Bonjour〜!!
2020年初旬から、新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)が世界的規模で爆発的に進行し、WHO(世界保健機関)がパンデミック(世界的な大流行)を宣言した矢先の3月半ば、私の住むフランスも子供の学校閉鎖から始まり、外出制限になり、多くの人々が自宅待機・・・から一変、数日のうちに外出禁止令が発動して、すっかり静かな観光地、南仏マルセイユからお届けします、JAGAKOです!
数日前から、スーパーでは、食料品、日用雑貨の買い占め、薬局などでは、アルコール消毒液、マスクはすでに手に入らない状態が続いています。
そんな中、多くの企業が稼働しなくなり、経済に大きく影響を与えています。
日本同様、テレワーク、特に在宅勤務を実施する企業が増え、これ以上感染が広がらないためにも、厳しい措置が政府から発表されました。
でも、日本の感染予防策とは大きく違う措置です。
実際にヨーロッパに住む私からしてみたら、厳しい措置はいつかは起きるだろう。っという予想があったので、納得の措置が次から次へと発令しています。
その始めとして、国民に呼びかける演説の一発目に、マクロン大統領が打ち出したのが、
翌週からすべての学校を閉鎖する!
そして、予防を徹底させる事などでした。
でも、街の反応は、次の日でも・・・

っと、いう感じで、全く普段通り、レストランやスーパーには多くの人が行き交い、子供達の笑い声、泣き声がして、本当に新型コロナウイルスが世界中に蔓延しているのか疑わしい程の平和な日常でした。

多くの人が行き交う南仏の玄関口「Gare de Marseille Saint Charles(マルセイユ・サン・シャルル駅)」

《マクロン大統領からの演説があった翌日、3月13日夕方の様子》

《平日&通勤・通学のラッシュ前なので人はまばらですが、構内も普段と変わらない様子》
フランスでは、花粉症シーズン、インフルエンザが流行る時期でも、マスクはしないし、手洗い、うがい(うがいの仕方すらたぶん知らない)をほとんどの人がしません。
多くの外国人が日本の居酒屋などで、一番初めにおしぼりが出てくる事に感動する程です。
そんな、日本とは違う衛生環境は、息子がCP(小学一年生)になって、2回もギョウ虫が原因で腹痛になった時に、本当に実感しました。

初めて(息子の)ケツの穴から虫がウヨウヨ這う姿を見て、ゾォゾゾッっと鳥肌が立ちました!
正直、日本の衛生管理には行き過ぎだとさえ感じてしまう程、フランスは不衛生が当たり前です。(それがフランス。慣れないとこの国では生きていけません)
例えば、子供達は学校の蛇口にそのまま口をつけて水を飲みます。(それもトイレの洗い場の水)
給食を食べる前は子供達全員に手を洗わせる習慣がありますが、うがいや歯を磨く習慣は学校内ではありません。
すでに、幼稚園の時に集団食中毒に遭い、救急車で運ばれた経験があります。(爆)
そんな、感染症が大流行したらアウトなヨーロッパ。
多くの人々が苦しむ事になる危機感も、自分自身が感染源になって人に移してしまうかもしれない。っという配慮もほとんど、普通の生活をしていて感じません。
フランス生活に慣れている日本人でさえ、全く危機感すら無かったのではないでしょうか・・・。
でも、政府から新型コロナウイルスに対する予防策が次々と発表され、ようやく敏感に反応した人達から次々とスーパーへ出向き、とりあえずまとめ買いをする姿がありましたが、
それでも、そんな事をする(慌てる)人たちに冷ややかな目線の人達もいました。(うちの旦那も含め)
危機感のないフランス市民。

っと、いう言葉に、全然動じないフランス人旦那。

(統一地方)選挙もあるし(そんな事ある訳)ないよ〜!
っと、
この時は、これから起こる政府の厳しい対策にフランス市民の大半が予想していなかった事ではないでしょうか。
私は、日本でレストランを経営している兄がいるので、早い段階で危機感を持っていました。
兄嫁から何をまとめて買っておいた方が良いのかを教えてもらったり、日本の現状を知っていたので、いつかは・・・ヨーロッパにも(パンデミックが)来る!
っと、思った矢先にお隣イタリアの感染者と日に日に増える死亡者。
そして、イタリア同様、日に日に増えるフランスでの感染者。
だから、マクロン大統領の1回目の演説があった週末に、これから2〜3週間は困らない様に食材や生活必需品をリストアップ。
旦那からは、

