2月と言えば、
2月3日の節分と14日のバレンタインがありますよね。
実は今年の2月3日の節分は息子が通っている日本語補習校で節分について学びました。
その数日後の先週半ばに日本から小包が届きました。
先日、ご報告したフランス近隣諸国のSAL便の休止を受けて、通常の航空便とEMSスピード便、または船便しか運行していない中、
学生時代の旧友が、
っと、いう事で、何の問題もなく今回は無事に届きました。
以前の問題が起きた国際小包EMSスピード便についてはこちら
その中に、節分用の豆まきセットが入っていたので、
( ̄ー☆キラーん。
っと、ひらめいてしまいました。
それも、ありがたい事にちらし寿司の素まで送ってくれた気がきく我が旧友。
毎回、ありがたい品々を送ってくれるお友達なのですが、今回は節分を学んだばかりの息子。
これは、(息子の)お友達と共有せねば!!
っと、すっごい急な思いつき・・・
それもダイニングテーブルを返品修理中なのでメインのテーブルもない我が家ですが、お友達を集めて豆まきと恵方巻きパーティーをする事にしました。
(動き出すと運気も変わる!なんと!!テーブルは後1ヶ月半待ちのはずがパーティー前日に届くミラクルが起こりました。v(。・ω・。)ィェィ♪)
相変わらず急なお誘いにも乗ってくれるお友達たち。
その中でパーティー前日に息子のお友達家族がお泊まりしてくれた際、
普段話さないようなネタにもなって、いろいろな女子&母親トークを繰り広げていた時、初めは悪銭苦闘していた女子力の低い私でもお友達に料理をご馳走出来る様になった自分に気づかされました。
それは、日本に住んでいたら自炊をする事もなく、スーパーのお惣菜や冷凍食品に頼った生活を送っていただろう。
っという、面倒い事が苦手な行動からくる私の予想。
現に料理ができる様になったのはフランスへ来てから。
なんてったって、税金の高いフランスでは日本の様な気軽で安いファミレスやファーストフードでも料金が高い!!
レストラン選びで失敗すると美味しくもないのに支払う額だけ高くて全然満足がいかない事もしばしば。
だから、ぶっちゃけ面倒くさくても自炊した方が安上がり。
それも、肉も野菜も日本のスーパーに比べたら何もかもが大きいサイズなので必然と使い切るために毎日自炊した方が食費が安い&美味しいものが食べられる。
っと、いう事で自然と料理ができる様になりました。
そこで、お友達に言われた数々の疑問。
普段当たり前過ぎて気づかなかった事をお友達が気づかせてくれました。
今日は、前置きが長くなりましたが、そんな海外で生活をしてみて感じる料理にまつわる疑問や外国人に日本の「おもてなし料理」を振る舞う際のポイントなどについてお話しします。
料理本や料理検索サイトを参考にしてもなぜか上手くいかない日本食の訳
これは、海外に住む人にしか直面しない謎かもしれませんが、
初めは、何度も何度も日本から持参した料理本を参考にしたり、
レシピ検索で有名な「クッ●パッド」を参考にしていました。
特にすぐにご飯を作りたい時に大活躍の「クッ●パッド」ですが、素人のレシピなので作り方、味はまちまち。
そこで、アクセス数や「つくれぽ」が多い方のサイトを参考にして、レシピ通りに作ってもなかなか納得のいく出来栄えにはならないレシピ検索サイト。
あれ? おかしいなぁ〜?? レシピ通りなのになぁ〜〜???
そこで、気づいた、日本食の味の基本の基本でもある、
「さ・し・す・せ・そ」
さ・・・砂糖
し・・・塩
す・・・酢
せ・・・醤油
そ・・・味噌
私は、この「さ・し・す・せ・そ」の意味すらよく分かっていなかった程、
女子力の低い女でしたが、子供が出来ると嫌でも料理をする環境になるので、いつのまにかダメ女の私でも料理が出来るようになった海外生活。
(←ココ、何気に重要!)
まさに、
習うより慣れろ!
