Bonjour〜!!
今年のバカンスはどこへお出かけしますか?
計画中の方、すでに行く事が決まっている方・・・
もし、フランスの世界遺産巡りをしようとお考えの方!
今年の南仏もイベントが目白押しです!!
そして、その中でも南仏に訪れた際には寄って欲しい「Carcassonne(カルカソンヌ)」の魅力についてお届けします。
《前回までのスペイン・バルセロナの旅》
【世界遺産】歴史的城塞都市「カルカソンヌ」とは?
ラングドック・ルシヨン地方には今も残る中世の城塞都市が幾つかあります。
その中でもフランス南西部にある「Carcassonne(カルカソンヌ)」は、ヨーロッパ最大級の城塞が、今も世界中の人々を魅了する人気観光スポットです。
「カルカソンヌ」の街は、地中海と大西洋を結ぶ平野にあり、トゥールーズ、モンペリエ 、バルセロナの中心部に位置しているため、イベリア半島とヨーロッパ諸国を結ぶルートとして、交通・軍事に関して重要な役割を担う形で発展した歴史があります。
●モンサンミッシェルに次ぐ、第2位の年間来訪者数を誇る観光名所。
●フランスでは「カルカソンヌを見ずして死ぬな」といわれる言葉があるくらい人気の観光スポット。
●1997年「歴史的城塞都市カルカソンヌ」として世界遺産に登録。
●「カルカソンヌ」周辺を散策する事が可能。
●夏から秋にかけて、ぶどう畑を味わう事ができる。
●美しい博物館、教会、公園、庭園を訪問することができる。
●フランスで1番年間来訪者数を誇る有名な観光名所。
●フランス北部・ノルマンディーの西海岸、グレーの砂地に浮かぶ小島・修道院。
●百年戦争中はイギリス海峡に浮かぶ要塞として役目を果たす。
●ナポレオン1世の統治下の際は牢獄としても使われた。
●住所:1 Rue Viollet le Duc 11000 Carcassonne
●電話:(+33) 04 68 11 70 70
●営業時間:時間帯は季節で変則的に変わります。ご注意を!!
①(月〜土曜日) 9:00~18:00/(日曜・祝日) 10:00~13:00 ※4〜6、9、10月
②(毎日開催)9:00~19:00 ※7、8月
③(月〜土曜日) 9:00~12:30/ 13:30~18:00(日曜・祝日)お休み ※11〜3月
●定休日:11〜3月の日曜・祝日
ナルボンヌの門、城壁(コンタル城)、シテ内のレストランやお土産屋さんなどもイベント時、季節で営業時間帯が変わりますのでご注意を!!
詳細は公式サイトから。
個人旅行の場合は現地ツアーもあります。
日本から事前にご予約される際は、オプショナルツアーをご利用すると混むバカンス時期でも効率よく訪問する事が出来ると思います。
【世界遺産】歴史的城塞都市「カルカソンヌ」の内部とは?
マイカーで私たちは訪れたのでメインの駐車場から「カルカソンヌ」に入場する際、一番大きなナルボンヌ門からシテ内へ入りました。
シテ内へ入る場合は入場無料です。
夕方過ぎからはシテ内にあるレストランへ向かう人たちばかりでした。
シテとは、城塞都市の事を指します。
中に入ると城壁が2重になっている事が分かります。
この地方に行ったら是非、食べてみたい郷土料理が・・・「cassoulet(カスレ)」という、白いんげん豆とソーセージの煮込み。
お世辞にも見た目は美味しそうではありませんが(爆)、豚肉以外に日本だと普段食さない、羊肉、アヒル肉、ガチョウ肉などが使われているので味わってみるのも旅の思い出になるのではないでしょうか?
量が多いので途中でギブアップしそうな方は1人前を2人で味わうのもありかな。っと思います。(←1人1皿の文化があるフランス人旦那は嫌がりますが。)
【毎年開催】中世の都市「カルカソンヌ」の大劇場で音楽フェスティバル!!
中世の都市「カルカソンヌ」の大劇場で毎年大規模に繰り広げられる「Festival De Carcassonne(カルカソンヌ・フェスティバル)」は、「古代劇場」、「サン・ナゼールバジリカ聖堂」、「カルカッソンヌ城の中庭」など歴史的建造物を背景に開催されます。
各国から歌手、ダンサー、俳優などが集まり、質の高いパフォーマンスが来場する観客を魅了します。
音楽のジャンルも多種多様で、演劇を始め、ダンス、オペラ、ジャズやクラシックなどの音楽コンサートの上演もあります。
そして、フランスといえばアート!
