【南仏観光情報】アヴィニョン近郊の骨董市が有名なリル・シュル・ラソルグとフォンテーヌ・ド・ボークリューズ 〜透明度抜群の川とは?〜

Bonjour〜!

先日、「Avignon(アヴィニョン)」にあるConservatoire(コンセルヴァトワール)の音楽院へ通うお友達に会いに行ったのを機にアヴィニョン周辺観光へお出かけました。

久々に訪れたアヴィニョン周辺でランチを食べようと思っていたのですが、ことごとく行きたかったレストランが日曜日のためランチはお休み・・・

そこで、お友達から紹介してもらった「アヴィニョン」中心街から車で数十分くらいの所にある、

「Fontaine de Vaucluse(フォンテーヌ・ド・ボークリューズ)」という小さな村と

「L’Isle sur la Sorgue(リル・シュル・ラ・ソルグ)」という、南仏最大のアンティーク市が立ち並ぶ村をご紹介します。

どちらも南仏の観光地としてとても有名で、特にリル・シュル・ラソルグ」は、アンティーク好きな人にはたまらない程、骨董市を専門に扱う店舗が多く、年に2回大きなアンティーク市が開かれます。

自分好みの掘り出し物を探し当てるのに豊富な品揃えが魅力です。

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日曜日営業の南仏最大の骨董市リル・シュル・ラ・ソルグ

ソルグ川が村の周りを囲むように流れています!

L’Isle sur la Sorgue (リル・シュル・ラ・ソルグ)は、

アヴィニョンの中心街から車で20分程の小さな村です。

出典:Googleマップ

もちろんアヴィニョン中心街から電車一本でも行けますが、週末は運行本数が少ないので時間に余裕を持って乗車した方がおすすめです。

この街の大きな特徴は「la Sorgues(ソルグ川)」に囲まれた小さな村が1978年に骨董品を扱う小さなお店が作られた事をきっかけに、今では250店舗以上骨董商が至る所にあります。

フランスでは日曜日は基本的にお店が閉まっている事が多いので、この街はそんな休日にゆっくりアンティークを眺めながら、フランスの歴史が垣間見られる素敵な時間を与えてくれる村です。

観光地としてとても有名になったのでその骨董商が立ち並ぶ「ソルグ川」周辺にはレストラン営業をしているところが多く、疲れた時には一息出来るお店も多いです。

 

注意

週末に各店舗が営業する代わりに、平日をお休みにしている店舗が多いので行かれる際は気をつけてください。

 

《有料駐車場から街の中へ入ると大きな風車が今でも動いています》

《街の中に流れる川辺で涼む人、水遊びをする子供がチラホラ》

 

《一見、ガラクタにしか見えないアンテーク品は掘り出し物探しに最適!!》

《交渉次第でお値引きもしてくれます》

《子供用のミニカーは可愛すぎ!!》

《置物でもありますが、実はライトです》

 

《この先を通ると雨天の際でもゆっくりアンティークを巡れる室内店舗もあります》

 

《年代物のアンティーク家具》

《旦那の実家みたいな家具がいっぱい!》

《お値段見てびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!マジか!!》

リル・シュル・ラ・ソルグ」は、年に2回(春・秋)に大きなアンテーク市のイベントがあります。

小さな村にアンティーク好きなフランス人から世界各国のバイヤーや観光客が訪れます。

リル・シュル・ラ・ソルグの国際蚤の市

フランス名: 102ème/ 103ème Foire Internationale Antiquités& Brocante à l’Isle sur la Sorgue  は、

年2回催される国際蚤の市で通常は毎週日曜にある蚤の市の規模が拡大されて多くの古物商が集まるイベントです。

500軒ほどの骨董屋が出店予定です。

アンティークや蚤の市が好きの方、そしてバイヤーには見逃せないイベントです。

詳しくはこちらから

  

【観光情報】

L’Isle sur la Sorgue (リル・シュル・ラ・ソルグ)

●住所:Place de la Liberté 84800 Isle sur la Sorgue

●電話:+33 (0)4 90 38 04 78

 
JAGAKO

この機会に掘り出し物を探してみてはいかがでしょうか?

