Bonjour〜!
南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!
2020年は東京オリンピックで華々しく日本を世界に知ってもらえる年だと思っていましたが、新型コロナウイルスで一変、世界経済が落ち込み、外出を制限され、人と会う事、人と接する事、家族や友人との語らい、食事、スポーツ、娯楽施設、遊園地を始めとしたアクティビティも自粛しなければいけない日々が続きました。
フランス人が生きていく中で、毎年訪れるバカンスのために働く!っと言っても過言では無いお国柄の人々がバカンス休暇も思い通りに取れず、制限され、普段何気ない行動や生活が、どれだけ素晴らしい事なのかを思い知った2020年。
そして、フランスへ来てからずっとお世話になっていたお友達との別れの多い年。
それから、コロナ離婚?っと、思うほど離婚される方が周りに異様に多く、明日はわが身だとつくづく思った年でした。
そこで、ロックダウンをきっかけに、行動範囲を制限され、突然起こった1回目の強制ロックダウンにより、おウチの中で過ごす時間が増えたため、精神的にも肉体的にもストレスを抱えた教訓を生かして、今後の生活環境を快適にすべく、改めていろいろな事を見直すきっかけになりました。
特に、世界的パンデミックな新型コロナが猛威を振るい続ける中だからこそ、我が家はいろいろな新しい生活を快適にするアイテムが増えました。
前置きが長くなりましたが、少しでも暗く落ち込みやすい日常をハッピーにするためのヒントになれば幸いです!!
不必要なモノを断捨離してお部屋の模様替え
生活環境を変えるには、まずは一番長く過ごすお部屋の断捨離や模様変えをするだけで、快適な環境を確保する事ができます。
決してお金をかけなくても不必要な物を片付けるだけでも気持ちもお部屋もスッキリします!
私の住むフランスの住宅は、(特に)新しい新居は何も無い空の状態から、自分たちでキッチンを設置したり、壁を塗ったり、家具や小物を購入し、自分が好きな物に囲まれる空間を作る事で、快適な環境を楽しむ文化があります。
私たちは、数年前に何もない状態から引っ越してきたので、コツコツ、少しづつですが、好きな物に囲まれる環境を作り上げてきました。
でも、ロックダウン以降、時間を持て余す様になったので、一気にいろいろなお部屋改善に力を注ぎました。
《1部屋、物置化していた不要な荷物を一気に片付ける!!》
《荷物を退けたら壁が・・・汚い!新たにペンキを塗る!!》
●不要なものを思い切って断捨離
●スッキリしたお部屋で快適な空間を得る
要らないモノを捨てるだけでも心が軽くなり、気分もリフレッシュできると思います!
ずっと見て見ぬ振りをしていた箇所の修繕・修理
ついつい後回しにして、気づいたら数年、修繕・修復をしていなかった・・・
我が家は引っ越してきて3年半にして、ようやくお風呂場の穴が塞がりました・・・
こんな機会がないとなかなか動かない出不精な夫。
イライラを通り越して放置していましたが、やっぱり綺麗に塞がると気持ちもスッキリ!!
そして、常に乾燥してカビが生えにくいヨーロッパですが、カビや黒ずみが絶えず発生するお風呂場のパッキンの修繕もようやく完了しました。
●見て見ぬ振りをしていたお部屋内や駐車場、物置など、修繕・修復も時間がある時に済ませてしまう!
故障などで利用できない場合はすぐに修復しますが、
まぁ、使えるしいっか。
また、来週でいっか。
っと思っている場所や箇所ほど放置しがち!
こんな時に一気に終わらせてスッキリ!!
思い切って新しい家具を新調する
日本の住宅事情だと、大抵やる事はほとんどないですが、ヨーロッパの建物の構造上、まずは壁を塗り、収納スペースは自分で確保するのがヨーロッパ流です。
だから同じアパルトマンの間取りでも内装が全然違うのが当たり前で、特にパリにある年代物の古い物件は、時代とともにいろいろな人が入れ替わり住む事で、どんどん内装が変わっていった歴史が伺えます。
私たちは、モノが多いので、収納スペース付きのテレビボードを設置する事にしました。
何度も配置を動かす訳ではないので、まずは壁のペンキ塗りからスタート!
