Bonjour〜!!
南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです。
フランスでは、家族が亡くなって遺産相続されたアパルトマンや一軒家を人に貸し、不動産収入を得ている人や、若いうちに小さなアパルトマンを賃貸専用に購入して家賃収入を得る人、自分たちが旅行に出かける時の間だけ他人に貸すなど、家賃収入で「副業」をする人がヨーロッパにはたくさんいます。
私たちの住むアパルトマンもバカンスの時期になると知らない顔ぶれと、明らかにマルセイユナンバーではない車を見かける様になるので、伺ってみると、大抵短期滞在の旅行者だったりします。
日本よりも他人にお家を貸す事に抵抗を感じないヨーロッパ人。
私自身は、ホテルが運営する短期滞在型のアパルトマンを利用した事がありますが、
っと、思っていました。
でも、実際に自分の家族が来仏した時に、短期滞在型の(普段は普通に使用している生活感満載な)広いアパルトマンを借りてみて快適だったので、盗まれる様なモノ、盗られたら絶対に困るモノはおかない。など、注意を払えば、自分たちが家を空ける際の防犯にもなり、収益にもなる。
っというヨーロッパの人たちの思考も理解できる様になりました。
ちなみに、私の周りでは「Airbnb」を利用している人が多いのですが、宿泊先に到着したゲストに自分で鍵を渡しに行き、退出する時も鍵を回収に行かないといけないなど、手間がかかる場合は、手数料は高いですが、管理してくれる会社に全て任せて、不動産投資する方法など、日本とは違った独特なビジネス方法があります。
そこで今回は、ヨーロッパを中心に「民泊(B&B)」で活躍するサービスをご紹介します。
●「民泊(B&B)」について興味がある人、知りたい人
●不動産投資をしたい人、興味がある人
●自分の部屋をルームシェアして家賃収入を得たい人
まずはじめに・・・「民泊(B&B)」とは?
「民泊(みんぱく)」とは、海外で主流なホームステイと同じ様に、ワーキングホリデー、短期留学、短期旅行者などが、一般の民家に宿泊することを言います。
日本の法律では「住宅宿泊」、「民泊サービス」などと呼ばれています。
そして、海外の滞在先選びでよく利用する人が多い「B&B(ビー・アンド・ビー)」とは、「bed and breakfast(ベッド・アンド・ブレックファスト)」の略で、イギリスを始め、主に英語圏各国で、小規模な宿泊施設のことを指し、基本的には、宿泊と朝食の提供が料金設定されているため、長期バカンスをほとんどの人が取得するヨーロッパでは、1週間単位で丸々利用する人も多く、ホテルよりも比較的低料金で宿泊する事ができるので人気です。
貸し出す側の「ホスト」は、賃貸住宅経営・不動産オーナーとして、賃貸収入を得る事ができます。
そして、今では、仲介業者として、様々なマッチングサイトがあり、容易に「副業」として始められる様になりました。
そんなマッチングサイトに登録し、部屋を貸し出す準備が整ったら、その他の労働時間が発生しないので、楽に家賃収入が得られる様になります。
ただ、貸し出した部屋の物件が、火災、器物破損、盗難になるリスクや物件の老朽化による修繕費用が発生するリスクなどがあるので、もし何か起きてしまった時に、対処してくれるマッチングサイトや住宅保険を利用するなど、住宅を貸し出すための基本知識が必要になります。
フランスのB&B「Chambre d’hôte(シャンブル・ドット)」とは?
