Bonjour〜!
南仏マルセイユ在住のJAGAKOです。
子供のお誕生日会を自宅で開催する時、いろいろと下準備が大変ですが、小学生の子供と一緒に下準備ができるのも、今だけ。
が、モットーの我が家。
今回は、自分の子供もゲストも喜び、盛り上がれる「縁日ゲーム(ごっこ遊び)」をご紹介します!
【子供たちが喜んでくれる縁日ゲーム】お祭りと言ったら「縁日」!そして「ヨーヨー風船」
日本の子供ならよく知っている「ヨーヨー風船」。
フランスでは、一般的ではない遊びなので、店舗で見つけるのは難しいですが、ネット通販や事前に日本の100円均一ショップで購入する事ができます。
私の場合は今年、亡くなってしまったお友達から譲り受けた遺品。
これがやりたくて、縁日ゲームを計画した様なもの!!
我が家はテラスに、子供用のプールを設置しましたが、室内であれば、水を張らずに”ごっこ”として、カタチだけでも盛り上がると思います。
人数が少なければ、小さなバケツに水を張っても良いかもしれないですね。
天気が良ければ、ぜひ、テラスなど野外で楽しんで欲しい遊びです。
特に、外国の子供には珍しいので初体験の子もいて面白いと思います!
●海外では店頭販売されていない場合が多いので、ネット通販や日本の100円均一ショップで購入できる(一時帰国時に入手すべし!)
●”YO〜YO〜(ヨーヨー)”というおもちゃは海外でも販売されているので、名前を知っている子供もいる。要領は一緒だと伝えるとすぐに理解してもらえるゲーム
●初めて体験する子&幼稚園児はすぐに失敗してしまうので、釣り針は多めに作成しておいた方がベスト
【子供たちが喜んでくれる縁日ゲーム】一番人気の「射的ゲーム」
たまたま、くじ引き用の景品を探している時に、
コレがあれば、射的ゲームができるかも?
フフフf ( ̄+ー ̄)キラーン☆
っと、ひらめいた!
ため興味本位でピストルになっている玩具を買ってみました。
っと、安易な気持ちでしたが、これが予想以上に破壊力があり、何よりも小学生でも扱いやすいのに、危なく無い!(๑•̀ㅂ•́)و✧
そこで、試しに息子に打たせてみたら大ハマり!
ついでに旦那もハマり(笑)
次の日、早速追加で購入し、急遽「射的ゲーム」も行う事になりました。
そして結果的に、このゲームが一番人気で、泣きあり、笑いありでした。
ちなみに、通常「射的ゲーム」と言ったら、玉を打って、落とした的(商品)がそのまま景品になるのですが、今回2日に渡ってのお誕生日会だったので、急遽くじ引きチケットを作成して、誰もがチケットをゲットできるルールに変えました。
その方が、的(景品)が無くなってしまって終わり!っとは、ならないし、難しい設定で的に当たらないように意地悪すると子供達は楽しめません。
一人一人がいっぱい「射的ゲーム」を楽しむ事ができて初めて面白いと思います。
でも、ずっと当たらなかったらつまらない。
子供のレベルに合わせて柔軟な対応が必要です!
●男女問わず盛り上がれるゲーム
●難易度を上げれば大人でも楽しめる
●子供の年齢やレベルに合わせて柔軟な対応をしてあげるのが大切
●的は軽すぎず、重すぎないお菓子の箱が子供には狙いやすく落としやすい
●ルールは、的落としでも、チケット配布など、他の方法でも楽しめる
●簡単な的、少し難し的、上級者レベルの的など、段階があると面白い
※私たちはチケット制にしたので、的に当たったら1枚。的を倒したらさらに1枚追加。など、子供のレベルに合わせました。
【子供たちが喜んでくれる縁日ゲーム】フランスのお誕生日会の定番「ピニャータ」
フランスでパーティーゲームの大定番が「ピニャータ」です。
説明なんていりません!
逆に日本人のお友達には、まだまだ浸透していないので、説明が必要だと思いました。
私の中で「ピニャータ」は盛り上がれるけれど、壊れるモノ。壊すモノ。
お金をかけるべきところでは無かったので、お家にあるコピー用紙と小麦粉を水で溶いた即席の糊を塗り、手作りしました。
POINT 手作り「ピニャータ」はこちらを参照!
毎回息子が手伝ってくれるので、簡単&息子工作で準備の段階から共同作業する事ができて楽しかったです。
残念ながら、お祭り「ピニャータ」は悪天候だったため行う事が出来ませんでした・・・。
でも2日目は、飴や小さな袋に入ったお菓子を中に入れ、さらにくじ引き券と1枚で1回くじ引きができるコインをゲームの直前に入れたら争奪戦になり、かなり盛り上がりました!
ちなみに、パーティーグッズのお店に行けば、ダンボール素材の頑丈な「ピニャータ」が約20ユーロ前後で販売されています。
日本でもフランスで販売されている商品と同じ「ピニャータ」が通販で販売されていましたが、約6,000円もしてビビりました!
なんだか、自分でも作れそう・・・
って、事で店頭で販売されていた「ピニャータ」を見回して参考にして作ってみました!