始めは仲良く和気あいあいで始まりましたが、
結局・・・口うるさい夫が一人で塗り終えました・・・(苦笑)
《壁の色は全面ではなく一面塗りがフランス流》
《特に倹約家が多いフランス人は、自分でDIY(日曜大工)をするのが当たり前!》
《うぅ〜ん・・・テレビちっちゃいなぁ!!》
何で型落ちじゃないの!?
どうせ、テレビなんてすぐに値段下がっちゃうのに・・・(  ̄っ ̄)ムゥ(怒)
ってか、今年は買わない。って言ってたよね!?ヾ(*`Д´*)ノ
でも・・・
記念すべき!?
2020年だよ。
(東京)オリンピック無くなったわぁ!!!
《今流行りの壁式、超〜薄型テレビはもちろん自分で設置!》
《自分で固定するので、失敗しないかドキドキでした・・・》
普通、電気屋さんが(テレビとか)設置してくれるよね?
何もかも自分たちでやらないといけないなんて・・・
失敗した時が怖い!!
一つ大きな買い物をすると、何故かいろいろ他のモノも買い替えたくなるのは我が家だけでしょうか・・・?
もぉ、ここまで来たら、キッチン周りもブリコ(DIY)しちゃおう〜〜〜!!
 ̄ー ̄)ニヤリ
えぇ!?
(;´д`)あぁぁあ・・・
うぅ・・・うん・・・(;-_-) =3 フゥ
《まずは、恒例の壁塗りからスタート!》
《ずっと欲しかった・・・》
《棚を作ってみた!》
結局、これからの将来を見据え、オンライン会議、授業など、人と接せずともコミニュケーションができる環境になる事を踏まえ、それに合う最新式のテレビに変え、お友達や家族がいつ来てもお泊まりができる様に、ソファベットも新調・・・などなど、大型家具を設置した事でメインのお部屋が快適空間に生まれ変わりました。
ココは、お金のかかる事なので、オススメはしませんが、最新の家具や電化製品にこだわって模様替えすると、
また、頑張って働こ〜!
っと前向きになれます。いや、開き直りかな。
そして、今まで無駄な時間を過ごしてきた事を痛感する程、いろいろな事がスムーズに行える様になりました!
●好きな家具や電化製品を新調
●壁に好きな色を塗ったり、カーテンを付けたり、絵を飾ったり、観葉植物を置いたり・・・部屋の雰囲気をガラリと変える
●お金を極力かけずとも、自分たちでいろいろなモノを作ってしまうのもあり
定額制動画配信サービスやYouTubeを視聴しまくる
新しいテレビを新調した事で、今まで、スマホから見ていたYouTube動画も簡単に大画面で見る事ができ、毎朝欠かさず行うヨガがかなり快適にできる様になりました。
ヨガ以外にも、オンラインで体を動かす動画がいっぱい見られるので、かなり気分転換になります!
そして、外出禁止の巣ごもり中だった時、Amazonでいろいろな物を購入していたので、Amazonの「Prime Video(プライム・ビデオ)」の30日間無料お試し期間を経て、その後、年間契約してしまいました。
残念ながら海外からの視聴なので、日本側から視聴する内容とは異なり、日本語での映画の視聴は、邦画や日本のアニメ、映画に限られてしまいますが、見たかった映画や懐かしいアニメが大画面で視聴できるのは、かなりダメ人間になりそうですが、行動制限をされている今だからこそ、充電期間だと割り切って快適に過ごす事ができます。
そして、外国語でいろいろな番組を視聴していると語学勉強にもなります。
●好きなジャンルの動画がいつでも視聴できる
●料金が一定額かかるサブスク系の動画はYouTube動画と違って広告が挟まれないので煩わしくない
日本に住んでいた時はかなりのテレビっ子、レンタルビデオ大好きっ子でしたが、子育てが始まった途端、テレビや映画をゆっくり見る時間が無くなりました。
でも、ロックダウンをきっかけに、時間がある時だからこそ、好きな映画やドラマ、アニメが視聴できる時間はとっても有意義です。
DVDケースも増えず、かさばらない上に、いろいろなジャンルの動画が視聴できるのはサイコーです。
そして、今話題になっているYouTuberさん達を初めて知るきっかけにもなりました。
それも、有名YouTuberには地元の若者も・・・
(身バレするので詳しくは話しませんが・・・地元がめっちゃ紹介されててびっくり!!)
