【国際結婚の手引書10】海外で納得できる美容師を見つけるのは一苦労! 〜ウエディングフォトに欠かせないカメラマンとレンタル高級車とは?〜

Bonjour〜!

南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです!!

海外生活をしていると、なかなか満足のいかない事がたくさんあります。

その中で、海外在住者あるあるの一つに、お気に入りの「美容師」さんがなかなか見つからない事。

それも、散々痛い目に遭うフレンチ美容師に見切りを付け、日本人の「美容師」さんを見つけるのに一苦労します。

だから、この結婚式用のウエディングヘアをしてくれる美容師さんに巡り会えず、大妥協したので、今でも大後悔しています(悲)

そんな、テンションが下がりまくったウエディングヘアの失敗談とフレンチ式レンタル高級クラシックカーと一緒にフォトウエディングをした体験談をご紹介します。

(追記:ようやく日本人の「美容師」さんが見つかりました!それも日本にいる「美容師」さんよりもかなり腕が良い!探せばいるモノです!)

 

【国際結婚の手引書9】日本とフランスの「結婚指輪」事情が違う?お国に変われば考え方も違う! 〜一般的なカルチャーの違いとは?〜

2017年9月28日

 

各項目注意事項

赤文字の項目は必須

青文字の項目はあってもなくてもどっちでもいい事。でも参考にしてもらえると良い事。

 

【事前チェック項目】海外挙式を成功させるための準備・アイデア・ヒント 〜フランス版〜

2020年7月8日

 

16美容院の手配 〜フランスでの教訓!ヘアサロン編〜

まずは、日本の専門の総合結婚式場やホテルウエディング、ゲストハウスなど、結婚式当日に、

打ち合わせ通り、問題なく素敵なヘア&メイクにしてくれるブライダルヘアーメイクアーティストが活躍してくれますよね。

実は、ヘアーメイクを担当してくれる美容師免許保持のブライダルヘアーメイクアーティスト常駐している式場以外に結婚式場のカラクリがあったりします。

まずは、そんな日本の結婚式用のヘアーメイクアーティスト裏事情をまとめてみました。

日本の結婚式場の裏事情とは?

ブライダルヘアーメイクアーティスト外注として雇い、

式場側が提携をしている美容師さんがいたり、地域の美容院とパートナーシップを結んでいる。

 

結婚式用のヘアーメイクアーティスト外注として雇い、

時間or日給制で花嫁(花婿)の身支度の際のヘアやメイクを担当する場合がある。

 

式場側が専任を雇わず外注にする訳は、

短い時間でピンポイントの時間帯だけ欲しいプロの仕事。

何よりも人件費削減のためだったりする。

一方、フランスは基本的に市役所での儀式の前に自ら美容院へ赴きウエディングドレス用のヘアーやメイクにしてもらったり、

自宅や指定場所へ出張してくれ、身支度やヘアーメイクを施してくれて送り出してくれる場合など、

基本的には出張してくれるパターンを選ぶ花嫁さんがとても多いです。

ただ、夏のバカンスシーズンでの結婚式はどの人も同じ様に出張美容師さんを利用するので、

すでに予約で埋まっている場合や、美容師さん自体がバカンスに出かけてお休みを取る・・・。

そんな人も多いので早めに予約する事が大切です。

それも、人気の美容師さん、技術が上手い美容師さんは日本でも一緒ですが、

本当に捕まえるのが難しいです。(苦笑)

そこで、

フランス人の結婚式用のヘアー&メイクを担当してくれる人は誰でも出来る訳ではないので、

フランスで探すブライダルヘアーメイクアーティストの教訓をご紹介します。

まずはじめに、

フランスでの教訓 〜ヘアサロン編〜

一、日本人のヘアメイクさんは世界でもレベルが高し。だから同じ様な技術を求めないべし!

 

一、欧州・欧米人と日本人の頭の形が違うからカタログ写真の様にはいかないべし!!

