【フランス観光】スイス国境に近いサヴォワ地方の湖の町アヌシーとは?

Bonjour〜!

南仏在住のJAGAKOです。

やっと子供の冬休みが終わり今週からまた自分の時間が持てる・・・っと、喜びも束の間、プロヴァンス地方は花粉警報が出る程毎日花粉が舞っています!

そして、そのタイミングと同時期に私の花粉症もひどくなって、毎日晴天なのにも関わらず、窓を開ける事に恐怖すら感じる程、目も鼻も喉もやばい状態の南仏(なんふつ)在住じゃがっ娘です。

今回は、この冬のバカンスで訪れた「フランスのヴェニス」(イタリアのヴェネツィアの様な)っと、言われるアヌシーとスイス旅行で発見した事などご紹介します!

まずは、サヴォア地方のアヌシーという町の見所をご紹介します!

Savoie(サヴォワ県)

Auvergne-Rhône-Alpes(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ)地域圏の県。

実は、2016年1月1日に、かつてのオーヴェルニュ地域圏とローヌ・アルプ地域圏が統合され発足しました。

 

 

フランス東部にあるサヴォワ地方の町アヌシーとは?

Annecy(アヌシー)は、Genève(ジュネーヴ)とChambéry(シャンベリ)の間に位置しフランスの北東、スイスの国境に近い町で、フランスにいながらスイスを味わう事の出来る可愛いらしい町です。

出典:Googleマップ

元々、ジュネーヴの領地の一部だった事もあり、スイスとフランスの文化が融合されているため、特に旧市街を散策しているとスイス風の建物が立ち並び、スイスの面影を強く感じます。

アヌシーの旧市街は「フランスのヴェニス」(又の名をVenezia ヴェネツィア)っと、表現される程、アヌシー湖と町のコントラストがとても綺麗です。

Venezia (ヴェネツィア)

・イタリアの北東部に位置する、人口の島で、水に浮かぶ街は世界中の人を魅了する程の美しさを誇っている。

・運河と迷路のような路地が入り組んで作られているため車両が入れず主な交通は船。

・近年問題視されているのが、近い将来、地球温暖化や地盤沈下でヴェネツィアが沈んでしまう可能性がある。

 

アヌシーと言えば「旧市街」と「パレ・ド・リル」

アヌシーの玄関口、Gare d’Annecy (アヌシー駅)から、徒歩10分くらいで、アヌシーで有名な観光スポット「Palace I’lle旧(パレ・ド・リル/旧牢獄)」に辿り着けます。

行き方はいろいろありますが、分かりやすい道順だと、おすすめはアヌシー駅方面から、旧市街を通り、運河沿いを散策しながら訪れるルートです。

アヌシーの玄関口「Gare d’Annecy」

実は、フランス人の中でも訪れてみたい町の一つとして有名で、夏のハイシーズン以外でも観光客が多く、駅前付近から訪れる人が多いので、一人旅や道に迷われる場合は、駅の位置と、運河沿いを見つけて道に沿って進めば迷わないです。

《小さな町ですが、結構広い運河です!》

《お家の壁のコントラストが独特です!》

《いろいろなお店が連なっているので疲れたら休憩しましょ〜》

 

昔の水飲み場は、なんだかイタリアのヴェニスの様!?

運河沿いの通りには、両側にアーケードが立ち並ぶ、Rue Ste Claire(サント・クレール通り)があり、その間に流れる運河を辿って行くと初心者でも簡単にアヌシーの中心街に行き着く事ができます。

注意

旧市街は基本的に一般車両は通行出来ませんので、お車でお越しの場合は近隣駐車場へ一旦停める事になります。

一番有名な「Palace I’lle旧(パレ・ド・リル/旧牢獄)」の周辺は本当に素敵なので訪れて損はないと思います!

 

パレ・ド・リルの撮影ポイントは橋の上からがおすすめ

《湖から流れる運河を見ながらの食事も良いですね》

ちなみに、湖の中でもアヌシー湖の水質がとても綺麗だと言われています。

JAGAKO
そこで、検証してみました!!

 

《パッと見はわかりませんが・・・》

《近寄ってみると・・・》

JAGAKO
確かに綺麗でした!

川面に映る建物・・・素敵!!

ただ、残念だったのが訪れたのが、すでに夕方くらいだったので、明るい時間帯だったらもっと綺麗な姿を見られただろう・・・という事!

夜の町並みも綺麗ですが、ぜひ、明るいうちに訪れてみてください!

ベストシーズンはやっぱり春から夏の間です!!

 

アヌシーの旧市街まで足を運んだらアヌシー城も見学!!

「旧市街」、「Palace I’lle旧(パレ・ド・リル/旧牢獄)」からも近い位置に、「Château d’Annecy (アヌシー城)」があります。

出典:Googleマップ

私たちが訪れた時は、すでに最終入場時間を過ぎてしまったので、中には入れませんでしたが、訪れるのであれば、午前中がおすすめです。

今は、博物館になっていて、サヴォア地方の歴史や、先史時代の遺物が見学できます。

よく期間限定の企画展なども行っているなので、ご興味のある方は是非!

お時間があまり無い方はその周辺を散策するだけでも楽しいと思います。

向かい側のお家やホテルがまさにサヴォア地方を象徴するデザインです!!

それから、この周辺は少し高台に位置するので、周辺のホテルに宿泊すると旧市街やアヌシー湖が見渡せます!

