Bonjour〜!!
今週からいよいよ本格的に夏のバカンス到来です!!
息子は(フランスの)Moyenne section(年中)クラスが先週末で修了しました。
相変わらず、終業式も無いのであっけない終わりでした。
それも、学年末3週間前から給食がストライキになり、送り迎えをしなければいけない親達の負担もあり、クラスの半分は早めのバカンスへ突入。
息子には粘り強く最後まで行かせたため、MAX23人のクラスは時々4〜5人しか登園しない。っという日本だとありえない光景にも見舞われましたが、人数が少なくなれば少ない程、子供達へ向けられる先生達の管理や少人数制での授業進行などは息子にとっては良い環境でした。
お引越しをする前の学校では、petite section(年少)クラスだった&イヤイヤ期真っ最中だった事もあり、病気、怪我、ワガママなどに悩まされ、大変だった記憶しかありませんが、学校が変わり、以前よりも少人数のクラスになったおかげで!?
息子はこの1年でかなりフランス語力も日本語力も開花しました!!
何よりも学校が好き、お友達が好き。
だから、クラスの中心で率先していろいろな事に取り組み、人気者・・・いや、お調子者のムードメーカーだった様で、先生からの評価もかなり良かったです。
私が日本を紹介する授業を行った後に、いろいろなママや子供達からも声をかけてもらえるようになって、
っと、名前だけは子供を通じて行き渡っているようで、息子のお友達に対する優しさや面白さなども垣間見られる1年でした。
そこで、いろいろな事が出来るようになった4歳児。
親や大人の言う事もちゃんと理解できて、かんしゃくも減り、一緒にいろいろな事に取り組めるようになった息子と、今年は日本人らしい事をしてみました。
それは、
息子と一緒に担任の先生(maîtresseメトレス)、アシスタントの先生(assistante maternelleアシスタント・マテルネル)、給食係のマダム(dame de serviceダム・ドゥ・セルヴィス)のためにありがとうのメッセージカードを贈る事にしました。
実は、日本人らしい。とは、合理的なフランス社会で、
お世話になったからと言って、何かプレゼントをする。
と、いうのは一般的ではありません。
日本では一般常識的に思われている、思い入れのない先生に対しても感謝の意を示して、生徒の親が少しづつお金を出し合って先生達へプレゼントをしたりする様な事はフランスではあまり無いです。
だから、無駄な出費は不必要です。
でも、中にはお世話になった先生方にプレゼントをする人達はもちろんいます。
日本と違うのは、完全に個々でお世話になった気持ちを表す。
っと、言う事でしょうか。
そこで、今回は、フランス人御用達の先生に贈るプレゼントをご紹介します。
気持ちが大事!子供の手作りメッセージカード
感謝の気持ちにお金をかけなくても喜んでくれるアイテムの一つが、子供からのメッセージカードがあります。
今回は、先生達の似顔絵付きで息子にはデコレーションの色紙を切ってもらったり、中身のメッセージを担当してもらいました。
1年前までは使えなかったハサミですが、今では器用にまっすぐ切ってくれる様になりました。
担任の先生からもどんな工作をやっても綺麗に並べる、綺麗にまっすぐ切りたがる、そして、こだわりが強くて作業が細かい子。っと言われた様に自分で納得出来ないと何度も何度もやりたがったり、こだわりが強くてかんしゃくスイッチが良く入ります。
でも、諦める、適度な適当さも学んだ1年なので、いろいろな意味で成長が見られました。
大切なのは人のために何かをしてあげる思いや感謝の思い。
そして、実践してやってみるという事。
でも、出来ない時は無理強いせず諦める。
そこがポイントでしょうか。
でも、諦めず、頑張った分だけ喜んでもらえたら、また次も挑戦する気持ちも芽生えます。
親としては、そこが一番大切だと思っています。
一輪挿しから花束まで、やっぱりもらって嬉しいお花
フランスは日本のお花屋さんでは見られない様な多種多様な花の品種と種類、色などがあって、とてもワクワクします。
おうちへお邪魔する時、何かしら人にプレゼントする時など、気軽にお花をプレゼントする習慣があります。
そして、お部屋、テラスなどにお花を飾る習慣もあるので、もらって嬉しい、贈って喜ばれるアイテムの一つです。
季節ごとに咲く花も多いので、何か簡単なモノで喜んでもらえるモノ・・・
悩んだ時の鉄板プレゼントは、旬のお花で決まりでしょう!?
種類豊富!日持ちがするプレゼント
ちょうど息子のお友達のママがプレゼントしていたアイテムにシャンプー&リンスなどバスグッズをプレゼントしている方もいらっしゃいました。
そのプレゼントで代表なのが、「YVES ROCHER (イヴ・ロシェ)」があります。
フランスではいろいろなところに店舗展開しているお店なので良く見かける人気店です。
私もお友達からお誕生日プレゼントで頂いて嬉しかったのですが、日持ちがする&好き嫌いが大きく分かれない無難なプレゼントとしても重宝します。
その他、私が語学学校でお世話になった先生に喜んでもらえたプレゼントで、マルセイユ石鹸で有名な、「COMPAGNIE DE PROVENCE(カンパニー・ド・プロヴァンス)」があります。
たまたま旅行好きだと聞いていた先生にぴったりの旅行用の携帯シャンプー&ボディーソープなどがセットになった商品が販売されていたので即買いでした。
相手の好みを知っていても、知らなくても誰もが利用できる消耗品だと嬉しいかもしれないですね。
フランス人が大好きな鉄板ショコラティエのショコラ
今回、私達が先生達にプレゼントした鉄板のショコラ。
この時期限定で先生へのプレゼント様に包装をしてくれたり、先生達へのプレゼント専用としての商品も店舗によって販売されています。
だから、たまたま見つけた私たちは、フランス人に人気のショコラにしました。
それも息子が選んだのは「Jeff de Bruges」の花束に見立てたショコラ。
このお店もフランスの至るところに出店している、フランス人にはお馴染みのショコラティエです。
うぅ〜ん!! 素敵!! 美味しそう〜!!
っと、反応はやっぱり良かったです。
ちなみに、ショコラティエのショコラでなくても家具屋・雑貨屋、スーパーなどの店舗でお菓子を使って花束に見立てた贈り物もありました。
日本の様にお歳暮&お中元、旅行に行った際のお土産などの習慣はあまり一般的ではありませんが女性や子供が喜ぶアイテムはよく販売されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お国変われば習慣も違う。
”おもてなし”の日本に比べたらヨーロッパはとてもシンプルな考え方&シンプルな習慣が根付いていますが、日本からの影響をとても受けている事を感じる時があります。
過剰な”おもてなし”は時として相手にとって苦痛になってしまう場合があります。
適度な心遣いが、海外ではウケる日本カルチャーだと思います。
あなたが、デュロン(仮名)のママなの?
うちの息子はいつもデュロン、デュロンって言ってるの。
一番、学校でよく遊んでるお友達みたいなの。