英語圏以外のフランスでは「B&B」の事を「Chambre d’hôte(シャンブル・ドット)」と呼ばれています。
「シャンブル・ドット」も、基本的に宿泊と朝食代が込みで、 一般家庭のゲストルームを宿泊に提供される場合が多いのですが、パリ、リヨン、マルセイユなど都心部はアパルトマンが多く、ゲストルームのある一軒家を所有している割合が郊外の人が多いためか、日本ではあまり「シャンブル・ドット」に宿泊する人が少ないので、知名度が低い様に思います。
だから、フランス人の普段の生活を体験したい人、安く滞在したい場合は、複数のゲストルームを所有し「シャンブル・ドット」経営をしている郊外の一軒家がおすすめです。
もしくは、宿泊料金のみ(朝食別途)の設定で、観光地ど真ん中にあり、交通の便が良いバカンス専用の小さなアパルトマンから、ファミリー向きの数家族が一緒に宿泊する事ができる、一軒家丸ごとレンタルなど、1週間単位で旅行へ出かけるヨーロッパの人たちが、安く楽しめるシステムが揃ったサービスもあります。
オーナーがこだわった装飾やサービスを楽しめ、ホテル宿泊では得られない、フランス人の日常を味わうことができるのが、「シャンブル・ドット」の魅力です!
【アメリカ発】バケーションレンタルサービスと言ったら世界最大手の「Airbnb(エアビーアンドビー)」
出典:Airbnb
「Airbnb(エアビーアンドビー)」とは、2008年にアメリカ・サンフランシスコに設立・本拠地を置く、世界10万以上の都市に渡って600万件以上のリスティング(宿泊施設)を提供している、世界最大手のバケーションレンタルサービスです。
2019年8月10日に「Airbnb」史上最高の宿泊者数400万人を達成し、個人で自分の家や部屋の一部を貸し借りしたい世界中の宿泊先「ホスト」と地元に住んでいるかの様な現地の人と同じ生活を体験したい「ゲスト」を繋ぐプラットフォームです。
一度部屋を貸し出すと、借り手が退去するまでほとんど労働時間が発生しません。
ただ、借り手がみつからずに家賃収入が入らないリスクや、物件が火災や災害にあうリスク、物件の老朽化により修繕費用が急に発生する場合があります。
そんな、貸し出す「ホスト」の物件や部屋にもし、万が一問題があった場合「Airbnb」では「ホスト保証」と「ホスト補償保険」があり、安心して貸し出せるシステムになっている事が、人気のひとつです。
●「ホスト保証」・・・建物・家財の被害
●「ホスト補償保険」・・・賠償責任
●料金設定は自由に選択する事ができる
●手数料が安い
●登録費用が不必要
●予約ごとに均一3%のサービス料
●「ゲスト」のチェックイン後に、Paypal、直接振り込み、またはその他の利用可能な方法で受取金を送金可能
●「ホスト保証」と「ホスト補償保険」がある
【フランス発】シャンブルドット専門サイト「chambres-hotes.fr」
「chambres-hotes.fr(ジャンブル・ホテル・フランス)」は、フランス全土のゲストハウスを始め、別荘、アパルトマン、一軒家やキャンプ場など、10万以上の物件を取扱うフランスの「シャンブルドット」専用の予約サイトです。
自然豊かで珍しいツリーハウス、動物可能なレンタルハウス、自然公園が近い、スパ付き、グループなど団体向き、プール付き、バリアフリーなど、自分の希望する滞在先と要望に合わせて選び、様々な体験ができるレンタルハウスを予約する事ができます。
貸し出す「ホスト」側は、特にパリ、リヨン、マルセイユ、ニースなど、観光地だと利用者が多いのですが、都心から離れると日本人よりもゆっくり田舎暮らしをしたい外国人の利用客の方が多いので、英語が必須だったり、多く訪れる人たちに向けたサービスを考えるなど、ただ貸し出すにも少し工夫が必要になります。
●英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語に対応
●貸し出し物件用に内装のデザインや装飾にこだわりを持っている人が多い
●写真はいろいろな角度からいろいろな写真が掲載できる
【フランス発】パリ20区に特化したB&B検索サイト 「BBParis.com」
出典:BBParis.com
「B&B Paris.com(べー・ベー・パリ・ポワン・コム)」は、姉妹サイトのイタリアに特化した「B&B ITALIA」の成功後、2004年に設立され、2005年には、パリ市議会から功績が認められ、ヨーロッパで最高の品質を誇る「Hôtes Qualité Paris」の授与を受けた、信頼と実績を付け、急成長しているパリ最大級の「Bed & Breakfast 」の予約サイトです。
