【国際結婚の手引書12】フランス挙式に欠かせないこだわりのシャンパン選びとは? 〜シャンパンを詳しく解説〜

Bonjour〜!

南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!

9月から息子の幼稚園が始まり、公立校のため毎週の様にcantine(カンティーヌ/給食)がストライキで無くなるので、

その度に迎えに行って、また午後の授業が始まる前に送り届けなければいけなく、

イライラしてしまう日々を送っています。

フランスも日本同様、学校に給食室がある場合とない場合があります。

今の学校は給食室があるのにも関わらず、ほぼ毎週一回は給食が無くなります。

それも、お金を支払っているのに・・・。

それが、公立校へ子供を通わせる最大の問題。

働く親にとったら死活問題。

それも、学校へ連れて行った朝、

美人担任

今日はcantineないから迎えに来てね。

と、言われ・・・

すぐにでも働けるレストランなどの職種ですら、子持ちは毎回敬遠される始末。

JAGAKO

もう、本当に(カンティーヌの)ストライキがない私立校へ転入させねば・・・。

いつまで経ってもフルタイムで働きには出られない!!

っと、前置き長く愚痴ったところで、

その後の衝撃的な出来事はこちら

お弁当デビューと嫉妬

2017年10月14日

 

今回は、フレンチ挙式に必要な「こだわりのシャンパン」についてご紹介します!

【国際結婚の手引書10】海外で納得できる美容師を見つけるのは一苦労! 〜ウエディングフォトに欠かせないカメラマンとレンタル高級車とは?〜

2017年10月3日

 

各項目注意事項

赤文字の項目は必須

青文字の項目はあってもなくてもどっちでもいい事。でも参考にしてもらえると良い事。

 

【事前チェック項目】海外挙式を成功させるための準備・アイデア・ヒント 〜フランス版〜

2020年7月8日

 

19)シャンパン探し&選び:当日のディナーのため

フランスでは多くの結婚式専用のパーティー会場が、

ディナー料理は「Traiteur mariage」ブライダル専門のトレトゥールというケータリングサービスにお願いする場合が多いのですが、

専門の出張料理人業者によっては、

シェフが選んだワインやシャンパン以外に自分の好きなワインやシャンパンを持参しても日本の様な持ち込み料のお支払いは基本的にありません。

注意

各専門業者による場合あり。

別料金としてサーブ代を取られる場合あり。

※空ボトルの処分代が理由

私たちの場合は、「Hôtel mariage」ホテルレストランウエディングだったので、

レストラン側のワインと持参したシャンパンを利用しました。

そのホテルレストランについてはこちらから

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2017年8月20日

その際に、探し当てた「champagne(シャンパン)」は、

パリの郊外、南東部に位置する「マルヌ県」のBouzy(ブジー)という小さな村にあるワイナリーから造られた「champagne(シャンパン)」です。

出典:googleマップ

その名も、

「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」というワイナリーのシャンパン。

こちらのワイナリーの特徴は「Grand Cru(グラン・クリュ)」のシャンパンが有名な事。

Grand Cru(グラン・クリュ)

格付Cru(クリュ)100%の畑のブドウだけで造られたシャンパン。

さてさて、聞きなれない「Grand Cru(グラン・クリュ)」という言葉。

私たちは毎年春・秋にマルセイユ市内で開催される、

「SAVIM」Salon des Vignerons de la Gastronomieというワインやシャンパン、

フランスの伝統的な食材・商品などを試飲しながら食せる、

まさに食べ比べが出来る「食の祭典」で出会ったので通常、

スーパーやワインショップではなかなか置いていない一品です。

まずは、そんなシャンパンについてご紹介します。

 

19)−1 Champagne(シャンパン)とは?そもそも何??

「Champagne(シャンパン)」とは、炭酸ガス入り白ぶどう酒の事で、

よく、「スパークリングワイン」と言われますが、

その中でも「Champagne(シャンパン)」は、

フランスのシャンパーニュ地方産の商品で尚且つ、

フランスのワインの法律(AOC法:原産地呼称管理法)に規定された条件を満たした商品のみ名乗ることができる名称を「Champagne(シャンパン)」と言います。

だから、「Champagne(シャンパン)」はフランス産でしかないのです。

その他の炭酸入りワインは「スパークリングワイン」と呼ばれます。

ココが大切!!

