【国際結婚の手引書9】日本とフランスの「結婚指輪」事情が違う?お国に変われば考え方も違う! 〜一般的なカルチャーの違いとは?〜

Bonjour〜!

南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!

近頃、結婚式を挙げないカップルも多くなりましたが、結婚指は結婚した証として欲しいモノ。

私は残念ながら、普段から指輪をしない派ですが、お出かけする時にはちゃんとするようにしています!

せっかく頂いた婚約指輪も何かのイベント時にしか付けない私ですが、やっぱり購入する前はそれなりに悩みました。(苦笑)

っと、いう事で今回は結婚式と言ったら指輪の交換。

でも、日本とは全然違うカルチャーを国際結婚をする事で発見しました!

そんな日本とは違う「結婚指輪」事情についてご紹介します。

 

【国際結婚の手引書8】フランス挙式に欠かせない音楽担当DJとウエディングデコレーター探し体験談 〜実際の古城式場参考例あり!〜

2017年9月28日

 

各項目注意事項

赤文字の項目は必須

青文字の項目はあってもなくてもどっちでもいい事。でも参考にしてもらえると良い事。

 

【事前チェック項目】海外挙式を成功させるための準備・アイデア・ヒント 〜フランス版〜

2020年7月8日

 

15)結婚指輪探し:本音とポイント比較まとめ

さてさて、

以前、アメブロでこの「結婚指輪」について記事を書いた際、

南フランス結婚式秘話 こだわり11 〜結婚指輪〜

意外に反響があってビックリした項目なのですが、

前回は、

JAGAKO

日本人が選ぶ定番プラチナリングはヨーロッパでは普通ではない!!

っと、いう事を中心に指輪探しネタをご紹介したのですが、

1年経ってみて感じる婚約指輪と結婚指輪。

元々、日本で購入を考えていたため、

フランスで探す事になってデザインのレパートリーの少なさもプラチナも一般的ではない事を知ってがっかりしました。

そこで、ご参考までに国際結婚のパートナーの主観とフランスで指輪探しをした際の体験談から

フランス人と日本人の指輪を探す本音を比較してみました。

 

 指輪探しの本音とポイント

《日本》

・シンプルなデザインがベスト!っと言いつつ、お友達や家族に見られるもの。

だから、みんなが知っているブランドやセミオーダー、またはこだわりのフルオーダーにしたい。

・一生に一度の結婚指輪だからそれなりにお金をかけたい。

・妥協したくない。

・指輪の素材はやっぱりプラチナ。

 

《フランス》

・結婚指輪は常にするもの。だから、飽きないシンプルなデザインがベスト。

・世界で一組だけのペアリングはお互いに好き同士のデザインじゃないのなら無理に選ぶ必要がない。

・お互いに好きなデザイン、素材、色にした方がベスト。

・結婚は一生かもしれない。でも、一生じゃないかもしれない。

・指輪にお金をかけるくらいなら違うモノや旅行に行きたい。

・物は壊れる物。一生じゃないし、ダメになったら新しい指輪を買えば良い。

・年齢と共に傷つき、色褪せるのならば、結婚記念日に新しいのを買えばいい。

・指輪の素材はゴールドかシルバーが普通。

 

補足

ちなみに、日本で結婚指輪の価格は10万〜20万の間の価格が最も売れる商品ですが、

フランスでは200〜500€(今日のレート@132€=¥26,400〜¥66,000)が相場で少しこだわって、

〜700€前後(約10万円前後)のくらいがフランス人が結婚指輪にかける平均的な予算です。

いかかでしょうか?