パリ市内20区に点在された「B&B」会員が提供してくれるアパルトマンや一軒家などに滞在しながら、パリ暮らしをしているかの様な日常を味わうことができます。
●英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語の5ヶ国語に対応
●宿泊施設には2種類のシステムあり
①伝統的な家族経営で民家の中の一室に宿泊する + 朝食がセットになった「B&B」のシステム
②自分が家を空ける場合に有効活用する事ができる、朝食なしで、部屋だけをレンタルするシステム
【ドイツ発】自分の家のように感じる滞在先を見つけられる「9flats(ナインフラッツ)」
出典:9flats
「9flats(ナインフラッツ)」は、2010年にドイツ・ハンブルクで設立された、宿泊施設の短期賃貸や借りたりすることができるオンラインマーケットプレイスです。
ホテルの代わりになる「民泊」から、アパルトマン、ゲストハウス、バケーションレンタルなど、賃貸物件を含む世界中の600万以上のロケーションの中から、自分の好みに合わせた、世界中の「ホスト」が個人で所有する滞在先を探す事ができます。
地元の人と同じ目線で、世界を知る事ができ、お城やハウスボート、ツリーハウスなどユニークでスリリングな体験や快適な旅が楽しめます。
例えば、ロマンチックなヨーロッパの街並みやパリの夜、ライトアップされたセーヌ川沿いを歩いたり、海岸の一軒家で海を見ながら過ごしたり、外国人が好きな昔ながらの日本家屋に宿泊したい人に貸し出すなど、様々なバケーションを楽しみたい人たちがターゲットです。
ヨーロッパでは、普段住んでいる家を貸し出して、休暇の資金を調達する人が多いので「9flats」は、今ではヨーロッパ最大級のサービスに成長し続けています。
●世界中に600万世帯の個人所有の家に滞在できる
●ホテルの代わりにまるで自分の家にいるかの様なくつろぎげる宿泊施設がある
●ホテルを始め、アパルトマン、一軒家、お城など、世界中の数百万種類の宿泊施設がある
【イギリス発】「世界最高級のアパートメントとヴィラ」を所有している「One Fine Stay」
出典:OneFineStay
「One Fine Stay(ワン・ファイン・ステイ)」は、2009年にイギリス・ロンドンで設立され、2016年にアコーホテルズグループの傘下になった、オンラインで個人所有宅をレンタルできるプラットフォームです。
「ゲスト」に楽しんでもらうために、レジャー旅行の専門家やエンターテイメントやロケーションのエージェント、コンシェルジュ会社と提携していたり、現地サポート、運転手付き送迎、食料品の配達、目的地での実体験など、「ゲスト」のニーズに合わせたアメニティやサービスを追加するオプションが含まれているため、ヨーロピアン・スタートアップ・アワード2011で最優秀トラベル&ホスピタリティ・スタートアップ賞など、数々の受賞をしている注目度の高いサービスを提供しているため「ホスト」側に求められるサービスの質も高くなります。
●アメリカの大手出版社Condé Nast Traveler(コンデナスト)社が発行する旅行雑誌で、世界のホーム・シェアリング及び、ヴィラレンタル会社ベスト10に選ばれたことがある
●世界中でハイエンドなホームステイを提供
●「シティ・コレクション(主にホームステイ)」は、ロンドン、パリ、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シドニーの9つの主要都市で展開。
●「ヴィラコレクション(主にリゾート地での一軒家)」はヨーロッパ、メキシコ、カリブ海、ハワイ、タイ、バリでも展開
【日本国内】テレワークに利用しやすい会議室やイベント会場探しに「スペースマーケット」
出典:スペースマーケット
「スペースマーケット」は、2014年から日本のベンチャー企業、株式会社スペースマーケットが運営する、レンタル会議室から球場までレンタルスペースを簡単に貸し借りできるサービスです。
社員研修、テレワークに利用しやすい会議室やハウススタジオ、住宅、スポーツ施設、パーティーや飲み会に利用できるレンタルスペースなど、様々なシチュエーションに合わせたスペース(物件)を簡単に貸し出す事ができます。
まずは、「ホスト」登録をし、公開するサイトページを制作して、収益アップを目指す事になります!
