【国際結婚の手引書13】料理にこだわるならフレンチ式「トレトゥール」の試食会に参加しよう! 〜試食会体験談〜

Bonjour〜!

南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!

今回は、フランスの食に関する内容で「Traiteur mariage」という、

ブライダル専門の「Traiteu(トレトゥール)」というケータリングサービスの試食会に急遽参加した体験レポートをお送りします!!

日本でも実際に結婚式場を選ぶポイントとして、ゲストに喜んでもらうためのお料理はとても重要です。

フランスではこだわる人はこだわりますが、意外に料理に重点を置かない新郎・新婦も多くアットホームでお金をかけない挙式も多いです。

でも、この結婚式前のタイミングだからこそ、試食会を利用してみたくなります。

そんな、フレンチ式結婚式の試食会レポートをご紹介します!

 

【国際結婚の手引書12】フランス挙式に欠かせないこだわりのシャンパン選びとは? 〜シャンパンを詳しく解説〜

2017年10月13日

 

各項目注意事項

赤文字の項目は必須

青文字の項目はあってもなくてもどっちでもいい事。でも参考にしてもらえると良い事。

 

【事前チェック項目】海外挙式を成功させるための準備・アイデア・ヒント 〜フランス版〜

2020年7月8日

 

20アペロメニュー&ディナーメニュー選び

まずは、序章として、

前回のシャンパン探しの際に少しお話した、「Traiteu(トレトゥール)」という出張ケータリングサービスの会社がとても多いフランス。

結婚式パーティー会場探しと並行して「トレトゥール」というケータリングサービス業者について調べていた事もあり、

JAGAKO

どこが良いのか?

どんな料理が食せるのか??

ディナーについてこだわる私達にとったら、上を見たらきりがないので、

どこをポイントに選別するのか悩んでいたのですが、

ようやく、

JAGAKO

空きがあれば、もう、ここの会場にしたい!!

っと、思っていた第一候補の会場の方から、初めて打ち合わせに行った翌日の早朝に、

センス抜群アーティスト

今日、Traiteurの試食会があるんだけど、

予約に空きが出たから来る?

っと、会場の説明をしてくれた担当の方から連絡が入り、ちゃっかり当日参加。

(後々、会場オーナーの息子でもあり、自身も結婚式&イベントを中心に活動しているフラワーアーティストでもある事が判明。)

子供がいようがフットワークの良い私たち。

JAGAKO

チャンスだぁ〜〜〜!!

っと、ばかりちゃかりお伺いしました!

そこで知った「トレトゥール」にもランクがある事!!

センス抜群アーティスト

今回のランクは4星中の3星くらいのレベルだよ!★★★

との事でしたが、結構満足のいく内容でした。

そして、

裏事情として結婚式のパーティー会場側が「トレトゥール」の会社側の料金を把握している方もいるので予算内の見合ったレベルの「トレトゥール」会社をあらかじめ紹介してくれたりします。

その際のマージンが気になったのですが、この会場の場合は無い。事が判明。

そう、マージン無しでいろいろな各業者を紹介してくれるのには、

結婚式=大きなお金が動く=ビックビジネス!!

のイメージが強い日本の結婚式とは違うフランスの結婚式事情を教えてくれたのもこの会場の方でした。

例えば、

料理を提供してくれる「トレトゥール」の専門会社の人と、

できる料理の種類・質・量なのか?

そして、各料理の質による料金などの打合せをするのが普通ですが、

この会場はオーナーの息子がフラワーアーティスト兼デコレーターでもあるので、

会場を使う、結婚式用のフラワーを担当できる(もちろんお願いしなくても大丈夫)、

と、いう事もあり顔が広いのでブライダルに必要な各業者を紹介してもらえる。

など、初心者花嫁&花婿にはかなりポイントが高い会場でした。

そして、何より個人主義者の多いフランス社会。

各業界の専属業者は誰かしらが繋がっている事もあり、

フリーの各業者の人が仕事を受けた会場に自分を売り込むのが上手い。

また、ホテルや会場貸出業者もお客さんから

悩める花嫁

この場所でやりたいけど、料理どうしようかしら?

お花や飾り付けはどうしようかしら?

音楽はどうしようかしら?

っと、会場側は聞かれる事も多々あるので、

センス抜群アーティスト

じゃぁ、紹介しましょうか?