 

一、根本的に髪質が違う日本人のアップ(髪をあげる技術)は難しいべし!!!

 

一、フレンチマダムのふわふわな髪は持って生まれた髪質だから、それを日本人の髪で作り上げるのはかなりレベルが高いと知っておくべし!!!!

 

一、事前打合せは必ず行うべし!!!!!

 

一、イメージと違うならば何度も違う事を伝えるべし!!!!!!

 

一、ウエディング用のメイクをお願いすると日本のほんわり、優しい感じよりもくっきりメークの厚化粧になるので基本的にお化粧は自分ですべし!!!!!!!

もう、

お分かりでしょうか?

実は、海外に住む人が

JAGAKO

日本へ帰国した際に一番初めに行きたい!

っと思うのが日本の美容院です。

私も含め、私の周りのお友達もほぼ一致の意見。

日本に帰国したらやる事あるあるのトップに君臨する事です。

それは、日本の美容院の丁寧な技術と癒しが全然ち・が・う!!!

美容師さんの腕前がまだ、

美容専門学校を出たばかりで

新人美容師

ヘアカットモデルを探しています。

って、言う新人美容師さんの方が

JAGAKO

断然上手い〜〜〜!!

っと、思える程、日本の美容師さんのレベルと美容院の癒し空間のレベルは抜群です。

ハイセンスが売りのパリの美容院やパリコレに出ているモデルの髪型を扱うヘアーメイクアップアーティストのレベルはかなり高いけど、

普通の髪を切る・整える、シャンプー洗い、マッサージ、イベント用の髪型を作る。

っと、言う基本的なレベルは日本人の美容師さんの方が全体的に上手いです。

私の失敗談はこちら

南フランス結婚式秘話 こだわり12 〜フレンチ美容院〜

でも、私がたまたま紹介してもらった美容師さんは熟年のおばさま。

カタログを見ただけである程度作り上げてくれるウエディングヘアー。

仕事は丁寧で良かったです。

JAGAKO

でも、この人を指名してリピりたい!

っと思うのはまだまだ・・・

いや、フランスでは一生いないと思います。

だから、女子だし・・・

髪の毛、伸ばしっぱなしでも・・・

JAGAKO

日本に帰った時でいいかぁ〜っ!

っと、なってしまいます。

もし、ここの美容院おすすめよ!っという事があれば教えて欲しいくらいです。

と、いう事で、

結婚式当日のヘア&メイクなどの担当をしてもらう人を探さないといけなかったり、

お色直しに早着替え、ヘアーチェンジなど、

段取りも良く、(もし何かあても対処が早いなど)

問題なく事が進む日本の結婚式場のお支度ですが、

それを、基本、フランスでは自分たちでやらなければいけない・・・・。

または、参列してくれるお友達にお手伝いをお願いする。(←私はこのパターン)

だから、途中、

髪の毛がバサバサに崩れようが、

メイクが崩れようが、

何でもありありになるフランスの結婚式を覚悟する事になると思います。

 

17カメラマンの手配:プロに頼むメリット

これは私の強い希望でお願いした「photographer カメラマン(写真家)」。

息子が生まれ、毎年作る

「Year Album(イヤーアルバム)」は、

息子、息子、息子、旦那、旦那家族くらいの割合で私はほとんど登場しません。

完全にメインは息子です!!

それは、私が常に被写体を撮り続けるから。

JAGAKO

出来れば、せっかくの結婚式を後からどんな様子だったかのか見てみたい!