充実のサポートがあるため、集客、運営までのお悩み・相談など、運営スタッフがサポートしてくれます。
それでも、不安な方、初心者で詳しく知りたい人のために、定期的に説明会があり、スペース運営のノウハウをシェアする事ができます。
●社員研修などのビジネス利用から結婚式・誕生会などのパーティー利用まで、幅広いシーンに利用
●何らかのトラブルが発生した場合、損害額を1億円を限度として補償
【日本国内】日本初の「民泊」プラットホーム「STAY JAPAN」
出典:STAY JAPAN
「STAY JAPAN(ステイ・ジャパン)」は、2012年「知らない日本に、泊まってみよう。」をコンセプトに、株式会社 百戦錬磨がサービスを始めた、日本初の民泊・農泊の専用予約サイトです。
「ステイ・ジャパン」の面白いところは、田舎・農業体験を始め、1人旅、大人数でのグループ旅行など、普通の予約サイトにはないユニークな宿ばかりを多く取り扱っているところです。
例えば、田舎で農業体験を学び、現地の人たちと交流を深めたり、いろりを囲んで料理を食べる「農泊」、漁師の宿で生活体験し、一緒に漁に出たり、獲った魚介類を美味しく食べる漁師飯を体験出来る「漁師民泊」 、お寺で修行体験ができる「寺泊」、陶芸家の家に泊まり、陶芸体験ができる「アート泊」 など、ユニークな宿がたくさんあります。
田舎体験をしたい人、大自然を満喫したい人など、ホテルや旅館をとは違った日本の良さを体験できる宿泊体験型の民泊プラットホームなので、空き家を持て余している田舎の住宅を有効活用し、古き良き日本を知りたい外国人の「ゲスト」をターゲットにできます。
●日本語、英語、中国語に対応
●人とは違う、特別な体験をしてみたい人に体験型民泊を提供
●民泊・農泊・貸別荘・コテージ・古民家、城泊・寺泊(宿坊)など個性的な宿を集めた予約サイト
●地域活性化におすすめ
【日本国内】大手企業が手を組んだ「楽天 × LIFULLのVacation STAY」
「楽天 × LIFULLのVacation STAY」は、2017年に、国内で圧倒的な会員数を誇る通販サイト「楽天」や「楽天トラベル」等を運営する楽天株式会社と、日本最大級の不動産物件などを掲載する住宅情報サイト、株式会社LIFULL(ライフル)が運営する合法民泊予約サイトです。
日本を始め、中国、韓国、台湾、アメリカまで広がる大きな民泊市場を提供していくのを目指しています。
他社サービスと違うのは、民泊・宿泊予約サイトの「Vacation STAY」に登録した物件は、「楽天トラベル」及び 「Booking.com」、「HomeAway」、「AsiaYo!」、「Tujia」、「Yanolja」 などの提携サイトにも自動配信(予定)されます。
一戸建てを始め、マンション・アパート、ホテル・旅館、その他の幅広い選択肢から「ゲスト」の旅行スタイルに合わせた宿泊施設が探せる工夫があります。
民泊・宿泊施設の「ホスト」をサポートしてくれるシステムがあり、「ゲスト」の対応から、手間のかかる予約管理、価格調整、 集客、販売に至るまで運用業務を幅広くサポートしてくれます。
※ 現時点でのサービス対象エリアは、東京23区内、京都市内、大阪市内、福岡市内、沖縄本島、宮古島のみ。その後、札幌、名古屋など、順次拡大予定
●日本語、英語に対応
●様々な運営のサポートがある
●施設の整備不良で宿泊「ゲスト」にケガを負わせてしまったり、家具や備品などを「ゲスト」が万が一壊してしまった時にサポートしてくれる保険がある
【日本国内】ワンランク上の「民泊・宿泊」を求めるのなら「一休.com バケーションレンタル」
出典:一休.com