兄はフレンチのシェフですが兄とは雲泥の差の私。
そんなプロと違って料理が全然出来なかった私は、目玉焼きとご飯しか炊けない(炊飯器仕様なのでまさに料理とは言えない)父と同じレベル。
そんな、超〜初心者の私だから伸びしろはいっぱいあったので、
(←完全に言い訳。でも、そんな先入観の無い初心者だからこそ気づけたあれこれ。)
どうしてなのか? どうして上手くいかないのか??
を失敗しながら学びました。
そこで見えてきたのは、
只今、世界的に?
日本ブームの海外外食事業。
需要が高くなれば、日本食に必要な基本の調味料「さ・し・す・せ・そ」も手に入りやすくなる。
そう!
海外生活者でもありがたい事に海外製造のお手頃価格で手に入るブランド商品も増えた事。
わざわざアジアン食材店へ行かなくとも近所のスーパー内にあるアジアンコーナーでアジア食材、日本の調味料が簡単に手に入る様になってきて、わざわざ日本からの調味料を使わなくても日本食らしきモノは出来上がる様になってきました。
でも、何かが違う!!
そこで知った、日本の食材と海外の現地で手に入る調味料の違い。
この調味料の違いからくる、それぞれ味の決め手になる調味料の含有量の違いなどで、同じレシピでも違う事に自然と気づき、レシピ通りには作らず、自分でアレンジして勝手に分量を調節して料理をしている事に気付きました。
例えば、
フランスで一番よく見かける「KIKKOMAN」の醤油は、
日本でもお馴染みのメーカーですが、
日本には、減塩、甘口、うすくち、だし風味など多種多様の日本産醤油に慣れていた私には塩っ辛過ぎるフランスの醤油。
「KIKKOMAN」以外のブランドも増えてきたのでいろいろ試したのですが、どれも塩っ辛い!!
だから、レシピ通りに作っても塩っ辛くてフランス人旦那にはあまり好まれない。
それも、「砂糖」と言ったら「上白糖」が日本では定番ですが、
海外では「グラニュー糖」が定番です。
日本で「砂糖」と言ったらこの「上白糖」が定番。
ショ糖が主成分で、水分と転化糖(ブドウ糖と果糖の混合物)を各1%程度含んだ結晶状の白い天然甘味料。
海外で「砂糖」と言ったらこの「グラニュー糖」が定番。
主成分である「ショ糖」を細かい粒状に結晶化させた精製糖の一種。
ザラメ糖のうち、最も結晶が細かいのが特徴で主にお菓子作りに適している。
さとうきびや甜菜(テンサイ:別名サトウダイコン)などの植物の絞り汁を精製して作られた天然甘味料。
だから、「上白糖」のようにふわふわした砂糖ではない「グラニュー糖」を使う海外での和食は基本の分量よりも少なめに設定しないと甘みが強くなり過ぎて、料理に「砂糖」をあまり使わないフランス人には好まれません。
焼き鳥の照り焼き味は別格でフランス人はみんな好きな人が多いです。
なんてったって、超〜初心者の私からしてみたら
料理本通りに作ったら上手くいく。
っという勝手な認識を捨て去っていた事。
この何気ない味覚分析で、基本の料理の味を決めていた事。
そうする事で、料理が出来ない女が出来る女へ変わっていた事に気づかせてくれたお友達。
それは、日本各地から集まる海外在住者。
東日本、西日本、それぞれいろいろな地方から集まる海外在住のお友達の味に合わせられると外国人にも自然と好まれやすい味付けを自然と作れる様になっていた事。
よく、
(関東圏と関西圏の)味噌汁は白か赤か?
または、うどんのダシやおでんのダシなど、関東圏と関西圏で違う事が自然と盛り上がるネタでもあるのですが、私は真ん中の東海地方出身。
それも親のルーツは九州。
だから、自然と味噌は白味噌だったし、基本のベースが甘辛い我が実家の味。
※愛知県は赤味噌が普通です。
でも、関西圏の方が近いので自然と関西に食い倒れ弾丸ツアーに行っていた20代。
そのおかげで関東では濃い味が、関西では薄めの味が好まれている事を知っていましたが、地元にいたら深いところまでは知る事は出来ない。
でも、海外生活者になって、
地元どこ?