アートとのコラボ作品も目が離せません。
【2018年限定】歴史的城塞都市「カルカソンヌ」!世界遺産登録20周年
実は、私たちが訪れたのはバルセロナから立ち寄った時だったので、すでにもう遅い時間になってしまい、館内をあまり散策できませんでした。
その「カルカソンヌ」内部を散策中に一つとっても気になる事があったのですが、
っと、上記写真の遠くに見える黄色い建物??
食事を済ませ、足早に家路に向かってしまって、引っかかっていた事・・・
その謎を次の日、たまたまテレビのニュースを見ていた際に知りました。(ほぼ、ニュースしか私はテレビを見ないので良く遭遇する情報運の良さ!!)
なんと!
そして、その記念を祝して只今、イベント開催中なんです。
それは、城壁の一部に同心円状に広がる黄色の円が描かれているのだと。
これは、ある一点を見た際にしか見られないトリックアートみたいなもので、
この作品を手がけたアーティストが、2016年にマルセイユにある世界遺産、建築家Le Corbusier(ル・コルビュジエ)の 「Unité d’Habitation(ユニテ・ダビタシオン/集合住宅)」の屋上にも描いたFelice Varini(フェリス・バリニ)氏でした。
たまたま遭遇した、
以前のFelice Varini(フェリス・バリニ)氏の作品!!
世界遺産「ユニテ・ダビタシオン」の屋上作品。
ヘンテコな線も、ある一点から見ると・・・
パリに拠点を置くスイス人の現代美術アーティスト。
ある一点の地点からみたら、幾何学模様が建物の壁に平面として見える不思議なアート作品で有名。
日本でも来日しアートを披露した事があるので知っている方もいるかもしれませんね。
そんな、Felice Varini(フェリス・バリニ)氏のアートが今年は、世界遺産「カルカソンヌ」で見られます!!
偶然にも全容は見られませんでしたが、
そんな、記念すべき年に訪れた私たち。
何かの縁があるのかも・・・。
また、じっくり、ゆっくり行ってみたいと思います。
是非、皆さんも今年しか見られないもう一つの顔、「カルカソンヌ」をご覧あれ!!
あとがき
実は、今回の旅の目的だった、旦那の勘違いから、
なぜか、フラメンコを見に行く!!
という流れになった思いもよらぬ弾丸バカンス。
突如スペイン・バルセロナへの旅が決まり、一番の旅の目的だった、
てか、フラメンコ見たんか?
についてですが・・・
行けませんでした。(T▽T;)チーン
実は、下調べはバッチリしてディナー付きのフラメンコショーを見に行きたかったのですが、子供に長時間フラメンコを観覧するのにはまだ早い&お目当ての(時間帯)チケットが取れなかった。
そして、何よりスペインバルに行きたかった・・・っという結末になってしまいました。
なんてったて、元々は日帰りでスペイン・バルセロナの弾丸旅行へ強行突破しようとしていた私達家族。
時間が足りな過ぎて行けませんでしたぁぁぁあ〜!!
でも、実は短い時間でフラメンコショーを連日開催しているところもあります。
それでも行けなかった・・・
独身で身軽だと行ける事も子供と一緒だとなかなか行けなくなる。
それを実感した子連れ旅でもありました。
でも、子供の成長と共に独身時代には行けない場所、事など、
子供と一緒だからこそ出かけられる場所も今はある。
まだ、4歳児の息子にはフラメンコショーの醍醐味は理解できなくてもこれから成長と共に旅の楽しみが増えてくる。だから、その頃にまた訪れる。という課題ができました。
子供がいるから出来る事も出来無い事もある。
でも、行動してみて出来なくてもそこから得られる事もある。
その一つが長蛇の列で待っている際に、
ごめんね〜。
つき合わせちゃって・・・
疲れたよね。
ごめん!!
っと、いう言葉に息子、
だいじょうぶ。 だいじょうぶだよ。 ママン。
っと、言って、ぎゅーっと抱きしめてくれた息子。
明らかに疲れていても旅行を楽しもうとしてくれた4歳児。
子供のために諦める事、子供がいても無理強いをしてしまうダメ親。
でも、息子の優しさと忍耐力を知って、成長を垣間見れた瞬間でした。
それが、子連れ旅、子育ての楽しみの一つだと発見出来ました。
いろいろあったけど、楽しめた弾丸旅行!!
ちなみに息子がこの旅行で1番楽しかった事・・・それは、
アパルトマン!!
っと、バルセロナで宿泊した奇跡の50%OFFのホテル・アパルトマンでした。(苦笑)
《その他、行く前にチェック!スペイン・バルセロナの旅》
これ、4歳児の息子が撮影した奇跡のショット。