こんなにフランス人と日本人の結婚指輪に対する観点が違うのです。

だから、どこの宝石店へ行ってもシンプルでお値段も日本の様にお高い結婚指輪が常時置いていないフランス。

それも、プラチナは特に取扱店が限られます。

それは、フランス人には一般的に需要がないから。なのだとか。

 

【番外編】結婚指輪探し〜本当の指輪選びとは?ほっこりする小話〜

今回は少しほっこりするエピソードをお送りします。

実は、私たちが結婚指輪を探している際、とても素敵な出会いがありました。

それは、年配のご夫婦が婚約指輪を探していた際、

私は、

JAGAKO

あぁ〜、フランスあるある熟年結婚かぁ〜

っと、思いました。

でも、

旦那さんが

出会ったムッシュー

昔はお金が無くて、安い結婚指輪しか買ってあげられなかったんだ。

今、やっと素敵な指輪を買ってあげる事が出来るよ。

っと、嬉しそうに奥さんのために指輪を探している夫婦がいました。

婚姻、結婚式って家族やお友達に自分たちの晴れの舞台を祝ってもらう大切な日でもあるけれど、

ちゃんと結婚式をしてお披露目するのは一種の見栄でもあるのだと。

でも、そのフランス人の年配夫婦の様に、幾年を迎え、ようやく辿り着く夫婦としての証。

それが、

GONZO

男性が女性にプレゼントしたい!!

っと、思う大切な男の見栄。

それを、

出会ったムッシュー

その当時、お金がない。買えない。

でも、一生この人と一緒に過ごしたい。

そう、思った奥様。

JAGAKO

あぁ〜、素敵だなぁ〜!!

っと思いました。

そして、店員さんにこういうシチュエーションで婚約指輪、結婚指輪を探しに来るご夫婦は珍しくないのだと。

そう、思うと見栄っ張りな日本人。

値段でしょうか?

誰もが知っている高級ブランド指輪でしょうか?

宝石店員

本当に欲しい指輪は妥協しないで選びましょう!

っと、

販売店員はオススメしてくるかもしれません。

でも、

本当に大切なのは、

今の自分達の身の丈にあった指輪。

若くして、財を成した人ならばいくらでもかけられる結婚指輪への投資。

でも、この夫婦の様に婚約指輪さえ買ってあげる事が出来なかった。

結婚指輪も安い物しか買ってあげられなかった。

JAGAKO

でも、良いじゃない。

本当の夫婦の形は指輪だけじゃない。

高ければ良いってもんじゃない。

シンプルな指輪のデザインが多いフランスの婚約・結婚指輪を専門に取り扱う宝石店。

お国が変われば趣味趣向も違う。

人に自慢できる指輪だけが良い品ではない。

私たちの場合は、貯金も全然ない旦那が代々受け継がれているダイヤモンドに、

私が似合うであろうと思った地金を新たに新調して作り変えてくれた一品です。

女心の分からない、デリカシーのない旦那が自分の身の丈にあった婚約指輪を選んでプレゼントしてくれただけでも私は幸せだと思いました。

今、思うと・・・

JAGAKO

国際結婚なんて(通常よりも)結婚式はお金がかかるだけで疲れるからしたくない。

っと、主張した私と、

GONZO

結婚式は挙げたい。パーティーしたい!

の旦那。

そこにはかなり温度差があったけど、

今思えば、

旦那の男としてのけじめと見栄があったのだと。

そんな、男の見栄を当時は見抜けなかった私。

今、改めて、

JAGAKO

結婚式をして良かったと思います。

そして、最後に・・・

JAGAKO

これから結婚する人に伝えたい。

自分たちの身の丈にあった結婚式と指輪。

目の前の見栄よりもこれからの夫婦としてのあり方の方が大切なのだと。

若ければ若いほど、お金なんて無い。

でも、

お金よりも家族を大切にして、頑張って稼ぐ男の方が素敵だと思う。

そして、いつか、稼ぐ男に成長して、

男の見栄を受け留めてあげられる女性に成長できれば良いと思う。

国際結婚も日本人同士の結婚も変わらないのは、

自分たちの身の丈にあった結婚を家族、友人にお披露目出来る事だと思います。

決して、無理をしない。

このフランス人の熟年夫婦の様に、

日々のシンプルライフが本当の夫婦として

長続きする秘訣なのかもしれません。




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。