っと、いう話から、
関東出身の人と関西出身の人で味付けのベースの反応が違うので面白いなぁ〜っと思いました。
例えば、
すべての人が当てはまる訳ではないですが「卵のすまし汁」など味噌を使わない汁物は関東と関西出身の人で反応が違います。
関東の人は「醤油」の分量が多いのが好まれ、関西の人はダシの分量が多い方が反応が良い。
見た目の感じも関東出身の人のお吸い物は色が黒く醤油の味が濃い。
そして、関西出身の人のお吸い物は色が透き通っているのに味はかなりしっかりしている。
そんな、何気ない事なんて、きっと気づかないですよね〜。
日本でも地方によって独特の味覚の違いがあります。
海外で生活していると自然といろいろな出身者に出会います。
味のベースも塩加減が強いのを好む地域。
甘みが強いのを好む地域。
それぞれご当地料理があるように味のベースになる調味料も違います。
だからこそ、
レシピ通りには上手くいかない和食。
例えば、
九州出身の人にしか分からないかもしれませんが、和食の基本の醤油自体が九州地方はびっくりするくらい甘いです。
そんな甘い調味料で作った和食は自然と味が甘くなります。
それと同様、フランスの調味料で和食を作ると全体的に塩っ辛くなります。
だから、レシピとは違う分量で作らないと美味しくないのです。
そんな日本各地から集まる海外在住者の人達のおかげで材料があれば、
関東ではかつおだし、関西ではこんぶだしが主流なので、味噌汁のダシを取る時にお友達によって分ける事もあります。
ちなみにフランス人旦那は、日本食の中でもダシの効いたおでんや煮物系は好みません。
そう、思ったら・・・
実はフランスでも甘辛い醤油ベースのダシが効いた煮物系のメニューを日本食の定番としてオススメしているレストランを見た事がありません。
フランスでは日本食=寿司!です。
でも、最近だと日本食=ラーメンです!!
そこで、どうして我が家のフレンチ旦那の様に外国人はダシの効いた「肉じゃが」などの煮物類は好まないのか?
誰もが納得する味を提供するのは難しいけれど、日本人の家庭料理の代表でもある煮物。
でも、好き嫌いがはっきり分かれる日本の「煮物料理」。
それは、フランスにはフランスの料理の基本の味が関係しています。
そこから見えて来る事でフランス人が毎日、
日本人の様に「煮物料理」を食べたいと思わないのか?が、分かります。
フランス料理は「砂糖」をあまり使わない
フランスへ来て義理母のご飯やレストランへ行った際に気づいたのは、
フランス料理は日本の和食の様に「砂糖」を使った料理があまりない事に気付きました。
でも、甘みのある料理はあります。
野菜の甘さがベースのスープなど、素材自体が甘いです。
でも、日本の様に甘辛い味付けの「砂糖」をガンガン使った料理はあまりありません。
だから、
最後のデザートでこれでもか!!
っと、いう程「砂糖」を使ったデザートが登場します。
これが、日本のデザートは軽めで「砂糖」をあまり使わないデザートで締めるのと真逆なフランス。
お国の料理を知って、気づく事がとても多いです。
そして、旦那に何度言っても聞かない、聞けないフランス人独特の食べ方があります。
それは・・・
3点(三角)食べが出来ないフランス人
それはどうしてか?
日本人は、味噌汁、ご飯、おかず、副菜、漬物などいろいろなメニューが一度に食卓に並びます。
日本人は自然と小さい頃からご飯→メイン→副菜(汁物)の3点(三角)食べが出来て、口内調味でバランスをとって食す事ができます。
和食を食べるときにご飯、味噌汁、おかずを順序よく食べる方法
ご飯とおかずや漬け物など味がハッキリしたものとない物を一緒に食べて塩加減などのバランスを保って食す事。
でも、
フランス料理の基本は「前菜」、「メイン」、「デザート」が、
一皿ずつ出てきて、一皿ずつ片付けていくのがフランス流です。
「前菜」、「メイン」の味を混ぜません。
よくビストロで見かけるサラダをドーンと乗せて付け合わせのポテトとメインの肉or魚料理などは一つの皿として食します。
でも、日本の定食や日本料理など小鉢にそれぞれ並べられ一気にいろいろテーブルに並んでいてもサラダもの、メイン、デザート・・・など、
一皿、一皿ずつ片付けて最後にデザートでフィニッシュします。
だから、
白ご飯だけだと・・・ 味がない・・・。
っとなってしまいます。
そこで、フランス人旦那やお友達によく言われるのは、
これは味が辛い(塩っ辛い)けど、ご飯は味がない。 どうして?
