【南仏観光】歩いて訪れる「Calanques(カランク)」とは?

Bonjour〜!!

昨日は息子が幼稚園の課外授業としてピクニック(遠足)へお出かけしました。

それも近所の海岸へ。

そのうち、マルセイユの「カランク」へもピクニックに行く日が来るのか・・・?

っと、いう事で、前回は、「カランク」の紹介と遊覧船ツアーについてお送りしましたが、今回はその第2弾として、海側から観る「カランク」ではなく、陸側から観る「カランク」をお送りします。

【南仏観光】遊覧船ツアーで訪れる死ぬまでに一度は訪れてみたい美しいカランク

2018年6月12日

 

歩いていこう!「Calanque de Sormiou(カランク・ドゥ・ソルミュー)」

「カランク」へ訪れる場合、一番簡単&観光客に人気な方法は遊覧船ツアーに参加する事です。

でも、ハイキングやトレッキングも兼ねて陸側から歩いて「カランク」へ向かう事の出来る「カランク」もあります。

今回はそのマルセイユの中心街を通り抜け、南西に向かった場所にある、

「Calanque de Sormiou(カランク・ドゥ・ソルミュー)」と言う「カランク」をご紹介します!

実は、「カランク・ドゥ・ソルミュー」へは、徒歩、自転車、オートバイで入る事ができますが、基本的にでの通行は禁止されているため、入口(ゲート)の前には警備員が常駐し、一般車両は通行を止められてしまいます。

注意

乗用車、観光バスなどの大型車両は基本的には通行禁止

今回はハイキングがしたかったので歩いて「カランク」へ向かいました。

「カランク」へ向かう保護区内には土壌がほとんど存在しないため、特定の生態系があります。

切り立った崖が多く、乾燥している環境の中でも900種類以上の植物が生育しています。

そして、野鳥の種類もたくさんいるのでバードウォッチングをする人もいました。

昔に比べるとちゃんと舗装されているのだとか。

JAGAKO
意外に平坦な道だなぁ〜!

っと思っていたのも束の間・・・

どんどん、登り坂のアップ、ダウン。

《パノラマな景色が広がって気持ちが良い!!》

《南仏に多く見られる「Coquelicot(コクリコ)の花 ※ヒナゲシ」》

 

トレッキングを楽しむ人も多い!そして、白い岩肌が特徴!

あえて獣道を選ぶマルセイユ人・・・意味不明

段々、息が上がる坂道になり、登り切って振り返ると・・・

JAGAKO
あっつ!!スタジアム!!

【潜入リポート】マルセイユのスタッド・ヴェロドロームへ潜入!! 〜見学ツアーの方法〜

2018年4月30日

マルセイユの繁華街が見えました!

ロッククライミングに挑戦する人もいます!

天気が良かったので午前中から観光客用のタクシーがチラホラ。

ちなみに保護区でもある&険しい山道なのでバスの運行がないため、必要ならばガイド付きツアーに参加するともっと詳しいカランク情報が得られるかもしれませんね。

そろそろ疲れてきたくらいに・・・

JAGAKO

いえぇ〜い!!o(^▽^)o

海が見えて来たので再度やる気になります。

そして、ワクワクしながら、しばらく歩くと・・・

一本の松の木を発見!!

この木を見て、東日本大震災が起きた時、岩手県陸前高田市気仙町の高田松原跡地に立っていた松の木を思い出しました。

震災が起きた際、地震と津波に耐えた一本の松の木。

半年後、実際に社員旅行で訪れた岩手、宮城県。

その時から話題になっていましたが、

今では「奇跡の一本松」と呼ばれている様です。

まさか、そんな岩肌に珍しく立ちはだかる南仏の一本松。

っと、いう事で合掌。

こんなに遠くでもはっきりと水の透明度が目立ちます!