「一休.com バケーションレンタル」は、日本全国から厳選された上質な別荘やヴィラ、高級ホテル・旅館を多く扱う専門予約サイト「一休.com」を運営している株式会社一休が、 暮らすように泊まれる個性豊かな宿泊施設をまとめた予約サイトです。
高級別荘を始め、団体で泊まれる別荘、ペットと泊まれる貸し別荘や、ラグジュアリーなコンドミニアムの宿やアパートメント、古民家や連泊しながらゆっくり暮らし体験ができる宿、「一休.com」限定プラン、一棟貸切りの宿、そしてユニークなハウスなど、様々な旅を満喫できる宿があり、すべての物件は、しっかりと審査を受けた物件のみに集約されているため、利用する「ゲスト」もワンランク上の宿泊先を探している人が多いです。
●様々なプランの宿がある
●高級別荘・旅館などワンランク上の旅宿を提供
【日本国内】いろいろな宿を比較したい人におすすめな「AirTrip民泊(エアトリ・みんぱく)」
出典:AirTrip民泊
「AirTrip民泊(エアトリ・みんぱく)」は、日本国内のすべての航空会社が一括比較検索ができ、最安値の航空券をお得に見つけやすいサイト「エアトリ」を運営する株式会社エアトリが、2016年にサービスを開始した「国内航空・宿泊」、「海外航空券」、「民泊」が比較しやすい総合旅行プラットフォームです。
「民泊」、「航空券」、「新幹線」が簡単に検索・予約でき、自分に合った旅の宿を探す事ができます。
●国内・海外航空券を比較しやすい「エアトリ」を運営する会社で安心・実績があって信用できる
●エリアは東京・京都・大阪・沖縄などを中心に観光地周辺が多い
●掲載件数が少ないのが残念なところ
【その他】「TripAdvisor」グループのバケーションレンタルサイト
出典:TripAdvisor
「TripAdvisor(トリップ・アドバイザー)」は、2000年に、アメリカ・ニーダムで設立され、何度か買収、独立を繰り返し、傘下に数多くのバケーションレンタルサイトを運営する、世界最大手の旅行口コミ・比較サイトとして、世界48カ国・28言語でサービスを展開しています。
日本法人が、2008年に東京に開設され、観光庁や地方自治体と連携しながら、訪日外国人旅行の推進にも力を入れているため、海外の「ゲスト」が日本旅行を満喫したい場合に利用する人が多いのが特長です。
そんな、「トリップ・アドバイザー」グループと提携しているバケーションレンタルサイトがあります。
《ヨーロッパ圏》
●イギリスロンドン発の「Holiday Lettings(ホリデー・レッティングス)」
●スイス発の「HouseTrip(ハウストリップ)」
●スペイン発の「Niumba(ニュンバ)」
《アメリカ圏》
●アメリカボストン発の「Flipkey(フリップキー)」
【その他】「Booking.com」グループのバケーションレンタルサイト
出典:Booking.com
「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」は、1996年にオランダ・アムステルダムで設立した、ブッキング・ホールディングス(旧プライスライン・グループ)が運営する、ホテルや旅館、民宿など、オンライン(主にWEBサイトとアプリで)旅行予約が簡単にできる上に、圧倒的な集客力を持つ、世界最大手企業グループです。
ただ、「民泊」に特化したサイトではないですが、シンガポール発のアジア圏の集客を中心に扱う「Agoda(アゴダ)」のサービスには「Agoda Homes」という、短期、1ヶ月滞在型などまとまった月に利用できる、キッチン付きのアパートメントや一軒家、格安のホームステイ専用物件など、宿泊施設の形態に「民泊」物件もあり、バケーションレンタルの投資用の物件として人気があります。