吊るしたら「ピニャータ」になるのですが「射的ゲーム」用の的を作る時間が無くなってしまったため、急遽これがそのままボーナス特典の的になってしまいました(汗)
でも、本気で子供達がこの中に入れようとする姿は圧巻で、結果オーライ!
●男女問わず盛り上がれるゲーム
●「ピニャータ」は自分で簡単に作る事ができる
●「ピニャータ」は購入する事もできる
●「ピニャータ」の中の景品は小袋になったお菓子、チュッパチャプスなど飴、ガムなどがオススメ
【子供たちが喜んでくれる縁日ゲーム】驚きは世界共通?「これなぁ〜んだ!?〜モノあてゲーム〜」
このゲームもデコグッズや景品探しをしている時、パパが買い物にグズる息子に買ってあげたドロッドロの「スライム」を見て、
ピコーん!っとひらめいて加えたゲームです。フフフf ( ̄+ー ̄)キラーン☆
結果的に「スライム」とキモ系の「虫」レプリカが一番、叫び声と共に、盛り上がりは最高で、子供達の反応が面白すぎてお腹が痛かったです。
●ルールを始めにちゃんと説明する
●意表をついた”モノ当て”だと面白い。でもやり過ぎは禁物!あくまでも子供が分かる範囲の”モノ”を用意する
●当てる”モノ”は難易度を簡単なモノから難しい”モノ”へ変えていくと盛り上がる
【子供たちが喜んでくれる縁日ゲーム】くじ引き券をたくさん集めて景品ゲット!「紐くじ(千本くじ)」
今回、一番このゲームに予算をつぎ込んだと言っても過言ではないでしょうか・・・(笑)
始めの段階では、クッキーやマドレーヌなど、小分けになっているお菓子だけでした。
でも、たまたま景品になりそうな”モノ”を探していたら意外に安価で見つける事が出来たので爆買いしてしまいました。
でも、景品を手にした事で子供同士が喧嘩しないか?
子供のお誕生日会でココまでやってしまっても良いのか?
っと、悩んだところでもあります。
結果的には、景品を用意した事で盛り上がり度はかなり上がったと思います。
実は元々、お誕生日プレゼントを持参してくれる子供達にお礼として、何かしら手土産を用意したいと思っていたのを、ゲーム形式でくじ引き券を手に入れて、景品を自分たちで勝ち取る方法にしただけで、初めから無理な予算ではありませんでした。
が、目標だったので、有言実行できて良かったと思います!
余談ですが、フランスの定番、場所を貸し切ってお祝いする場合、小さな会場でも(最低)一人約15ユーロ前後の費用がかかります。
「ピニャータ」など、余興やちょっとしたゲームを常駐のスタッフにお願いすると、一人だいたい20〜25ユーロが相場です。
息子のお友達が多い事もあり、出来れば、今後の人間関係も配慮して、息子のお誕生日会に呼ばれなくてガッカリするお友達を少しでも減らしたかった事もあり、会場を貸し切るよりも、低予算で開催できるホームパーティーのメリットを生かした結果になりました。
それに、自分が好きではない玩具や、女子、男子向きで「私の趣味じゃない〜!いらない〜」っと、いう子は、お友達同士で交換ができていました。
逆に、決まったお礼品を、それぞれみんなに渡していたら、また違っていたと思います。
何て言ったって、子供はみんな正直だから(笑)
特に、フランスの子供は、本当にビビるくらいハッキリ好き嫌いを言います。(苦笑)
だからこそ、景品ゲットできると知った子供達の熱量が半端なかったです。
●人数が多い場合はゲーム形式で景品(我が家はお誕生日プレゼントのお礼品)を取れる様にすると盛り上がる
●少人数の場合なら、予算をかけずに安価なお菓子類を吊るして、”くじ引きゲーム”を楽しむ事もできる
●子供たちが好きではない景品(玩具など)は、お友達同士で交換させる
●景品があった方がやっぱり盛り上がる
●景品は小分けになったお菓子や消耗品の鉛筆や消しゴム、糊など学校で使える文房具だと両親に喜ばれる(特に日本の文房具、それも消しゴムは最強!)
【番外編】子供達にウケが良いゲームの景品
小学生にもなると、男の子と女の子で完全に好きな玩具がハッキリと分かれます。
我が家は息子なので、男子向けの景品を集めるのは得意ですが、女子向けの景品を選ぶのには、苦労しました。
でも、私の独断と偏見と感で選んだ景品はどれもウケが良かったので一安心。
それでも、子供の年齢によって「これは私の趣味じゃない!」と言われる場面もありました。
ゲストが男の子だけなら、そんな問題もなく楽だったのですが、なぜか息子くん、一部の女の子とも仲が良く招待してしまったため、男女混合になると好きな景品が違うため、どうしても何かしらの問題が出てきます。
そういう時は、欲しがっている他の子と物々交換!!
ちなみに只今、フランスでは「プッシュポップバブル」と呼ばれるプチプチみたいなストレス発散系のゴムの玩具がバカ売れしているのですが、男女共に人気があり、景品にしたらみんなテンションが上がりました!