シーズン時期は結構、船が停泊しています。

そして、ようやく到着です。

Googleマップでは徒歩約30分とありましたが、子連れ&写真を撮ったり、景色を見たりで1時間弱もかかってしまいました。

恐るべし山道。

ビビリなので危ないゾーンなども確認。

ちなみに、「カランク」にはサメなどは現れません。

すべての「カランク」「Parc National des Calanques(カランク国立公園)」内の保護区になっているため、自然のままで「カランク」に生息する生態系を壊さない様にルールがあります。

JAGAKO
やばい〜!!きれい〜〜〜!!

っと、いう事で歩いて、疲れた後はビーチでご飯を食べながら一休み。

休んで、泳いでの繰り返しであっという間に時間は過ぎてしまいます。

午後になると、

スキューバダイビングツアーの方たち、ご一行様が現れました!

南仏と言ったらマリンスポーツの宝庫!!

この海岸エリアは沈没船が多いのだとか。

そして、遊覧船がたくさん私たちを見物していきます。(笑)

大型船、小型船など数多くの船が停泊したり、遊覧船が訪れていました。

 

ぎゅう、ぎゅうです(笑)

私の持っているカメラでは表せない程、綺麗で穏やかな水が特徴です。

本当に透明度が高いです!

伝わりにくいのが悲しいです。

《周りには観光客用のお手洗いやシャワーなどもあります》

《どこを見ても美しい・・・》

JAGAKO

あれ?ヽ(*’0’*)ツ

あそこに・・・

人が!!

マタしても、すごい所を登っている人が・・・。

他にも、シーカヤック、シュノーケリング、ジャンプ(←本当はダメだと思う)など、マリンスポーツを楽しむ人達がとても多かったです。

これも、南仏の気候と環境が生んだスポーツ&娯楽だと思います。

 

【裏技1】「カランク・ドゥ・ソルミュー」へ車で行く方法

初めに触れましたが、「カランク・ドゥ・ソルミュー」へは、

注意

乗用車、観光バスなどの大型車両は基本的には通行禁止

っと、ご紹介しました。

でも、行きは元気にハイキングをして行けますが、帰りはラクしたいですよね。(←完全にダメ女)

小さなお子さんがいる場合は特に!!(っと、言い訳。)

山登りをして、綺麗な海岸を見て、泳いで、またハイキング・・・。

(それも帰りはずっと上り坂・・・)

でも、行きの道をハイキングで訪れた際、意外にも車で「カランク」に向かう人の多さにびっくりしました。

そして、現地に到着して、駐車場も完備され、駐車料金1日5ユーロの看板・・・

JAGAKO
えっつ!?なんで?

車で来てるのよ!(`ε´)

と、思ったので、帰り際に、駐車場の係員の方に聞いてみました。

そこで知った「カランク」裏事情!!

実は、旦那からは事前に、

GONZO

カランクには人が住んでいるから・・・

っとは聞いていましたが、

JAGAKO
いや、いや、

明らかに違うだろ?

あなた??

っという人もいて、腑に落ちませんでした。

そこで、その謎を教えてもらって納得!!

実は、

裏事情

●駐車場を利用する30%はカランクに住む住人。そして、レストランの従業員など。

●その他が一般車両で、車で来る人はカランク内にあるレストランに予約をした人が車でカランク内の通行を許される。

補足

この「カランク」内に133軒もの家屋があって、人が住んでいる。(2018年6月現在)

一般の人が簡単にゲートを越える方法は、

管理人

「カランク」に入る時にゲート前の人にレストランを予約している事を告げると通してもらえよ!

っとの事。

それも、以前は厳しく予約名まで確認していた時もあったそうですが、今では、観光客の人数が多いので、

観光客
レストラン予約しているから通っても良いですか?(シレッ)

の、一言で通れてしまうのだとか。

JAGAKO
∑(゚Д゚)えっつ!?

そんなアバウトな・・・

だから、「カランク」内の駐車場は有料なのだとか。

または、ココ、さらに裏話!!