っと、言われてしまいます。
または、〆のデザートに対して、
日本のデザートって魅力がない。 食べたいデザートが少ない。 軽すぎる。 甘くない。
と言われてしまいます。
料理全般に「砂糖」を使わないので日本のデザートの甘さ加減が好きではない人が実は多かったりします。(←人が集まる席ではあまり言葉にしませんが。)
そんなフランス料理に慣れているフランス人は、
最後の最後に出てくる「デザート」に「砂糖」をいっぱい使った物を食して、苦いエスプレッソを飲んで締めくくります。
だから、フランスでの「デザート」のレパートリーの多さにも驚きます。
それから、「デザート」が出てくるのと同時に料理の最後を意味する事、人が集まる際のテーブルでこれで最後だという事を意味する大切なコースの流れでもあります。
これが、国際結婚をした際の料理の味の違いや習慣に気づかされました。
だから、我が家では何度言っても長年身についた習慣はなかなか改善されない旦那のおかげで一品、一品の味をレシピよりも薄味に作ります。
例えば、
メインの焼き魚の塩っけが強ければ副菜は水分の多いサラダ系、ほうれん草のおひたし、またはポテトサラダなど野菜の甘みが味わえる一品だったり、甘みの強い肉じゃがなどの煮物だったり、全体が甘すぎず、辛すぎず作ると3点(三角)食べの出来ない外国人でも最後まで美味しく頂けます。
大切なのは味のバランス。 食べ終わった後に塩気が口に充満していたら失敗。
日本人の様に塩っけのある食材をご飯の上に乗っけって食すことがマナー違反だと思っていたフレンチ旦那。
そういう考えの旦那にはもう、初めから丼系で十分です。
カツ丼、牛丼、親子丼、マグロ丼・・・など、初めからご飯の上に乗っていれば、
どうして、日本人は味のないご飯だけで食べれるの?
っとはなりません。
実は、フランスに来て気づいたのですが、フランスのスーパーにもレストランにもフランス人用に(通常の)塩っ辛い醤油以外に「砂糖」の入った甘い醤油が存在します。
そして、味ないよね〜日本のご飯!
っと、言って躊躇なく白飯にその甘辛い醤油をかけるフランス人をよく見かけます。
いや、フランスの日本食レストランの卓上の定番!っと、言っても過言ではないと思います。
日本人が白飯を口に含みながら魚や味噌汁を頬張り、塩加減のバランスを保ちながら食すのとはまた違った食べ方を自然にしてしまうフランス人。
だから、一品、一品が辛すぎても甘過ぎてもいけないのでバランスを取りながら料理をする事がいつの間にか身についてしまいました。
それも、フランス人の作る家庭料理は素材の味を大切にするので味付けをほとんどしない料理も多いです。
その代わり卓上の塩や胡椒で自分好みに塩加減を調節します。
デザートの「砂糖」の取り過ぎは気にしないのに、塩分にはやたら気を配るフランス人。
その象徴として、誰もが知っているファーストフードの王者の「マ●ドナルド」など、
多くのバーガー屋さんのフライドポテトに塩味がない事もフランスでは多々あります。
それは、ポテトにはケチャップやマヨネーズ、そして、日本では一般的ではない数々の専用のソースを付けてもらって食べる事が定番なおフランス。
だから、塩も別でお願いしてもらう事が多いです。
そう! なんてったって、ソース文化のフランス!!