「スパークリングワイン」とは泡の出るワインの総称であって、

発泡性のあるワイン全てを「Champagne(シャンパン)」とは名乗れません。

日本で有名な、

「モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)」「ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)」

「Champagne(シャンパン)」の中でも高級シャンパンとして有名ですね。

 

チェック!!

日本でも有名なシャンパンの代表格といったら・・・

 

 

では、どうして、有名なこちらではなく、

「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」のシャンパンにしたのか?

まずは、世界を魅了するシャンパンの宝庫、

「Champagneシャンパーニュ」地方についてご紹介します。

 

19)−2 Champagne(シャンパーニュ)地方のシャンパンとは?

「Champagneシャンパーニュ」は「シャンパーニュ・アルデンヌ地方」に属し、

「エーヌ県」・「マルヌ県」・「オーヴ県」の3つの地域に分かれます。

シャンパーニュ地方

出典:googleマップ

●「エーヌ県」(le département de l’Aisne)は、フランスのオー=ド=フランス地域圏の県です。名前は、県の中央を東西に貫流するエーヌ川(la rivière de l’Aisne)に由来します。

 

出典:googleマップ

●「マルヌ県」(le département de la Marne)は、フランスのグラン・テスト地域圏の県です。県名は、マルヌ川(la rivière de la Marne)に由来します。

 

 

出典:googleマップ

●「オーヴ県」 (Aube) は、フランスのグラン・テスト地域圏の県です。県名はオーブ川(L’Aube)に由来します。

出典:googleマップ

地方の中心の「マルヌ県」はさらに3つの地域に分けることが出来ます。

「ランスの山地」、「マルヌの渓谷」、

そして「コート・デ・ブラン」です。

Reims(ランス)は主都なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

そこで、シャンパンのチャックポイントをまとめてみました!!

《ここがチェックポイント!!》

●シャンパンの産地はフランスの北に位置するシャンパーニュ地方で造られた「スパークリングワイン」である事。

●「シャルドネ」、「ピノ・ノワール」、「ピノ・ムニエ」の3種のみを使用している事。

●アルコール度数が11%以上である事。

●冷涼な気候と石炭質の土壌から育まれた高品質な世界最高峰の「スパークリングワイン」を造り出す事。

●3種の品種のみをブレンドして造るのが一般的ですが、「シャルドネ」100%の場合は「ブラン・ド・ブラン」と言い希少価値が高い事。

●シャルドネ以外の黒ぶどうで造る白いシャンパンの場合は「ブラン・ド・ノワール」と言い、「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」のみを使って造られ、バランスが取れたシャンパンが特長である事。

●残糖の量によって「BRUT(ブリュット)辛口」、「DOUX(ドゥー)甘口」など、基本は5段階の甘辛度に分類されます。※メーカーによって呼び名が変わる場合あり。6段階に分ける場合もあり。

 

19)−3  Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)とは?

さて、さて、

私たちが探し当てた「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」というワイナリーから造られたシャンパンを詳しくご紹介します。

場所は、石灰質砂岩が密集したランス山地の南斜面に位置する場所で、

原料のブドウは厚い白亜質(※石炭岩の地層)の堆積物(たいせきぶつ)で生え、

特質的な気候と土壌の質を考慮した、通常のワイン畑とは異なり例外的な条件下で、

「ピノ・ノワール(88%)」と「シャルドネ(12%)」が育てられている、

小さな「Bouzy(ブジー)」村にあるワイナリーです。

醸造元のBeaufort(ビューフォート)家は、

16世紀にはすでにシャンパーニュ地方でワインを生産していました。

1900年になると醸造家Marcellin(マルセリン)は「Bouzy(ブジー)」村の赤ワイン、白ワインの販売を始め、

1904年に地元Epernay(エペルネ)と1907年Paris(パリ)でメダルを受賞し、

1929年からシャンパンの生産を始めました。

今ではシャンパンの生産が中心ですが、赤ワインだけは今も作り続けています。

そして、ワイン生産からシャンパン生産へ変わった今もなお、数々の賞に選ばれ、

代々受け継がれているワイナリーです。

そして、特徴的なのが、

ワイン畑がある「Bouzy(ブジー)」村は、

1895年にAOCシャンパーニュの309の村のうちから

Grand Cru(グラン・クリュ)」という特級」と認められた17村の1つで、

最高位に格付けされたブドウ畑です。

そんな素晴らしいブドウ畑が評価されるポイントに、

●土壌の品質と気候の特性を認められたブドウ畑に根付いた土地でブドウ品種を発達させる素晴らしい状況が整っている事。

●農薬を出来るだけ少なくした、「 リュット・レゾネ (減農薬農法)」 での栽培。

余計な養分を不要とし、有機肥料を使う事で、

草を生やして余分な栄養がブドウに行かないようにし、根が地中深く伸びるように草と競い合わせて栽培しています。

まさに、自然派農法!!

