【フランス・コスメ】アルデッシュ生まれの「メルヴィータ 」とは?

Bonjour〜!!

実は、前回ご紹介したフランス南東部、「Ardèche(アルデッシュ県)」を訪れた時に一際目立つ店舗がありました。

【フランス観光&体験】世界遺産「ショーヴェ洞窟」があるアルデッシュで田舎体験

2019年8月19日

それは、自然派コスメで有名なフランス生まれの「Melvita(メルヴィータというお店でした。

フランスには多くの自然派(BIO)商品があり、その中でもオーガニック化粧品に関しては、日本でもお馴染みの「L’Occitane(ロクシタン )」を始め、多くのコスメブランドがあります。

今回は、オーガニック化粧品が生まれる自然いっぱいの「アルデッシュ」発のコスメブランド、「メルヴィータ をご紹介します。

 

アルデッシュ発祥の「メルヴィータ」とは?

出典:Googleマップ

「Melvita(メルヴィータ)」は1983年、生物学者で養蜂家の「Bernard Chevilliat(ベルナード・シュビリア)」によって、「Ardèche(アルデッシュ県)」の「Lagorce(ラゴルス)」にて設立しました。

ボディケア、フェイシャル、ホームケア商品などを主軸とし、今では日本でも販売され、国際的な小売業者として成長しています。

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簡単な歴史をご紹介すると・・・

1980年代〜1990年代にかけて、天然素材を活かしたオーガニック製品の先駆者として、添加物の石鹸、天然スキンケア、ボディケアなどを製造・販売し、フランスのオーガニック、美容製品の中でも品質にこだわり、規定の厳しい「ECOCERTラベル」認定を受けた最初のブランドの1つでした。

そして、フランス最大のオーガニックビューティーブランドへ成長を遂げ、消費者に対しても原材料を作る生産者にも信頼のおけるオーガニック商品を世に送り出しています。

「ECOCERT(エコサート)ラベル」とは?

●1991年に農学者の団体によって設立されたフランスの国際有機認定機関

●フランスのトゥールーズに本拠地がある

●オーガニックの基準を満たしているのかを厳しく検査し、 認定をする第三者機関

●厳しいフランスの規定が今では、オーガニック認証団体の世界基準として信頼されている

●「ECOCERT(エコサート)ラベル」は、国際的に第一級の有機認定マークとして、高い評判と信頼を得ている

 

実は、ロクシタンの傘下「メルヴィータ

実は、「Melvita(メルヴィータ)」は、2008年にフランスの化粧品ブランド「L’Occitane(ロクシタン )」に買収されました。

私が長期で渡仏してから、「メルヴィータ」を見かける様になった場所は大抵、Pharmacie(薬局)でした。

正直、南仏に住んでいると、どこに行ってもオーガニック化粧品と言ったら「ロクシタン」です。

だから、当初は「ロクシタン」の傘下になった事を知らなかったのですが、オーガニックコスメ代表、世界規模の「ロクシタン」に買収されてから、この3、4年の間に、「メルヴィータ」のパッケージが「ロクシタン」の様にオシャレでついつい手に取ってしまう様な可愛らしいデザインに変わったのは確かです。

実は、フランスの自然派、オーガニック、ナチュラル、ドクターコスメなどをうたっているブランドほど、パッケージがシンプルで、あまり目立ちません。(日本のパッケージ戦略が上手すぎるのだと思いますが。)

そのナチュラルなデザインを打ち破ったのが「ロクシタン」でもあります。

だから、世界戦略販売の上手い「ロクシタン」に買収され、傘下に入った事で、いろいろと納得した事も多いです。

 

南仏発祥の「ロクシタン」とアルデッシュ発祥の「メルヴィータ何が違う?

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そこで、南仏の2大オーガニックコスメの違いをまとめてみました!!

※スマホで見る場合、横にスクロールしてくださいね。

会社名 メルヴィータ ロクシタン
創業 1983年 1976年
本拠地 フランス南東部のアルデッシュ 南仏プロヴァンス地方のマノスク
創業者 ベルナード・シュビリア オリビエ・ボーサン
創業のきっかけ 生物学者で養蜂場経営し、ミツバチの恵みから作られたヘキサゴナル(六角形)ソープを販売したのがはじまり 蒸留機を用いた純粋なローズマリーエッセンシャルオイルを製造しマルシェで販売したことがはじまり
製品のラインナップ 基礎化粧品、フレグランス、ボディケア商品、バス製品

基礎化粧品、フレグランス、ボディケア商品、バス製品

製品のウリ

オーガニック植物成分を厳選して、
自然でピュアな原材料の力を活かしたスキンケアやボディケア製品

化学成分無添加のオーガニック由来と認証を守るため、原材料の生成段階から供給元の生産者たちとの長きにわたるパートナーシップ構築し100%植物由来の製品を製造
代表製品 アルガンオイル シアバター
日本上陸 2011年 1996年11月に1号店出店※代理店契約
日本法人 メルヴィータジャポン株式会社

