Bonjour〜!!
前回は息子のバカンス第一弾でしたが、今回は私のバカンス記録です。笑
事の始まりは旦那のママンが、
「息子(孫)を預かるからあなた達だけでどこかにお出かけしておいで。」
との申し出があったのをきっかけに、
5月1日のメーデー(Fête du Travail ※労働者の日)だったこの日は、
どこの会社&お店もお休みなので、南仏アルルで開催されるお祭りに行くか、フラミンゴを見に行くか?
の選択肢を旦那に提案。
そこで、行ってきました!!
南仏カマルグのフラミンゴ観察!!
それも今の時期は、繁殖期。
もしかしたら・・・
もしかする!?ウフッ。
第一弾:息子、新たな挑戦編はこちらを
南仏カマルグとは?
南仏マルセイユの中心街からアルル方面へ向かい、車で約1時間20分程の場所にあります。
学生が多い大学都市でもあり、ポール・セザンヌの出生地、毎年多くの観光客が行き交う場所としても有名な「Aix-en-Provence(エクサンプロヴァンス)」や「ひまわり」や「アルルの跳ね橋」などの絵画で有名なファン・ゴッホが生き、名作を残した地「Arles (アルル)」からもアクセスしやすいので南仏に訪れた際には一度は立ち寄って欲しい観光地でもあります。
カマルグ(Camargue)は、アルルで二又に分岐したローヌ川(グラン・ローヌ、プティ・ローヌ)と地中海に囲まれたフランス南部の三角州地帯。植生上は、東はクロー平野、西はエーグ=モルト、北はボーケールまで拡延して考えることが出来る。カマルグの中心はヴァカレス湖(l’Etang du Vaccarès)であり、海沿いの一帯は複数の塩湖で区切られている。カマルグの一部は、フランスでは珍しい稲作地帯である(ただしその規模は縮小傾向にある)。
引用元:カマルグ 2018年2月14日 (水) 08:21 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』wikipedia
そこで、カマルグを知る第一歩!ポイントを絞ってみました。
●牛や馬の放牧も多く半野生化した「カマルグの白い馬」の美しさは要必見!
●北部の農村地域では稲作が盛んでフランス国内のほとんどをこのカマルグで生産している。
●フランスに滞在する日本人でも美味しく頂けるフランス産の米の代表がこのカマルグ産米。
●南部の湿地帯では、塩生植物で形成された珍しい生態系が存在しているためフラミンゴの飛来地としても有名。
●土壌に塩分を多く含むので製塩が盛んで、その天然の天日塩は日本でも販売されている高級塩で「Perle de sel ペルル・ド・セル(塩の真珠) 」または、「fleur de sel フルール・ド・セル(塩の花)」が有名。
●「fleur de sel フルール・ド・セル(塩の花)」・・・海水が蒸発して塩になる時、最初に表面に浮き上がった一番塩のこと。
●「Perle de sel ペルル・ド・セル(塩の真珠) 」・・・「fleur de sel 」の中でも上質な塩の事を指す。
2つの塩の特徴は、精製していないにもかかわらず色が美しい白色。
塩の中でも、純粋な塩化ナトリウムに近い天然海塩。
塩のしょっぱさの中に甘み、苦味、そしてコクや香りがあるのが特徴。
実は、微妙に違うこの2つの天然塩。
フランスではカマルグ産の塩の中でも「fleur de sel 」は一般的で、同じように扱われてしまいがちですが、「Perle de sel 」の方が希少価値が高い商品になります。
また、塩の結晶自体が球体をしている「Perle de sel」もあります。
フラミンゴとは?
flamingo (フラミンゴ) は、水かきのある長い脚と長い首が特徴の大型の水鳥で主に、塩湖で大量に発生するプランクトンやバクテリアを食物としていてるため、顔を水面に入れ、触手やエラでこし取る様に摂食をするためくちばしに特徴があります。
食物を巡る際の競争者や捕食者の接近が容易ではない乾燥地の塩湖で巨大な群を形成して生活するため何万羽にもなるフラミンゴの群れが飛行する姿を見る事が出来ます。
特に、
南仏のカマルグに飛来するフラミンゴは、この一帯に生息するエビを食べるため、ピンク色に色づくのだと言われています。
フラミンゴが見られる場所とは?