「 リュット・レゾネ (減農薬農法)」

化学肥料や除草剤は一切使用せずに有機農法で栽培する。

農薬はブドウの病気等、必要な場合に限り極少量散布することが認められている。

有機認定されている造り手よりもさらに厳しい基準でワイン造りを行う生産者と認められたワイナリーでもあります。

そこが、消費者にとって安心・安全なシャンパンであり、味、香り、口に含んだ時の爽やかさなどが評価される一品です。

特にBeaufort(ビューフォート)家の

「Bouzy Rouge(Brut Grand Cru Rosé)」は手作業で収穫されてから、

ブドウを静かに一括して押し出し、次に発酵のためにステンレス・スチールタンクに移し熟成させます。

そして、樽の中で約2年間以上(24〜34ヶ月間)寝かされてから出荷されます。

この手間暇をかけて作られるシャンパンは、

深い紅色を放ち、人を魅了し、ワイン・シャンパン愛好家たちから良く知られ、親しまれています。

補足

実は、フランスへ来てから知ったのですが、長く続くワイナリー経営を維持する事はとても難しいです。

ワイン、シャンパン自体のワイン畑は誰かしらに受け継がれても醸造主が何代も土地を守り、伝統を受け継ぎ、自分達で製造、販売までを行い、繁栄し続け、維持し続ける事が出来るワイナリーはそう多くはありません。

冒頭で紹介した、「ドンペリ」で有名なシャンパンの製造会社「Moët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)」はシャンパンの需要を世界各地に伸ばすために

「輸出用のシャンパン」として、1743年に創業したのが始まりです。

多くの醸造元から原料のブドウやブドウ畑を買い上げて大きな製造元として成長した「Moët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)」社とは、

また違う歴史がこの「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」にはあります。

だから、小さい、小さい村で生産され、受け継がれるワイナリーが評価され続ける事は、実はとても難しい事なのです。

 

19)−4 私たちが選んだシャンパンとは?〜自分たちが気に入ったモノが一番おすすめ〜

「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」のシャンパンの中でも私たちが結婚式のために選んだシャンパンは、

①「Brut Grand Cru Carte d’or Tradition」※上記写真:右

色は薄いシャンパンゴールド(金色)で、泡は小さく、

桃などの果樹の風味とヘーゼルナッツ、アーモンドの様なドライフルーツの香りがエレガントで芳醇な味が特長。

お祝いの席には抜群のシャンパンです。

そして、アペリティフとしてではなく、種類豊富な料理に合います。

 

②「Brut Grand Cru Rosé」※上記写真:左

Rosé(ロゼ)とは、ワインを製造する過程で得られたブドウの色素沈着(黒ぶどうの皮の黒色色素)によって着色されてピンク色になったワインを言います。

製造方法により色をつける技法がいろいろあります。

理論上は白いワインと赤ワインを混ざることで色味を出します。

Rosé(ロゼ)シャンパンは官能的な複雑さを併せ持ち、

イチゴやラズベリーなどの赤果実の香りが新鮮で、

アペリテフなど食前酒としてでも、メイン料理でも料理自体をを選ばないシャンパンとして重宝されます。

例えば、シーフードグリル、ローストポーク、

そして、癖のあるエキゾチックな味付けの料理などにも合います。

 