管理人

朝の8時前にゲートを通過してしまえば車でも通れてしまうよ。

あと、小さい子供が一緒だと大変だからね〜。

理由を話せば通れちゃうかも。

っと、さすが、マルセイユ人。

そこんとこ適当。

一定の決まりはあるものの臨機応変に対応可能な柔軟さ。

そこは、南仏の人ならでは。

 

【裏技2】子連れに朗報!楽して車移動するには!?

実は、この管理人の方から、

管理人

今からゲートの外へ向かう人(帰る人)にお願いして、車に乗せてもらえば?

(小さい)子供には帰りはきついからね〜。

っと、アドバイスまでもらいました。

JAGAKO
∑(゚Д゚)えっつ!?

それって・・・ヒッチハイク的な?

でも、このいろいろな情報を教えてくれた管理人のお兄さんに別れを告げて歩く事5分ほど。

なんと!「カランク」の住人に声をかけられ、外のゲートまで送ってもらえる事になってしまいました。

帰り道、夕暮れの「カランク」を撮影する気満々でしたが、お言葉に甘えてしまいました。(←やっぱり、ダメ女。)

そこで知った、「カランク」の住人話。

実は、住人の半分くらいは保護区「カランク」のゲートの外にお家を持っていて、別荘、別宅として、「カランク」内のお家は週末やバカンス時期に訪れる事が多いのだとか。

JAGAKO
、そうですよね。

結構、大変ですよね。

仕事行くのにも不便だし。

(保護区内に)学校はないだろうから子持ちだったら、その都度送り迎えをしないといけないし・・・。

っと、疑問解決

でも、拾ってくれたマダム曰く、(カランク内のお家は)あったらあったで、こうやって週末は楽しめるけど、その分税金や災害などの問題もたくさんあって大変なのだとか。

実は、南仏は乾燥しているので、「カランク」内の山々は山火事が多く、風が強い時は保護区内へ入れず通行禁止になってしまいます。

その際は警備員ではなく、警察が監視して(ゲートを)通行止めにしてしまいます。

だから、実は南仏に住んでいながら何度もゲートを越えられず苦い思いをした事があるので、そんな「カランク」内に実際に住む人の事情を知る事が出来て貴重でした。

JAGAKO
てか、どんだけお金持ちやねん!

っと、ツッコミどころ満載でしたが、意外にも本宅がご近所さんなのでこれも何かのご縁。

それも、

カランク住人

誰でも乗せるわけじゃ無いの。

小さい子供を連れている家族だけ。

何かあったら怖いし、子供連れの子を見ちゃうとほっておけないの。

だから、あなた達はラッキーね。

っと、子供がいる母親だから分かる気持ち。

かなり良いマダムに出くわしました。

JAGAKO
(運)持ってるぞ!息子よ!!

っと、いう事で正真正銘、車内に「カランク」住人限定の通行書を持っているマダムのおかげでスイスイ〜っと山道を通り抜けてしまいました。

 

「カランク・ドゥ・ソルミュー」へ車で行く方法まとめ

●カランク内にある「Restaurant Le Château」に予約。

●このレストランへ向かう車両の人にお願いして便乗。

●小さい子供連れをアピールして交渉。

●警備員のいない午前8時前(7時半くらいがベスト)にゲートを越える。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

JAGAKO
死ぬまでに一度は見てみたい!

と言われる「カランク」が近くにあるマルセイユで育った旦那。

沖縄に行っても全然感動し無い訳が、よくわかりました。

本当、ヨーロッパには素晴らしき景色、素晴らしき食べ物、素晴らしき人達がたくさんいます。

遊覧船ツアーでは味わえ無い、また違った「カランク」の姿がある事を。

お時間がある方、ぜひ、ハイキングがてら、海水浴がてら、ゆっくり白い岩山を観察しながら訪れてみませんか?

パリとは違った景色が、南仏にはあります!!




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。