まとめ買いなんてしない!
と、念を押されましたが、そんな旦那の宣言を無視して、必要最低限の物を買う私。
でも、実際にスーパーを訪れた際、どんどん陳列棚から物が無くなる光景を見た旦那も予定していなかった食材をザカザカ買い物カゴへ。(スイッチ入ったか?爆)

さすがに、ココまで物が無くなるのは初めての事で、足を止め、驚いたフランス人が、パシャパシャ写真を撮る光景を何度も目の当たりにしました。

《残っているのは汚い商品、封が開けられた商品ばかり》

《高級オリーブ油以外は、ほぼ完売》
そして、大量の買いだめをした帰宅後に、日用品を扱うスーパー、薬局など、生活に必要なお店以外はしばらく休業してしまう事を知った旦那は、まとめ買いした事にご満悦。(まとめ買いに猛反対していたのに!)
医療機関の受診など、必要のない不要不急な外出も制限(その後、すぐに禁止)
ちなみに、フランスでは、どこのスーパーも備蓄がたくさんあるので、急いで買い物に行かなくても大丈夫です。
ただ、パスタ、小麦粉、砂糖、卵、サラダ油などオイル系、食パンやサンドイッチ用のパン、缶詰食品、冷凍食品、トイレットパーパー、キッチンペーパー、食卓やトイレ用の除菌用スプレーなどは早い段階で購入する人が多く、お店のスタッフは大忙しでした。

まとめ買い様に次から次へと運び込まれるキッチンペーパーやトイレットペーパーは、すぐに完売してしまいます!
それは、スーパーに備蓄があったとしても、コロナウイルスが蔓延している中、誰がウイルスに感染しているのか分からないため、お出かけする事が怖いし、何よりも欲しい物がすぐに買える保証が無いため、どうなるか分からない先行きを心配しての行動だったりします。
実際に、外出自粛から、すぐに外出禁止令(15日間 ※延長あり)が発動し、出かける場合は、
フランス政府指定の証明書(ATTESTATION DE DEPLACEMENT DEROGATOIRE)と併せて、
自宅待機ができないお仕事に関わる人は、移動する際に、出勤証明書(JUSTIFICATIF DE DEPLACEMENT PROFESSIONNEL)を所持しなければいけなくなりました。
電子版外出証明書作成ページ:
https://media.interieur.gouv.fr/deplacement-covid-19/
違反者には罰則(罰金:最大135ユーロ)です!
※発令初日は、違反者には38ユーロの罰金
《追記》
外出禁止令が発動しても、4000人以上の人が実施1日目で規則を破ったため、38ユーロの罰金から、135ユーロの罰金に引き上げられました。
さらに、規則違反者は、最大375ユーロへ
※外出届を必ず持参し、外出の目的が明確であれば大丈夫
※外出禁止令に違反し、罰金が課せられた場合、30日以内に支払う義務がある。もし支払いが滞る場合は、300ユーロに加算されるので注意
《更に追記》
3月23日(月)外出禁止措置に従わない人が多いため、罰則が強化されました。
・「15日以内」に違反を繰り返した場合、(初回)135ユーロから、一気に1,500ユーロ
・さらに、「30日以内に4回の違反」を繰り返した場合は、禁錮6ヶ月と罰金3,750ユーロが科されます
《更に追記》
フランスにおいては,3月17日から5月11日までの間,厳格な外出制限が行われています。フランス全土で検問が実施され,違反した場合には反則金等が科せられますのでご注意下さい。なお反則金等は,初回の違反について135ユーロ又は375ユーロの反則金(反則金不納付で訴追された場合の罰金は最大750ユーロ),15日以内の再度の違反について200ユーロ又は450ユーロの反則金(反則金不納付で訴追された場合の罰金は最大1500ユーロ),30日以内に4回違反した場合には最大6か月の拘禁刑及び3750ユーロの罰金(並びに必要に応じて公益奉仕活動・運転免許停止)となっています。 また,パリ市が10時―19時の時間帯について個人的な運動目的での外出を禁止しているなど,各地方自治体が,特有の事情に応じた外出制限の厳格化を行っている可能性があります。お住いの地方自治体による措置を,本ページと併せて確認するようにしてください。
引用:在フランス日本国大使館 日付:2020/4/13
それも、買い物などへ出かける場合は、家族の代表者一人で来店する事を(基本的に)命じられ、人と人とが極力接触しない様にしなければいけなくなりました。
そこまでしないと人々の行動を抑制できないのがヨーロッパ。
日本みたいに、個々の自主的自粛に任せる感染予防対策では全く意味がないのがヨーロッパ。
国が違えば、政府が打ち出す政策も違う。
多くの税金を支払ってくれる企業への配慮を大前提にする日本では、ヨーロッパほど、スパ、スパッと物事が決められない様に思います。
まぁ、日本の場合は、個々で予防し(一部を除き)他人に配慮する事が出来る国民性があるので、フランス国民の様に、厳しい罰則があってようやく危機感を抱く様な事がないので、法的罰則が緩くても感染拡大を抑え込む事が出来ているのかもしれませんが・・・
世界中に広がってしまったコロナウイルスに対する措置に関して、フランスのマクロン大統領は、
「フランスは、(ウイルス)戦争状態だ!(La France est “en guerre”)」っと、強い口調で国民に演説した事で、フランス人の多くの人々が、