っと言う好奇心とたまには自分の姿も

「Year Album(イヤーアルバム)」の中に収めたい。

っという私の勝手な野望のため、

一日同行してもらえるフリーのカメラマンを雇いました。

ちなみに、フランスでフリーのカメラマンは恐ろしくいます。

今のカメラの技術はプロ・アマ関係なく綺麗に撮る事が可能&加工もすぐに出来てしまいます。

だから、敷居の低い「フリーカメラマン」という仕事。

でも、本当に心奪われる被写体の捉え方、動きのある人物を撮る技術

一枚の写真から

JAGAKO

ス・テ・キ!!(♡ >ω< ♡)

っと、思える光の集め方と出し方の技術(絞り)は熟練のカメラマンにしか出来ない技だったりします。

それを今回、痛感した事。

もう、時間が無く、最終的には旦那が選んでくれたカメラマンさんはまだまだ若い女性カメラマン。

ただ、サービス内容などは抜群に良かったし、信頼出来る方だったのが選んだポイントで、

マイナスポイントを挙げるとしたら、

まだ場数を踏んでいない模様で少しもたつく印象があったのが残念でした。

そこで、フリーカメラマンを選ぶ際に注意するポイントをまとめてみました。

POINT《後から後悔しないための豆知識》

①事前にホームページを開設している場合は必ずどんな風に被写体を捉える人なのかを把握。

②上記同様ですが、作品集や過去の写真集を拝見して出来るアングルの確認。

例えば、上からの撮影、下からの撮影。面白いアングルからの撮影。などなど。

③当日の日程・時間配分の打合せをちゃんとしてくれる人か。

いわゆる、自分の作品集なりポートフォリオの実績がない人は問題外。

まだ、新人・独立したばかりで場数を踏んでいない人でも何かしらの写真を確認する事は絶対!だと私は思っています。

そして、綿密な事前打ち合わせは必須です!!

実は、結婚式当日、マルセイユの管轄市役所の儀式から同行してもらったカメラマンさんは、

その後・・・・

会場までの道のりを迷う。っというハプニングが起こり、

なかなか現れず、オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ

着物からウエディングドレス姿へ変わる時の撮影をしてもらえなくなってしまったり、

時間の都合上かなりその後もアタフタしてしまい始めの希望予定の事柄を大幅に変えなければいけなかったり・・・。

だから、

事前にどのシーンを撮影するのか?

を打合せの時点で提示する事が必要だったと痛感しました。

そして、

フリーカメラマンの技術を見抜く力は、

被写体の表情を上手く捉え、一瞬、一瞬の表情を上手く切りっとってくれる事が出来るのかだと思います。

そこが、

プロのカメラマンにお願いするメリットだと思います。

それ以外なら、親族・友人にお願いすればイイ。

そう、実感しました!!

最後に、カメラマンの技術も大切ですが、撮影代プラスαな特典があるとさらに嬉しいですよね。

私たちが選んだカメラマンさん例をご紹介します。

フランスのカメラマンの良いポイント例 〜セット料金に含まれる商品〜

●撮影後の写真を選び、カメラマン側で上手に一冊のウエディングアルバムにしてくれる(専用の箱付き)。

●お気に入りの写真をパネルサイズにしてくれる。

●数枚選び、はがきサイズにした写真をプレゼント。

●その現像した写真を収納できる箱付。

●撮影した全写真データの入った名前付きオリジナルUSBカードをプレゼント。

●その他、名前入りの記念品もプレゼント。

など、撮影費・交通費込み+アルバム代なのか?

詳細も確認してから選ぶのがオススメです。

私個人の意見としては、

日本の前撮りフォトスタジオで撮影する写真は選べる写真制限があり、

追加で写真を選べば選ぶほど値段は高くなり、

撮影した写真全部を頂けなかったりしますが、

フランスの場合は基本的にデータはすべて頂ける事が普通です。

そして、撮影代や交通費、それからアルバムなどの特典も基本的にセット料金で販売しているカメラマンさんも多いので日本に比べると

JAGAKO

お安いなぁ〜!お得だなぁ〜!!

っと思いました。

 

それは、日本の場合は専門の方が写真をより綺麗に見せてくれる写真編集・修正を後日するからだと思います。

基本的にフランスのカメラマンさんは写真加工を施しません。

一発勝負で被写体の陰影、フォーカス、露出など上手い事バシバシ撮影していきます。

例えば、被写体を撮る際、光を集めてピントを合わせるのでカメラのレンズを一旦上に向け戻したり・・・

プロのカメラマンによって撮り方が違うので、

常にオート撮影ばかりする私の写真の出来栄えとは全然違う色の出方が、

JAGAKO

かなりおもしろいなぁ〜っ!!