●アメリカ発の「KAYAK(カヤック)」
●シンガポール発の「Agoda(アゴダ)」
【その他】「Expedia」グループのバケーションレンタルサイト
出典:Expedia
「Expedia(エクスペディア)」は、1996年にマイクロソフトの旅行予約システム部門としてスタートした、アメリカ・ベルビューに本拠地を置く、ホテル・航空券など、オンライン予約を扱う総合旅行予約サイトです。
主力の「エクスペディア」の運営の他に、多数のグループ企業を統括しています。
●アメリカ発の「HomeAway(ホーム・アウェイ)」
※VacationRentals.com(バケーション・レンタル・ドットコム)を含む
●アメリカ発の「VRBO(バーボ)」(Vacation Rentals by Ownerの略)
※2020年7月、「HomeAway」と「VRBO」のWEBサイトは、1つの「Vrbo」へ集約された
そのために役立つ「民泊制度ポータルサイト」をご紹介します!
【番外編】初めてでも安心・学べる! 民泊制度ポータルサイト「minpaku」
出典:minpaku
「minpaku(みんぱく)」は、2018年6月15日から施行され始めた「住宅宿泊事業法(民泊新法)」に関する内容を詳しくまとめ、これから事業者になる人たちのために役立つ情報を発信している政府の公式WEBサイトです。
「民泊」を始めるためには「住宅宿泊事業者の届出」が必須になりました。
一定の基準を満たせば、各都道府県知事に「民泊」を行うための届出を行えば「民泊」営業を開始する事ができます。
もし、届出がない場合は、法律違反になってしまいます。
そんな、法律に関してや各自治体の最新情報・詳細情報が詳しく分かる民泊制度専門のポータルサイトです。
「民泊」の基礎知識から、何か問題があった際に相談できるコールセンターなど「民泊」を行う側にも「民泊」を利用するゲストにも役立つ情報が満載です。
●「民泊」を始める人の基本知識が満載
●「民泊」を利用するゲストにも、違法物件に遭遇しない様に注意喚起がある
まとめ・あとがき
「民泊」ビジネスは、世界最大手のバケーションレンタルサービス「Airbnb」の登場で、「ホスト」と「ゲスト」を繋ぐ、プラットフォームを通じて、簡単に利用する事ができる反面、トラブルも多く、問題視される様になってきたため、2018年6月15日より日本では新たな法律が施工され「住宅宿泊事業法」など、日本では厳しいルールが定められる様になり、詳しく住宅を貸し借りするための法律について学ばなければいけなくなりました。
「民泊」の良いところは、自分が所有している空き部屋や空き家を旅行者などに有償で貸し出し、有効活用する事で、金銭が得られるところです。
場所や立地、サービスにより、軌道にのれば自分が労働しなくても収益が発生していきます。
でも、実は始めるためには、いろいろ複雑な法律や制約、近隣トラブル、詐欺、災害などのリスクがある事も念頭に置いて運営していかなければいけません。
「副業」としては、法律も学ばなければいけないので、上級者向けですが、物件を購入するのに、銀行から融資が受けられたり、将来の保険としても、節税対策としても利用できるので、魅力のあるビジネスです。
日本では、まだまだ定着していませんが、欧州・欧米では住宅物件を所有し、他人に貸し出している人がとてもたくさんいます!
年間の長期休暇がなかなか取得できない日本だと難しビジネスですが、海外では短にある「副業」のひとつです。
知らない人に自分のお家を貸すなんて何だか・・・微妙!