実は、広大なカマルグ内でもフラミンゴが見られるポイントは様々です。
例えば、
Parc Naturel Régional de Camargu(カマルグ自然公園)は、放牧された馬や牛を観るのには良いのですが、広大過ぎて短時間でフラミンゴの生息地を見つけたとしても間近で見る事が出来ない場合が多く、望遠鏡や望遠レンズ付きカメラを持参して観察する事になります。
バカンス時期は大型車が駐車出来る駐車場もあるのでキャンピングカーが多く、ゆっくりと時間を気にせずに回れる人にはオススメです。
ちなみに美術館やお土産屋さんもあります。
自然区域として保護されている公園ですが、普通の公園とはイメージが違いますので移動は主に乗用車かレンタル自転車を借りて回る事になります。
だから、もし旅の目的がフラミンゴでしたら、
必ず(この時期に)観られる場所があります。
それが、
Saintes Maries de la Mer(サント・マリー・ド・ラ・メール)※アルル群の都市内にある、
Parc Ornithologique du Pont De Gau(オルニトロジック・デュ・ポン・ド・ゴー公園)
です。
公園内にはトイレ、レストラン&カフェテラス完備。
フラミンゴ以外の野鳥やフクロウなど自然に生育している数々の鳥を見る事が出来ます。
フラミンゴ観察記
公園内にはそれぞれフラミンゴが集まるポイントがあります。
入場する際に受付のスタッフさんから(本日の)生息している地帯を教えてもらう事が出来ます。
この日、一番フラミンゴが集まっているのポイント場所は・・・
あっ、いるいる!!!
近づいてみると・・・
お昼寝中!?が多かったです。
そして、何度も飛び立ちそうで、飛び立たないじれったいフラミンゴも多かったです。笑
(。>0<。)っと・・・なかなか飛びません!!
でも・・・
その後、飛び立つフラミンゴも発見!!
・・・一番良いショットを写真には収められませんでしたが、飛び立つ際は水面をアメンボの様に、忍者の様に走り飛び立つ姿は圧巻でした。
それから・・・
いろいろな観察ポイントがあるのですが、その中でもフラミンゴに気づかれないでひっそりと観察するエリアもあります。
そこで、気付いたのですが、ピンク色のフラミンゴと色づいていないフラミンゴが存在していました。
若いフラミンゴはまだ赤くないね〜!!
っと、いう事で子供や若者、まだ飛来してきたばかりのフラミンゴは、元々は赤く染まっていない状態から餌を食べているうちに段々と赤くなっていくのだとか。
この有料公園ですが、公園内も広大ですがフラミンゴが間近で観察出来る事と、疲れたら休める場所が幾つかあるので、ゆっくり眺めているだけでもかなりの癒しポイントです。
そして、最後に、
実は・・・どうしてこの春の時期(4〜5月)に訪れるのが良いのか?
それは、繁殖期のため至る所で・・・(*ノェノ)キャー
を、観るためだけに訪れたわけではないですが、必ずフラミンゴが観られる時期を狙うと春のカマルグ訪問は繁殖期時期になる。
っと、いうこと!!
でも、段々暖かく、日も長い時期なのでおすすめです!!
オススメなお土産物は?
「カマルグ自然公園」へお土産を探しに行くのも良いですが、アルル方面から「オルニトロジック公園」への行き帰りの道にお土産屋さんと野菜や果物の産直屋さんがあります。
やっぱり、この地に来たのであれば「カマルグ産の天然塩やお米」でしょうか。
そして、南仏プロバンスのハーブが入ったお塩やワインなどもオススメです。
その他、子供向けだとフラミンゴのぬいぐるみやキーホルダーなども販売されています。
まとめ
実は、
どうしてフラミンゴを見たくなったのか?
それは、このサイトを始めた当初から、サイトのマスコット的なキャラクターを探していました。
でも、なかなか見つからなかったのですが、ようやくサイト開設1年という時、
いつも行く家具屋さんの壁掛けのフラミンゴの絵を見て、
南仏・・・
渡り鳥・・・
フラミンゴ!!
( ̄▽+ ̄*)イエ〜イ!!
っと、何だかピンときてしまって、ようやくトップページの模様替えに成功!!
facebookやTwitterなどもすべてキャラ入りに変更。
ついでに、404エラーページも作成。
そんなご縁があるフラミンゴ。
それも今は生命の誕生前の繁殖期。
何か惹かれるものがあってのフラミンゴ観察の旅でした。
誰しも、何かに惹きつけられる時ってあると思います。
体は年々重くなるけど(/TДT)/、フットワークだけは意外に軽い身軽な女。
悩み、立ち止まる時も多いけど、一度決めたら突き進むタイプ。
次回は、
そんな突拍子もない行動から旦那、振り回される。苦笑
そんな出来事をお送りします。
題して、弾丸!スペインの旅!!
それでは、気になるフラミンゴをご紹介 !