【スイス観光】本場スイスの郷土料理チーズフォンデュとは?

Bonjour〜!!

皆様、旅の楽しみは何でしょうか?

私は、海外・国内旅行問わず、

JAGAKO
現地の食を堪能する!

っという事を楽しみに短い時間を有意義に使おうとしてしまいます。

今回の旅はスイス旅行。

スイスと言えば、やっぱり「cheese fondue(チーズフォンデュ)」!!

っと、いう事で、本場スイスの「チーズフォンデュ」と、それ以外の「フォンデュ」料理についてご紹介します!

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本場の「チーズフォンデュ」とは?

本場の「cheese fondue(チーズフォンデュ)」とは、チーズを白ワインなどで煮込み、一口大に切ったパンをチーズに付けて食べるシンプルな家庭料理・郷土料理です。

諸説ありますが、元々、スイスの山岳地帯を中心にフランス、イタリアにまたがるアルプス周辺で、冬の寒い時期に体を温める食べ物として定着したのが始まりとされています。

諸外国に囲まれた内陸部のスイスは、フランス、ドイツ、イタリアのお隣なので、「チーズフォンデュ」と、言っても本当は場所によって呼び名が変わります。

中でもジュネーヴはフランス語圏なので、フランス語で、「fondue au fromage(フォンデュ・オ・フロマージュ )」、お隣のドイツは、「Käsefondue(ケーゼフォンデュ)」と呼びます。

レストランでのメニューの記載も英語とフランス語、イタリア語、ドイツ語表記になっている事が通例です。

そんな、「チーズフォンデュ」ですが、定番の調理方法があります!

本場の「チーズフォンデュ」の調理方法とは?

スイスで一番代表的な「チーズフォンデュ」は、材料がチーズ、白ワイン、バゲットの3つがベースになる、極めてシンプルな料理です。

調理方法

①土鍋などの鍋の内側にニンニクを擦り付る

②細かく切った(削った)チーズを白ワインやキルシュ(さくらんぼから作られた蒸留酒)に溶かす

※材料のチーズは、Emmental cheese(エメンタールチーズ)とGruyère(グリュイエールチーズ)が最も一般的

※分離を防ぐためのコーンスターチ(小麦粉か片栗粉で代用可)をまぶす

※calvados (カルヴァドス ※ りんごの蒸留酒) などでも代用。決して赤ワインを利用してはいけない!

③一口大に切ったパン、(温野菜)を専用のフォークか串に刺して溶かしたチーズを絡め取って食べる

JAGAKO
これが、最も一般的な「チーズフォンデュ」、「Fondue Neuchâteloise(フォンデュ・ヌシャテロワーズ)」と言います!

豆知識

雪山に囲まれる山岳地帯では、食料の確保が難しく、長期保存可能な食材を上手く利用する知恵があります。

「チーズフォンデュ」の食べ方も、硬くなったパンをチーズに付けて柔らかく戻して、おいしく食べるために考えだされました。

JAGAKO
そして、味の決め手になるチーズとは?

エメンタールチーズグリュイエールチーズとは?

《「チーズの王様」エメンタールチーズ》

12世紀に製法が確立された、スイス・ベルン北東部エメン渓谷近郊、エメンタール地方が原産の穴あきチーズです。

熟成期間は4〜18ヶ月。

出典:Googleマップ

木の実に似た香ばしい独特の芳香があり、「チーズフォンデュ」には欠かせないチーズです。

癖がないので、日本人にも合うチーズの一つです。

 

《用途万能なグリュイエールチーズ》

「チーズフォンデュ」やラクレットによく使われるスイスのグリュイエール地方原産のチーズの一種で、1115年の文献に残るほど歴史の古いチーズです。

熟成期間は5〜16ヶ月。

出典:Googleマップ

フランス料理では「エメンタールチーズ」と並びキッシュ、クロックムッシュ、グラタンなど調理用によく用いられる定番のチーズで独特な香りが特徴です。

JAGAKO
実は、本場の「チーズフォンデュ」は、チーズに野菜などの具を加えない事が多いんです!