日本の漫画や雑誌など電子書籍サービスで一気に読みまくる
やっぱり日本人だから、読みたくなる日本語での活字や漫画、雑誌・・・
今の時代ペーパレスで、どこに住んでいても、時間問わず、いつでも情報を得られる時代です。
昔は、ちゃお、なかよし、りぼんなど少女漫画や、年の離れた兄がいる事もあり、ジャンプ、マガジン、サンデーなど少年漫画も毎月・毎週買う様な幼少期を過ごしてきました。
だからこそ、海外に住む様になり、日本=漫画やアニメの話が好きな日本好きオタクの人と気が合う傾向があります。(爆)
そんな、日本好きな外国人から今、流行っている日本のアニメ・漫画を勧められる事が多々あります。
でも、フランス語の表現だと全然内容が伝わりません。(爆)
結局、日本に帰る度に漫画喫茶や中古本を全巻大人買いして読んでいましたが、好きな時に、空いた時間に漫画や雑誌、小説など、いろいろなジャンルが電子書籍で読める事で、今流行っているトレンドも知る事が出来ます。
何よりも、本棚に本が増えず、処分に困らないです!
● めちゃコミック(コマ読み購入。無料試し読みが豊富)
●BookLive!(無料で読める漫画が豊富)
●eBookJapan(1冊単位で購入。漫画中心に読みたい人向き)
●コミックシーモア(読み放題月額制。多彩なジャンルあり)
リラックスバスタイムを満喫 〜好きなバスソルトと共に〜
日本に住んでいた時は、近所のスーパー銭湯やスポーツジムの温泉に浸かるのが、ストレス解消でした。
フランスは温泉がほとんどないのと、乾燥が激しいため、浴槽自体を取り外してシャワーだけに改装してしまう人も多いです。
特に日本のお風呂場と違って、洗い場が無いので水道代がバカにならないため、頻繁に湯船に浸からなくなりました。(夫は毎週入りますが・・・イラッ)
でも、疲れを取る時やゆっくりしたい時は、湯船に浸かった方が疲労回復しやすいです。
そこで、好きな入浴剤やアロマを垂らしてリフレッシュする事でリラックスタイムを味わえます。
お土産用によく日本の入浴剤を購入するのですが、フランスでは浴槽がないお家も当たり前の様に存在するので、プレゼントをするのには要注意ですが、日本の温泉が好きな人にはハマります。
最近ハマっている商品に、フランスのスーパーでよく見かける、リキッド状の入浴剤があります。
日本人でも好きな優しい香りとモコモコの泡が気持ち良いバブルバスの入浴剤です!
●好きな入浴剤でゆったり湯船に浸かってリフレッシュ
●水分補給はこまめに
気力・体力・やる気アップに自律神経を整えてくれるリラックスアロマでスッキリ熟睡
フランスの香水は匂いが強すぎて鼻が痛くなりますが、アロマや芳香剤は種類も豊富で、自分好みの香りを楽しむ事ができます。
その中でも、イライラや脳が疲れていると感じる時は、アロマオイルを焚いてリラックスする事を心がけています。
これは、好みですが、お部屋が良い香りに包まれていると自律神経も整えてくれるので、ストレスが溜まりやすい人にはオススメです。
私は乾燥が激しい冬の時期は、体が痒くて、痒くて仕方がないので、ずっと加湿器を利用していますが、アロマオイルを垂らして匂いを噴出する加湿器もあるので、乾燥に悩まされている人は一台あると重宝します!
