲストに喜んでもらおうとすると日本もフランスも結婚式準備は本当に大変です。
ただ、日本の方が人にお願い出来る仕組みが出来上がっていて簡単です。
だから、
日本で結婚式場にお願いしてがっつりお祝儀を頂いた方が賢い!!
っと、改めてフランスでの婚姻&結婚式パーティーを行い思ったことです。
ただ、フランスでしか体験できない事、感動、景色もあるので私たちは結果的には良い経験になりました。
やっぱり、
一生のうちに結婚式はしたい。 ウエディングドドレスは着てみたい。
気持ちを切り替えてからは、
がっつり国際結婚を味わってみる。
なかなか一生のうちに無い事です。
そんな女子なら一度は思う花嫁さんの姿。
それが実現するまでの道のり。
大変だったけど、反省点もいっぱいあったけど、
今となっては、
いい思い出になったね〜!!
そして何より、
そんな苦労話を今、
次の花嫁さんや同じ様に苦労したであろう?
元花嫁さんのために書き綴れます。
これを、読んでくれる読者の皆様に感謝したいです。
結婚しよう!!