我が家の「チーズフォンデュ」はいろいろな具材で楽しみます!

日本で人気の「チーズフォンデュ」はスイスでは一般的ではなく、日本人の私には、チーズとパンだけ・・・ちょっと味の変化がなく物足りなく感じます。

そして、スイスのご家庭で食される「チーズフォンデュ」は、チーズや酒類の配合によって、お家の味があるのだとか。

 

スイスの定番!郷土料理「チーズフォンデュ」以外の「フォンデュ」とは?

「フォンデュ」と言えば、代表的なのが「チーズフォンデュ」を指しますが、スイスでは、それ以外の「フォンデュ」料理もあります。

その中でも定番中の定番、チーズとパンだけの「チーズフォンデュ」、(スイスでの呼び名は)「Fondue Neuchâteloise(フォンデュ・ヌシャテロワーズ)※「ヌシャテル風フォンデュ」の意」以外に、

「fondue bourguignonne(フォンデュ・ブルギニョン)」と、

「fondue chinoise(フォンデュ・シノワーズ)」という、「フォンデュ」があります。

フォンデュとは?

fondue(フォンデュ、またはフォンジュ)の語源は、フランス語で「溶ける・溶かす」を意味する動詞「fondre」の過去分詞「fondu」から由来しています。

 

「fondue bourguignonne(フォンデュ・ブルギニョン)」とは?

「フォンデュ・ブルギニョン」は、又の名を「オイルフォンデュ」、「ミートフォンデュ」とも呼ばれ、熱した鍋に油を満たして、さいの目に切った肉などの食材を串に刺して揚げて食べる「フォンデュ」です。

注意

「bourguignonne(ブルゴーニュ)」の語が付きますが、フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理ではなく、スイス料理の一つ。

特徴は、数種のソースに揚げた食材をつけて食べるスタイル。

串やフォークが熱いので要注意!

食べる直前に一度串やフォークから食材をお皿に移すなり、取ってから食べないと口の中が火傷します!

本場のスイスでは、揚げる食材は肉のみの場合が多いのも定番です。

 

「fondue chinoise(フォンデュ・シノワーズ)」とは?

※写真はイメージ

「フォンデュ・シノワーズ」は、「スープフォンデュ」とも呼ばれ、薄切りの肉や魚介類などの食材を、煮立たせたコンソメやブイヨンのスープにくぐらせて食べる「フォンデュ」です。

「オイルフォンデュ」と同様に数種のソースに具材をつけて食べるスタイルで、味の変化があるので食べ飽きません。

本場のスイスではスープにくぐらせる食材は肉のみの場合が多いのですが、観光地のスイス料理店は、ニーズに合わせ、お店によっては魚介類をスープにくぐらせるメニューもあります。

そして、付け合せにヨーロッパの定番フライドポテトが別で付くのが一般的です。

豆知識

「フォンデュ・シノワーズ」の名前の由来は、中国の火鍋に似ているため、フランス語で「chinoise(中国の)」の語が付くのが始まり。

JAGAKO
日本人的にはしゃぶしゃぶに似ている鍋料理。っと、言った感じです!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私はスイスへ行くまで、スイスの定番は「チーズフォンデュ」だけだと思っていました。

でも、「オイルフォンデュ」や日本風しゃぶしゃぶの「フォンデュ」まである事を知って、食の楽しみが膨らみました。

そして、現地スイスへ実際に行ってみて、「チーズフォンデュ」以外の「フォンデュ」を味わってさらにスイス料理の虜になりました!

定番の「チーズフォンデュ」も食べたいけど他の料理も食べてみたい!

そんな人におすすめな観光客ご用達のレストランは都心部にたくさんあります。

その中でも観光客が足を運びやすく、美味しいレストランはどこも予約でいっぱいになります。

次回は、「チーズフォンデュ」も違う「フォンデュ」も、それ以外のスイス料理も堪能してみたい人におすすめなレストランをご紹介します!

 

発見!ココが日本と違うのよ!!

「フォンデュ」は日本と違って、チーズ、肉、魚などがメインで、一般的に野菜などの具を加えないでシンプルに食すのが定番

 




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。