●好きなお香りや芳香剤、アロマオイルで神経からゆったりタイムを満喫する
普段よりも少しワンランクアップの料理で気分転換 〜おうちレストラン〜
巣篭もりの時間が長くなると、必然と時間ができるため、普段作らない料理にチャレンジしてみたくなりました。
例えば、パンを焼いたり、ちょっと手の込んだ料理を作ってみたり・・・
日本に住んでいたら、手を抜けるソースやドレッシング、食材や道具など、いろいろな物が揃っているし、何よりもコンビニ弁当やスーパーのお惣菜なども充実しているので、わざわざ料理をしたいと思わず、料理レシピも増えなかったと自負しているのですが、海外に住むからこそ、
コスパの良い日本食は、自分で作らなければ食べられない!
っと、いう事で、普段は時短料理ばかりで、作らない手の込んだ料理に挑戦!
《生地皮作る「中華まん」》
《生地から作る「カレーパン」》
●気分転換に普段作らない料理をあえて作ってみる!
●普段は面倒くさいなぁ〜っと思って、市販のソースやドレッシングを一から挑戦してみる!
【番外編】ラクしたい人のために日本でお馴染みのお弁当が売れるのか試してみた!
実は、第二波目のロックダウンになったフランスで、11月から年が明けてもずーっとレストランが閉鎖されているのに伴い、夫の会社の食堂も閉鎖され、困っている夫の同僚や上司、同じアパルトマンの人たちのために、材料費代を頂く感じで、お弁当を販売していました。
これが、意外にウケがよく、元々は、同じアパルトマンの人たちのために、日曜日だけ営業の予定が、平日のお昼と金曜日の夜用に欲しがる人が多かったため、2、3、4日と徐々に活動日が増え、最終的には、最低でも週4日、多くて週6日はお弁当の注文が入るようになり、さらに、日本人のお友達にも告知したため、慌ただしい日々を送っています。
メニューの内容は、フランス人向けの一人用のお弁当から、家族弁当、最終的にはオードブルまで幅広く改良を重ね、常に何が求められるのかを分析しながらメニューを考えています。
《要望に応じてキャラ弁も・・・》
《外国人にはなかなか作れない様で驚かれる一品!》
そこで、思ったのが、
ココは海外、フランス!
日本人だったら決して珍しくない日本のお弁当!!
お弁当は、日本人なら自分たちで作れるソウルフードなので、わざわざお金を出してまで欲しがらない、いや、当たり前過ぎて、本格的にお弁当ビジネス(テイクアウト)が継続して上手く行くとは、当初、全然思っていませんでしたが、新型コロナで人と接する事を制限されている世の中だからこそ、外食が出来ず、でも料理をするのは面倒くさい!そんな人たちのために、需要があるビジネスなのだと再認識しました。
っと、言っても私は料理人ではないので、限定的に知り合いにしか提供しないため、要望はあっても、大きくビジネス展開をする気は毛頭ないのですが、これをきっかけにフライヤーなどの広告・デザイン業や新たなメディアに力を入れていくきっかけになりました。
それは今後、少しづつご紹介して行きたいと思います。
あとがき
そんな事を念頭に過ごしてきた2020年。
まだまだ、コロナ禍真っ只中で、景気が回復する見込みよりもさらなる感染者と死亡者が増えて行く兆しが見える2021年初頭。
多くの人が失業していくと共に、生活苦になる人もどんどん増えていきそうな世の中ですが、
ダメな時こそ、発想の転換で新しいビジネスを生み出せるチャンスが眠っていると思います!
そんなチャンスを逃さず実現できると良いですね!
まずは、一歩進んでみる!!
落ち込まず、前向きに頑張っていきましょう!!!