っと、なります。

日本だと正式に結婚式場との契約を結ばないと個人がなかなか参入できないブライダル業界。

それは、信頼の置ける人に頼む事が最優先だから。

そして、何よりお金。

でも、今の世の中、

会社に縛られないフリーランスとしての生き方も目立ってきているので、

ドレス、引き出物、好きな美容師、カメラマンなどの持ち込みにお金がかかったりする

結婚式会場=結婚式の持ち込み料(名目は保管代)が、

JAGAKO

不条理に高い!!

っと、

思う日本のブライダル産業。

お金をかけて建設した結婚式場代の回収に、

日本の式場スタッフ

一生に一度ですよ!!

っと、

何かしらにつけてプラス料金になって、

その高い料金を支払う事が当たり前な日本のブライダル産業。

もっとフランスのブライダル産業の様に合理的で柔軟に対応してもらえる、

花嫁&花婿の要望を叶えたブライダル産業に発展してほしいなぁ。

っと、つくづく思います。

ただ、それにはお金をかけない場合の労力も必要ですが・・・。

さて、さて、そんな事をいろいろ教えてくれたアーティストのムッシューオススメの「Traiteu(トレトゥール)」の専門会社のメニューをご紹介!!

 

20)-1アペロメニューを実食!!

それでは・・・

JAGAKO

実食!!

注意

実際に私達が結婚式でお願いした料理ではなく、あくまでも試食会の料理です。

《アペロメニュー》

《新鮮な食材を使っているのが◎》

アペロメニューがアジア×フレンチで種類が豊富だったのがすごく良かったです!!

アペロとは?

Apéritif」(アペリティフ)の略で、 「食前酒」の意味。

フランス人に欠かせない食事の前のお楽しみな時間です。

この時点で食べ過ぎを注意しないと本当の食事が出来なくなってしまいます!!

《新鮮なサーモンはとても人気!!》

 

《どれも美味しい一品》

《ベトナムのネム(春巻き)みたい!ソースの提供の仕方が新鮮!!》

「トレトゥール」会社の良いところは、会場にテーブルなどがない場合、

基本別料金ですが(※人数と場所によりサービスもあり)

テーブル、椅子、そして、テーブルクロスなどを揃えてくれる事。

ただ、業者によっては、業者間の提携がない。

または自分たちの会社では取り扱いがない。

そのため、テーブルや椅子などは自分たちで専門の業者にお願いするか、

運が良ければ会場内にあるテーブルを集めて利用できる場合も。

注意

100人以上など人数が多い場合は難しくなる事もあり

特に広大な敷地を貸し出してくれる会場は、

ほぼ、何もない状態が多く、

自分達で各業者を探さないといけない場合が多かったです。

やっぱり選ぶポイントとしては、

結婚式をする上で必要な各業者と提携があるのか?

もしくは、

会場自体にゲストをお招きするテーブル、椅子、各種機材が完備されているのか?

が、重要になってきます。

 

20)-2メイン料理を実食!!

それでは、結婚式用のメイン料理を・・・

《テーブル席》

すでに配置されたテーブル席にはシェフおすすめのシャンパンが用意されていました!!

《前菜例》

 

《肉料理例1》

《肉料理例2》

今回はメインのお肉料理が中心でしたが、会場にはベジタリアンもいたので、

その際は魚料理を選ぶ事が出来ました。

私達はあえて肉、肉、肉!!の肉料理!!!(いや、旦那が。)なので仔牛と牛肉をチョイス。

量が多くてかなり胃がはち切れそうでした。

《デザートの一例》

ここで、気付いたのが、

フランスの試食会はすべて当日に出される料理がほぼフルコースとして提供されるという事。

注意

「Pièce montée (ピエス・モンテ)(フランス版ケーキカット用のウエディングケーキ)は除外。

てっきり、

試食会=シェフのおまかせ料理一例の盛り合わせだと思っていたので、

アペロメニューをいっぱい食べ過ぎて、

ガッツリなメイン料理が初めから出てきたのでびっくりしました。

でも、これがフランスの場合は普通らしく、

要望によってはメニュー変更も可能なので、

今回のように着席メニューを試食してみて予算とゲストの人数などにより、

立食スタイルメニューを希望の場合は、

また別日にて試食会がある事を聞いてびっくり。

JAGAKO

そう!

だから、

フランスの会場探し、業者探しは時間がかかる事を再度痛感!!