③「Brut Grand Cru Blanc de Blancs

又の名を「Chardonnay vines(シャルドネのワイン)」

それは、

このワイナリーのブドウ畑でも全体の約12%しかない「シャルドネ」から、

「シャルドネ」100%で造られるので、

とても希少価値が高いシャンパンです。

「シャルドネ」は世界で一番有名なワイン造りに使われるブドウの品種です。

「シャルドネ」はバナナ、メロン、パイナップル、桃、ネクタリン、アプリコット、柑橘類、青リンゴなど、さまざまな香りが特長です。

細かい泡と淡い金色のシャンパンが魅力的で、

このワインと合わせる料理はかぼちゃなど甘めの野菜を使ったリゾットや豚の角煮、ローストチキン&蜂蜜でマリネした人参など野菜を付け合わせた、

全体的に少し甘めな料理との相性がオススメです。

そして、食前酒やデザートとも相性が良いです。

シャルドネが愛される訳

「シャルドネ」はワイン生産者にとって特に人気があります。

それは、「シャルドネ」は信頼性の高い消費者市場を持っているからです。

この品種は比較的高い収量を収穫できるため、広い範囲の気候で成長し、

質の高いワインを比較的容易に製造することができます。

その年の気候や自然災害などの影響で土壌の質の栄養不足を補うことができ、

悪い収穫時の財政的影響を減らすことができるメリットもあり、

多くのワイン生産者が作っている品種です。

 

19)−5  Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)の受賞歴

最後にこのシャンパンの主な受賞歴の一部をご紹介します!

《受賞歴》

Decanter(デキャンター)世界ワイン賞 2013

2013年:「Our Cuvée Carte d’Or」は、Decanter(デキャンター)世界ワイン賞で金メダルを獲得

Decanter(デキャンター)

日本では発売されていないので馴染みのない世界的権威とされるイギリスのワイン雑誌です、

月刊誌で、世界90カ国以上で発売されています。

Guide Hachette des Vins 2013

・「Cuvée Carte Or Tradition」・・・ 2つ星

・「Bouzy Rouge 2005」・・・ 1つ星

 
Guide Hachette des Vins 2012

・「Cuvée du Mélomane」・・・2つ星(驚くべきワインと賞賛)

・「Cuvée Carte  d’Or」

・「Cuvée La Favorite 2004」

ちなみに、

「Guide Hachette des Vins 2012」は非常に成功した年のシャンパンです。

Guide Hachette des Vins 

正式には「Le guide Hachette des Vins(ル・ギド・アシェット・デ・ヴァン)」。

1985年からHachette Livre(アシェット・リーブル)社が出版し始めた

フランスで最も古く、有名で売れ続けているワインガイドの1つです。

このワインガイドはとても評価が厳正されているため評価に信憑性がある素晴らしいワインガイドのため、生産者を直接訪問し、ワインを買う消費者が多い事でも有名です。

だから、生産者側にとったらこのガイドブックでの評価はとても光栄な事でもあります。

その他、

2015年に「Decanter World Wine Awards」にてトロフィーを受賞。

など、数々の賞賛を得ているシャンパンです。

 

あとがき

「Herbert Beaufort (エルベール・ボーフォール)」のシャンパンは、

いずれも希少価値が高いので日本では簡単には手に入らない模様・・・。

フランス国内でもイベント時やネットでの注文で完売してしまう事があるので、

見つけた際には、ぜひ味わって欲しいシャンパンの一つです。

そして、最後に自分好みのワインやシャンパンを見つける事は本当にいっぱい種類がありすぎて迷ってしまいます。

だから、フランス人が選ぶシャンパンの特徴として、

アペロメニューや

※「Apéritif」(アペリティフ)の略で、 「食前酒」の意味。

デザートに合うシャンパンを選ぶのがオススメです。

特に、日本とは違い、締めのデザートと一緒にシャンパンを飲む習慣がフランスにはあります。

結婚式用のウエディングケーキの定番、

「Pièce montée (ピエス・モンテ)に合うシャンパンが良いと思います。

《私の羞恥(しゅうち)体験談》

来仏当初の私は、

デザートにはコーヒーか紅茶だと思っていたので、

レストランでデザートと一緒に頼んだはずのコーヒーが出てこない事に文句を言った際、

すっごく恥ずかしい思いをしました。

フランスではコーヒー(※フランスでは主にcaféと言います)は、

最後の最後に口直しの締めで飲むエスプレッソを言います。

基本的にデザートと一緒に飲まないのがフランス流。

フランス人旦那曰く、

GONZO

食事の最後に飲むcaféは大きく膨らんだ胃をキュッと締めるため。

そして、シャンパン(食前酒)はこれから始まる食事のために胃を大きくするため。

それが、フレンチ式食事の基本!!

なんだと。(苦笑)

JAGAKO

お国が変われば習慣が違う!!

お気をつけあれ!!




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。