景品として購入した時は、息子くん、興味がなかったはずなのに、たまたまプレゼントで頂いて、ハマっていました。
日本だと駄菓子や100円ショップで可愛くて、コスパの良い景品が手軽に手に入りますが、フランスでは、なかなか安くて、可愛くて、みんなが欲しい!と納得できるコスパが良い景品を探すのが大変です。
私たちの住むマルセイユ近郊では、イベント用に1個1ユーロもしない景品がイベントグッズを取り扱うショップで販売されていたので、問題はなかったですが、もし手に入らない場合は、Amazonやパーティーグッズ専門の通販サイトでまとめ買いする事もできます。
ちなみに私たちは、あくまでもプレゼントではなく「景品」として選んでいるので、予算1個3ユーロまでと決め、店頭で吟味しながら選びました。
意外に子供が喜ぶ景品は探せばある!
でも、安ければ良いってもんじゃない!
粗悪品にはご注意を!!
●幼稚園児と違って、小学生は男女共に喜んでもらえる玩具の景品を探すのが難しい。その場合はお菓子などを利用する
●少し年齢が違うだけで気に入ってもらえる景品が微妙に違う
●あくまでも景品として選ぶ
●予算外のモノは無理して購入しない
●女子に人気なキャラ(玩具)が、LOL、ユニコーン、ディズニー、バービーなど・・・
●男子に人気なキャラ(玩具)が、ポケモン、ドラゴンボール、海賊、恐竜など・・・
その他のゲーム案 〜時間配分が大切〜
今回、子供に人気の「縁日ゲーム」など、日本人なら馴染みのあるゲームをいくつか考えました。
でも、場所の関係だったり、時間がかかるゲームだったりして、諦めたゲームもあります。
例えば、輪投げ、玉入れゲーム、物落としゲーム、ビンゴゲームなど、ホームパーティーで盛り上がるゲームはいろいろあります。
ただ、時間配分を考えると、平均3〜4時間内(短くて2〜3時間)で出来るゲームや遊びなので、ゲストの数にもよりますが、3〜4ゲームくらいがちょうど良い時間配分で終える事ができると思い、上記でご紹介したゲームに絞り込みました。
ゲームとゲームの間に休憩を挟み、腹ごしらえをしたり、お友達同士で別の遊びをしたり・・・。
何より忘れてはいけない、お誕生日ケーキの登場とみんなの前でプレゼント発表(コレ、フランスあるある。)
今回、子供達に「えぇ〜このゲームやりたい!」っと、せがまれましたが、時間の都合上出来なかったゲームもあります。
時間がないなら、ないで、サックっと諦める潔さも大切です。
●時間配分を考えてゲーム構成を考える
●用意したゲームをすべて行わなくても大丈夫。柔軟な対応がベスト
●時間内に出来ないゲームは、また今度〜!そんな、潔さが大切
あとがき・総まとめ
今回、2日連続のお誕生日会でした。
子供だけで20人以上。
両親合わせると総勢30人以上の方たちが遊びに来てくれました。
毎年、義理母宅で家族だけのお誕生日会でしたが、今年は3回もお誕生日会があった息子。
毎回、お友達のお誕生日会にプレゼントを持って行くだけのパーティーで、楽しいけど悲しい。
そう、言い続けていた息子。
フランスに住んでいる以上、いつかは開催しなければいけないと思っていた主催者側でのお誕生日会。
今年は、コロナ禍という事もあり、1日でサックっと終わらせる予定が、お誕生日会クラスターを避ける為にも、2日に分散して開催したお誕生日会。
初めての事で反省する点がいっぱいあったけど、日本人のお友達にもフランス人のお友達にも高評だった様で、お誕生日会慣れをしている2つ上のフランス人のお兄ちゃん達に、
「今までのお誕生日会で一番楽しいパーティーだった!」と、
最高の賛辞を頂き、
っと決めてからの怒涛の日々が報われました。
子供達の笑顔をいっぱい見る事ができ、楽しい時間でした。
何よりも親としてのミッションをようやくクリアできた達成感!
来年は・・・いや、しばらくは無いと思いますが、また参考になるパーティーがあったらご紹介したいと思います。
●招待ゲストを選ぶ
●招待状を作成
●人数がだいたい決まったら、どんなお誕生日会にするのか検討。そして、買い出し(急に「行く!」とギリギリに連絡がある場合に対応)
●お誕生日会の飾り付けを失敗しないコツはテーマやテーマカラーを決める
●テーマに沿ってお部屋のデコレーションをする
●ゲームや余興をする場合はその下準備
●ケーキやジュース、アレルギー等、ゲストのお友達が何が好きなのかを、自分の子供にリサーチして用意しておく
余談ですが、(フランスだと滅多にないですが)来てくれた保護者の方達に後日、お礼の連絡をしておけば、また次に繋がる場合もあり?
以上です!
ちなみに失敗した事は、旦那教育です!(笑)
今回の教訓を胸に、次回がもしあれば、早めの段階から旦那を仕込み、上手い事、手の上で転がせる様に頑張りたいと思います。
→まぁ、これが一番の難関!!(悲)