それを証拠にダシ系はあまり好まれなくても照り焼きのソース、お好み焼きのソースなど、フランスにはあまりない甘辛いソースの味は大好きです。
だから、日本人だったら初めから味を付けて調理するので、
ソースなしでも食べられる「唐揚げ」などにもやたらソースを付けたがるフランス人。
初めは旦那だけだと思っていましたが、
いろいろなフランス人に料理を振る舞って見えてきたフランスあるあるです。
素材自体に味付けをあまりしないがためにその食材を美味しくするソースがある。
それがフレンチの味の決め手です。
そして、最後にその美味しいソースをバゲットで拭き取ってフィニッシュです。
だから、何かしらのソース、ディップなどを別で用意するとペロリと食してくれる事を知りました。
何度、旦那に・・・
ちょっと! それ、ちゃんと味がついてるんですけど!!
っと、ツッコミどころ満載ですが・・・ヽ(;´Д`)ノマジか!!
だからこそ、日本食の定番の「唐揚げ」や「トンカツ」などの下味は薄く、ソースを付けて食べるスタイルにするだけで一気におもてなし料理になります。
ソースをいちいち作るのが面倒くさい時は、
「チキン南蛮」など味を絡めてしまう料理で十分喜んでくれます。
フランス人におもてなしをする際は頑張り過ぎず、でも話のネタになる様な楽しみがあるメニュー構成だと、
日本食を食べたい!知りたい!!
っと思ってくれる外国人にはウケが良いです。
そして、最大のポイントは日本食の様にハッキリとした味付けにしてしまうのと違って、
相手の国の定番でおもてなしをする際は、素材の味を大切にして、
日本人だとちょっと味が薄い感じがするんだけど・・・。
がちょうど良いです。
初めは、
どんだけ、塩分を気にしているんだろうか? もっと、砂糖の量を考えた方がよくない?
っと、フランスに住み始めた時の素朴な疑問でしが、今では相手の食文化を知って、
郷に入っては郷に従う
が自然に出来るようになっていた事。
そんな事もすっかり忘れていた私。
お友達の、
何度レシピ通りに作っても美味しくないの。 上手くいかないんだけど・・・!? どうしてかな?
っと、いう会話で気づかされました。
まとめ
まだまだ、毎回同じ様に完璧に作れる訳ではない料理。
主婦としての料理歴はまだまだこれからですが、自然と身につく料理力。
満足がいくように作れる様になるにはまだ後・・・
10年はかかりそうなので、気長に失敗しながら楽しく学んでいきたいと思います。
主婦歴が長い人に比べたら何事でもない気づきポイントだったかもしれません。
でも、初心者だからこそ分かる分析力もある。
初心者だからこそ料理が上手くなるポイントがある事に気づく事も出来る。
今では、料理用、揚げ物用の油、サラダ用の油など用途に合わせて切り替えられる知恵もつきました。
日本の食材ではない現地の食材、調味料を使う際の心得も身についてきた海外生活5年目。
それは、外国人ウケする料理と日本人ウケする料理のレパートリーが違う事やどちらにも無難にウケの良い料理。
そんな事を初心者目線で失敗を繰り返しながら学べている事。
毎日食している旦那には食のバランスを実は考えているなんて全然普通すぎて気にもしないし、感謝されない事も、
人を交えたり、お友達のお家へお呼ばれしたり、されたりする事で学ぶべきもの、学ぶべき発見が出来る事もコミュ力の高いホームパーティーが好きなフランス人らしいカルチャーで学ぶ事が出来ています。
それは、日本に住んでいたら気づかなかった事。
日本の様に肩肘を張った「おもてなし」ではなく、気軽に、
でも美味しいものがあれば話もお酒も進む。
そんな事を自然と義理母から学び、お友達から学び、急な来客者用にストックしておくサッと出せるスナックやおつまみの種類の多さにとてもびっくりしていましたが、今では慣れたもの。
そして、簡単な冷凍おつまみパイや和えるだけの簡単前菜。
そんな、おつまみをつまみながら始まるアペロタイムはお酒が飲めない人も飲める人も楽しいひと時です。
次回は、
そんなホームパーティーの機会が多いフランスで、
外国人ウケするホームパーティーメニューについてご紹介します。
そんなに航空便と料金が変わらなかったからEMS(スピード便)で送っちゃった!