 

村の住人よりも観光客の方が多い小さな村が魅すソルグ川〜フォンテーヌ・ド・ボークリューズ

出典:Googleマップ

「L’Isle sur la Sorgue(リル・シュル・ラ・ソルグ)」から車で10分程の場所に、「la Sorgues(ソルグ川)」の水源元である、

「fontaine de vaucluse(フォンテーヌ・ド・ボークリューズ)」という人口700人弱の小さな村があります。

今の春時期はとても緩やかな川の流れが見られます

なんと!観光客は年間100万人を超えるそうで、観光客のお目当が豊富な水量を誇る川の水源、「ヴォークリューズの泉」がある狭い谷の底とそこから流れる綺麗な川が有名だからです。

元々この泉は石灰岩の台地を流れる地下水が地表に出てきたものですが、

今でもどこの水源につながっているのか分からないことが一層神秘的な自然な泉の人気を維持するのかもしれません。

そして、その綺麗な泉の噴水の恩恵を受けて16世紀から紙を作る製紙産業が発展しました。

村の中には展示場があり、泉が世界最大規模の湧水量を誇ることなど詳しい情報を得ることができます。

《小さな橋があります》

《橋の中央にある風車がとても涼しげ》

《川辺に面したレストランは大人気》

中心広場にあるコロンヌ広場(Place de la Colonne)の目の前の橋を渡った所から生い茂った風車が見られます。

補足

ちなみに、

「ヴォークリューズの泉」にある巨大な噴水は

年間63000トンの水量を誇り、

フランス随一!!

世界第5位の豊富な水量の湧水です。

《コロンヌ広場》

《透明度の高いソルグ川》

注意

「フォンテーヌ・ド・ボークリューズ」の川は、水そのものには色が付いていません。

川の中に生える藻に光があたり綺麗なエメラルドグリーンにキラキラ光って見えます。

 

《コロンヌ広場から上の方へ》

《また、風車発見!!》

《近くにはお土産屋・アイス屋などあり一息休憩できます》

この風車の下に入場無料の手作り紙アトリエの展示場があります!

その他のミニ情報

この村の周辺では観光客向けにカヌーやカヤックの体験もできます。

【観光情報】

「fontaine de vaucluse(フォンテーヌ・ド・ボークリューズ)」

●住所:84800 Fontaine de Vaucluse 

●電話:+33 (0)4 90 20 32 22

 

透明度の高いボークリューズの水源から湧き出る川辺のレストランとは?

駐車料金は1日4ユーロ。近くに公衆トイレも完備され、観光地なんだと実感!

私たちは有料駐車場に車を停めて少し景色を楽しみながら中心街へ向かいました。

その後、ランチタイムだったのでレストランを探したのですがこの日は「母の日」。

どのレストランも母の日メニュー限定でお客さんがいっぱい!!

ことごとく予約なしでは断られました。

特に景色が綺麗なテラス席完備で人気の美味しいレストランは予約必須です。

結局、駐車場から一番近いレストランへ戻ってきて運良くテラス席が空いた隙に来店できました。

《裏側で駐車場から一番初めのレストラン》

《裏側で駐車場から一番初めのレストラン》

 

 

《Mojito(モヒート、仏:モリト)というお酒が旨し!》

《 Fête des mères(母の日メニュー)》

 ★本日のメニューの一部をご紹介!!

《前菜:シャルキュトリー盛》

《メイン:海老のパスティス焼き》

《デザート:プロフィットロール》

他のレストランのメニューも吟味して値段と照らし合わせたらなかなかのコスパでした。

他のレストランは、

前菜 or デザート+メインだけで32ユーロ、又は38ユーロ〜のところをこのレストランは、

前菜+メイン+デザートで、26.80ユーロ。

周りのレストランよりもダイレクトにソング川の景色が堪能できないためか?

お料理は決して悪くないお手頃なレストランでした。

そして、隣にはワインやジャム、パテ、計り売りオリーブオイルなどの販売もしています。

【レストラン情報】

Restaurant Pétrarque & Laure

住所:Place de la Colonne – 84800 Fontaine de Vaucluse

電話:+33 4 90 20 31 48

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注意

こちらへ来て外食する際の観光地でのレストランの当たり外れが多い事に気付いて、

「安ければいいってもんじゃないな。」を痛感しています。

相場ですがフランスのレストランは

25ユーロ以上(@123=3075円)

出さないと全然コスパが悪いです。

日本のように安くて、早くて、上手いレストランが全然見つからない・・・。

 

あとがき

アンティークが好きな人におすすめな「リル・シュル・ラ・ソルグ」は見てるだけでフランスの文化や習慣などを感じとる事が出来ます。

そして、フォンテーヌ・ド・ボークリューズ」は、この川の側にいるだけで癒されるまさに避暑地です。

地元のワインや食べ物に満たされ、素敵なひと時を過ごす事が出来る街です。

次回は、一度は行ってみたい天空城の街とラベンダーで有名な修道院をご紹介します!

 




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。