っと、ようやく意識改革が起こりました。(遅いよ・・・)
っと、いう事で、
なぜ今回、ニュースを見れば多くの情報が得られる中、時事ネタには触れない我がサイトで記事を書こうかと思ったのは、観光地を紹介する記事を書いている事もあり、未だに観光情報からの流入が多い我がサイト。
イベントは開催されるのか?
今のヨーロッパの観光地はどうなっているのだろうか?
コロナ(ウイルス)の影響を受けているのだろうか?
そんな、フランスの現状を知りたい方、心配される方に対して、少しでもヨーロッパの今の状況にもっと危機感を持って欲しかったからです。
とりあえず、行ったらなんとかなる・・・?
そう、思って今まで自由に行き来した観光客から陽性反応が出ている現状。
今の時点では、しばらくの間、日本からの観光客などは例外を除いてヨーロッパ全土に入国する事が難しくなります。
それでも、航空券を購入し、行く準備を念入りにした人達にとったら、キャンセルなんてしたくない!
コロナウイルスに感染しない様に念入りに予防をしっかりしているから、計画を実行したい!旅行に行きたい!!
そう思っている方も少なからずいるかもしれません。
そんな人たちに伝えたい!

本当に、今はヨーロッパに来ちゃダメ!
ヨーロッパ圏内に住んでいる人も色々な所へ行き来してはダメ!!
※日本ではこれから大型連休のGWがありますが、6月頃までは渡航に危機感を持つ様に言われています。
もし、来てもお店は休業(時短営業)。
美術館、演劇場など娯楽施設も休業。

各主要都市の街は閉鎖され、いるのは見回りの警察とルールを無視するフランス人!?
っと、いう事で、
最後に今現在の時点で発令されている、フランスの新型コロナウィルス情報をご紹介します。
●2020年3月17日正午から、少なくとも15日間は、フランス国内(本土及び海
《追記》→5月11日まで延長
●野外イベント、集会、
●
●EU共通の決定により3月17日から、EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖し、EU域外の国
※現在EU圏外にいるフランス人の帰国は可能
※滞在許可証を所持している日本人は例外として入国可能
●厳格な移動制限措置
●手洗い、アルコ
●握手・ビズの回避等の感染予防措置
●1メートル以上の対人距離を確保し接触を避ける ※スーパー、パン屋など各店舗すでに実施
出典:外務省
※随時、感染予防の措置について、最新情報と異なる場合があります。
※外務省、日本大使館、日本国総領事館のHPよりご確認ください。
知った事か!そんなもん!!