と思いました。

そして、何よりも、人と人。

良いものを撮って記念にしたい私たちと、

自分の技術を高めたいカメラマン。

JAGAKO

交渉次第でいろいろお得になったり、希望が叶う!

そこが面白い&柔軟性が良いフリーカメラマン!!

だから、その点はプロのカメラマンにお願いするメリットが高いと思います。

 

18クラシックカーの手配:送迎用「Excalibur (エクスキャリバー)」

これは、完全にフレンチカルチャーだと思います!!(笑)

それは、

フランス人が結婚式にしたい!

自分たちが一番目立つ方法・・・

それが、結婚式会場へ向かう際の送迎用の車です。

この日のためにレンタル出来る高級車、

例えばセレブご用達の「リムジン」など、

JAGAKO

セレブか?

を演出する自己満。

そう、結婚式の新郎(&新婦)の最大の自己満が、

一生に一度しか乗れないかもしれない高級車に乗る事。

庶民だろうが、一度は乗ってみたい高級車!!

その高級車に乗る事が

フレンチ男が望む事。

旦那も若い頃、

結婚式で颯爽と「リムジン」から登場したお友達を見て、

何気に憧れていた高級車でのご登場。

一番初めに、旦那が言い出した高級車は、

男子憧れの「フェラーリ」!!

「ランボルギーニ」

JAGAKO

・・・( ̄□ ̄;)!!

私・・・

JAGAKO

即、却下!!

結婚式にエンジンのうるさい&二人しか乗れない。

そして車高が低くて地べたを走ってる車なんてイヤ!!

GONZO

(´ε`;)ウーン・・・。

っと、いう事で当初はせっかくだから、

日本からわざわざ来てくれる家族や友人のために「リムジン」にするはずでした・・・

でも、意外や意外!!

夏の時期の結婚式・・・

出払ってしまって予約できない!!

っと、いう事で私たちが選んだ高級車は私たちの「テーマ」でもある

『Voyage & Vintage』にぴったりの・・・

「voiture de collection(クラシックカー)」。

その名も・・・

『Excalibur (エクスキャリバー)』

その際の内容はこちら。

南フランス結婚式秘話 こだわり10 〜クラシックカー〜

『Excalibur (エクスキャリバー)』

●クラシカルなデザインに特化したアメリカの自動車会社が製造した車。

●1965年〜1989年の間にミルウォーキー(アメリカ合衆国ウィスコンシン州にある都市)で人気だった車。

●特徴は金属の円に刻まれた剣のマークの紋章がある事。

●本質的に1930年代のロードスター(2名乗車のオープンカーで雨天時など簡素な布製の屋根をかける事が出来る車※6人〜7人乗りの大型車もあり)を指します。

 

この外観のフォルムがカッコイイ!!

Excaliburの「フード オーナメント」

内装はかなりレトロだけどオシャレ!!

本当はウエディングドレスを着て撮影するはずが・・・ まさかの着物!!

どうでしょうか?

一度は乗ってみたくありませんか?

単なる(男の)自己満。

されど、(男の)自己満。

一生に一度かもしれない高級車。

それもメンテナンスが必要で実用車には出来ない、

この日だけの特別な車。

男のロマンに乗っかってあげるのも良い機会だと思いました。

そこで、次回は、

結婚式の晴れの舞台に南フランスで多く見かける(レンタル)高級車をご紹介します!

これは、女子には全然興味のない事かも使れませんが是非、

男が憧れる高級車を知って欲しいです!!

 

【国際結婚の手引書11・番外編】 ヨーロッパの風物詩!一生に一度の結婚式に人気の高級レンタル自動車とは?

2017年10月4日




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。