ロクシタンジャポン株式会社

※1998年設立。翌年ロクシタンジャポン株式会社として1号店をオープン

エコサート認証 あり あり
コスメビオ認証 あり なし
オンラインショップ Melvita 公式 L’OCCITANE 公式

 

だいたい同じ時期に、創業した南仏を誇るオーガニック製品を生み出す両者。

ただ、違うのは、「メルヴィータ」の方が美容ケアに力を入れ、「ロクシタン」は一般的にお手頃な価格のシアバター入りクリームが代名詞になった様に、ホームケア商品に力を入れ発展したところ。

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そして、共通なのは、原材料にこだわり、体に優しく負担のないオーガニック商品を製造・販売しているところ!

 

「メルヴィータ」の売れ筋商品の紹介 〜アルガンオイル〜

メルヴィータの製品の中で、一番の代名詞とされているのが、100%自然由来認証オーガニックの「Argan oil(アルガンオイル)」です。

アルガンオイルとは?

●灼熱のサハラ砂漠の北西部、モロッコに生育するアルガンツリーの実の種の核から採取されるオイル

●アルガンツリーは、別名「神の恵みの木」と呼ばれる驚異の生命力と貯水力に富んだ木

●30キロの果肉から1リットルしか採取されない大変貴重なオイル

●オレイン酸やリノール酸、ステロールなど美容成分が豊富で、美容成分がお肌のキメを整え、保湿作用により、うるおいあふれるハリのある肌へ導く

●天然の腐敗剤と言われるビタミンEが豊富で、血行を促進し、抗酸化作用がり、アンチエイジング効果がある

 

 

南仏アルデッシュまで訪れたら「メルヴィータ」の工場見学へ行ってみよう!

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実は、アルデッシュには、南仏のマノスクにあるロクシタン工場同様、「メルヴィータ」の工場見学ができます!

出典:Googleマップ

 

「アルデッシュ」の人気観光スポット、「Caverne du Pont-d’Arc(ショーヴェ洞窟)」から、車で約20分くらいの「Lagorce(ラゴルス)」に、「メルヴィータの本拠地があり、無料見学ができる工場と販売店があります。

【フランス観光】南仏プロヴァンス・マノスクのロクシタン工場見学を検証!

2019年9月5日

工場見学は基本的に年間を通して行っていますが、バカンス時期など変則的な時間変更等に備え、事前予約がオススメです。

連絡方法は、お電話、または専用サイトから簡単に予約できます。

Melvita Cosmétiques Biologiques

★ガイド付きの無料の40分間ツアー★

●住所:D1 La Fontaine du Cade 07150 Lagorce

●電話:+33(0)4 75 88 78 00

●営業時間:10:30〜/14:30〜/16:00〜

●営業日:月曜日〜金曜日 

※土日は基本的にガイドツアーはお休みですが、バカンス時期など予約次第で見学の有無があるのでお問い合わせ下さい。

※工場併設のLA BOUTIQUE(販売店)は月〜土曜日、10:00〜18:00まで営業

※販売店で商品の購入は10%OFF

 

 

あとがき 〜旅行計画が苦手な人へ〜

いかがでしたでしょうか?

ヨーロッパの中でフランス・パリは定番中の定番の観光地です。

でも、太陽が燦々と照り、海、山、川に囲まれた南仏プロヴァンスに住む様になってから、近隣の知らない場所や魅力がいっぱいある事を、実際に住む事でいろいろと発見し、パリにはないフランスを知る事が出来ています。

ただ、観光地パリでは、簡単な移動手段や言葉の壁も少し離れてしまうと、旅行初心者には難しい旅もあります。

特に・・・

JAGAKO
陸続きのヨーロッパだから、フランス以外にもいろいろなところに行ったみたい!

そう思うのは、自然な考えです。

日本から出発して、ヨーロッパ旅行を考えた時、言葉の壁、交通の便を考えてツアーに参加した方が楽な場合があります。(←イタリアで実証済み)

私自身が訪れたいけど、調べるのが面倒くさい(←私はココに該当。苦笑)、行きたいところはいろいろあるけど計画をどう立てたら良いのか分からない。

でも、せっかく行くのなら、特に人気観光地を巡る場合は、損をしないで時間を有効利用したい。

そんな要望は高いけど、どうしたら良いのか悩む人には、簡単に旅行の計画をプロにお願い出来るサイトがあります。

JAGAKO
自分の希望に沿った、楽しい旅になると良いですね!

次回は、「メルヴィータ」の親会社、南仏プロヴァンスのマノスクにあるロクシタン工場へ訪れ、工場見学の実態を検証してみました!

 




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。