実際に私たちが結婚式で選んだホテルウエディングのレストランの試食会もほぼすべて当日に出る料理+魚、肉料理2種、さらにデザートまで2種類用意してくれました。

当日よりもたくさん試食しないといけなかったのでお腹はパンパン。(笑)

「トレトゥール」会社はフランス全土にあって、

広範囲に出張してくれるので、選ぶのに迷いますが、

ブライダル時期が重なると人気店は断られる率が高いのでここでも即断即決が大切です。

当たり前ですが、今回の料理とは違った、ゲストの予算にあった料理の提供もしています。

特に、日本では結婚式=フレンチのフルコースというイメージですが、

フランスの場合は質より量的なところがあるので、

面白い料理メニューの提供があったりします。

 

Le Romarin Vertの主なサービス

●20年以上の実績と経験から各種ニーズにお応えできる

・伝統的なカクテルパーティー

・ビュッフェスタイル(立食)

・テーブルサービス(着席)

・キャンディーバー

・菜食主義のベジタリアンメニュー、子供メニュー、糖尿病、アレルギーメニューなど対応可能

・ 各種パーティー会場、食器、カトラリー、テーブルや椅子の貸出、

・装飾

・手作り「ピエス・モンテ」作成

●20〜1000名まで対応可能

●自家製にこだわり質の高いサービスをご提供

など、様々なリクエストにお応えしてくれる「トレトゥール」会社でした。

Le Romarin Vert

【追記】2021年1月某日、新型コロナで廃業してしまったのか・・・

ちなみに会場はとっても広く、プールは併設されていませんが、見渡す限り広大な公園のような緑生い茂る場所でした。

2月頃。夏になると建物全体を緑の葉が生い茂り全然違うイメージになります。ちなみにカップルだけ最上階は宿泊できます。

 

あとがき&まとめ

その後、いろいろな会場を回り、

提携している「トレトゥール」会社についてや、

一から探さなければいけない面倒くささを考えたら、

いろいろな事に対応してもらえる事を念頭に置いて、

あえて「ホテルウエディング」にしましたが、

時間に余裕があれば、もっといろいろな会場見学をして、

JAGAKO

もっと、もっと!

ブライダル試食会に行ってみたい!

っと、好奇心旺盛な私は完全に業者泣かせな女ですが、

日本と違う考え、違うシステム、面白いじゃないですか?

特に国際結婚なんて一生にあるか?ないか??

そんな、事が分かるブライダル試食会。

人それぞれ結婚式のやりたい憧れや出来る事の範囲があると思いますが、

日本もフランスも、

JAGAKO

ゲストを喜ばせたい。

一生のうちに一度は経験したい。

そんな共通ルールは一緒だと思います。

だから、共に一緒になるパートナーといろいろ話し合って素敵な日を迎えられるといいですね。

ちなみに、余談ですが・・・

またまた驚いたフランスあるあるで、

試食会には花嫁&花婿だけではなく、

その家族も一緒に試食会へ参加しに来て、

料理のレベルや内容を確認する親族や親戚の多さにはびっくり!!ヽ(*’0’*)ツ

そして、もっとびっくりしたのが、

花嫁&花婿に勧めるために事前に試食会に来た年配のご夫婦だけの参加にはさらにびっくりしました。Σ(・ω・ノ)ノ!

日本だと、親がしゃしゃり出てくる事をとても敬遠しますよね?

(そう、思っているのは私だけ?)

マザコンが多い、家族との絆が強い。

っと、いう反面、

過保護な一面も併せ持つフランス人。

20代になったら、学生を卒業したら、

必然的に親の元から離れて独立するフランスの子供達。

でも、その一方で過保護過ぎる実態もフレンチカルチャーには存在するのだと結婚式の会場探しをしている際に実感しました。

それは、試食会以外にも会場探しで事前下見に来るのは、

その主役の親や祖父母だったりする姿を何度も見たので・・・。(苦笑)

っと、いう事で、最後の最後に、

Traiteu(トレトゥール)》食レポ体験まとめは、

食レポ体験まとめ

●試食会は基本無料である。

●事前申し込みが必要。

●メニューはあらかじめ決められている。でも、要望に添える。

●結婚式のパーティー以外のイベントでも利用が可能。

●アレルギー、宗教上食せない食べ物等の配慮がある。

●ワインは先方が決めますが、融通が利く。もちろん持ち込みもOK。

●試食の参加者は主役の二人以外でもOK。

 

日本との結婚式ビジネスの違い、文化の違い、そんな事を少しでも知って頂けたら幸いです。

 

次回は、

【番外編】として、私が出会ったフリーランスのフラワーアーティストの方をご紹介をします。




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。