Château d’Annecy

・営業時間:10:00~12:00 / 14:00~17:00

・定休日:火曜日

・住所:Place du Château 74000 Annecy

 

 

アヌシーと言えば広大な「アヌシー湖」と「愛の橋」

「Palace I’lle旧(パレ・ド・リル/旧牢獄)」から、数分歩くだけで、広大な「Lac d’Annecy(アヌシー湖)」が広がっています。

人が集まる場所には大道芸人やバックパッカーの人が資金集めに何かしらの芸で楽しませてくれます!

 

《運河に佇む船はクルーズ用のレストラン!》

《ヨーロッパぽい!笑》

そのアヌシー湖に、「Iles des cygnes (白鳥の小径)」という白鳥の島があります。

出典:Googleマップ

 

Iles des cygnes

アヌシー湖の北、Gardens of Europe(ヨーロッパの庭園)の端から数メートル先にある島。

島と言っても、未開発の島で、木々や茂みの濃い植生で覆われています。

自然そのものなので、湖に生育する野鳥たちはこの場所に巣を作ります。

その白鳥の島から、「Pont des Amours(愛の橋)」という橋周辺は人間を全然怖がらない鳥たちがいっぱい集まります。

《全然人を怖がりません!》

《あまりにも近くまで来るので一歩引いてしまいました。汗》

動画で撮れば良かったのですが、すれ違い際に白鳥と鴨が頭を下げたんです!その姿がまさに「こんにちわ〜」っと挨拶している様でした!笑

白鳥が戯れる広大なアヌシー湖は地元の人や観光客のホッと一息する場にとてもふさわしい場所です。

そして、

アヌシー湖まで来たのであれば、「Pont des Amours(愛の橋)」まで足を伸ばしてみてください!

冬の時期の並木道は寂しいですが、夏の並木道はとても清々しくて素敵です!!

恋人たちは・・・

《広大な山を背景に見た「愛の橋」》

《橋の上からの景色も素敵です!》

ちなみに、「愛の橋」という名が付けられているので、恋人同士が多いのかと思いきや、この橋のお隣に幼稚園(小学校)があり、橋の両側に遊具付き子供用の公園があるため夕方頃は子供達でいっぱいです。

橋の両側に子供用公園あり!

だから、お子様連れには、子供を遊ばせられるので良いのですが、夫婦だけ、恋人同士の方は、もっと静かな、公園内の散策が良いかもしれません。

 

アヌシー湖で一番人気は遊覧船ツアー

やっぱり、世界屈指の透明度を誇るアヌシー湖へ訪れたのであれば、遊覧船ツアーがおすすめです。

北西のアヌシーから南東のBout du Lac (ブ・デュ・ラック)まで、全長14.6km、湖の面積27.59km2、周囲長は38kmもある広大なアヌシー湖をゆっくり時間をかけて、山々の景色を眺めながら巡るツアーがあります。

その中でも、豪華な5つのボート(Belle Etoile、Savoie、Allobroge、Swan、MS Libellule)のいずれかに乗船し、約1時間〜のクルーズで湖と山の間の風景を堪能できる、遊覧船ツアーが人気です。

遊覧船ツアーのご紹介

《Croisières découvertes(ディスカバリークルーズ)》

市内中心部のドックから、1〜2時間のガイド付きクルーズでアヌシー湖の四つのポイントを訪れることができます。

《MS Libellule Restaurant》

もっと、ゆっくり、着席してクルーズを楽しみたい人におすすめなのが、グルメクルーズ船です!

・ランチ (12時搭乗〜)

・ディナー(20時搭乗〜)

※ディナークルーズは生の歌を聞きながら、晩餐を楽しむことができます。その他、ダンスパーティーもあります。

 

アヌシー湖遊覧船ツアー

・会社名:COMPAGNIE DES BATEAUX DU LAC D’ANNECY

・住所:2 place aux bois 74000 Annecy

・TEL:04 50 51 08 40

営業時間、定休日、クルーズ料金等は運行の種類とシーズンによって変動がありますので、オフィシャルサイトよりご確認ください。

 

【番外編】季節に関係なく行列の出来るジェラート店「Glacier des Alpes 」

旧市街を散策している時にたまたま見つけたお店にひときわ行列で賑わっているジェラート専門店がありました。

初めは、ジェラート店だとは気づかず、興味本意で並ぼうかと思いましたが、夏ならまだしも、結構な寒さの中でジェラートは食べられないので、諦めましたが、並んでいる人たち曰く、

観光客
 アヌシーのジェラート店でこのお店が一番人気だから、並んでも食べてみたい!

っと言っていました。

後から知ったのですが、トリップアイザーで堂々の上位に君臨するお店でした!

Glacier des Alpes

・営業時間:11:00 〜 22:00

・住所:16 rue Perriere 74000 Annecy France

もっと、温かい時期にリベンジしてみたいと思います!

 

【番外編】地元民の溜まり場アイリッシュパブ風「Café Curt」

GONZO

寒い時期は体を温めるために、食事の前にパブでまずは一杯!

そんなフランス人がとても多いのですが、その中でもワインバーなども点在する中、地元民で賑わうアイリッシュパブ「Café Curt」に行ってみました。

Irish Pub(アイリッシュパブ)とは?

イギリス、アイルランド形式でビールを始め、お酒を中心に楽しめる社交の場。

通常のカフェなどノンアルコールメニューや軽食もある。

店内はかなり狭いのですが、回転率が早いのでタイミングが合えばすぐに座る事ができます。

そして、店内奥に設置してあるダーツで遊ぶ大人たちが入れ替わり、立ち替わりでゲームをしている姿を見ているだけでも楽しめました。

我が息子は背が届かないのにも関わらず、大きな大人たちに混ざって、如何にも仲間の様にダーツをする大人たちに輪の中にいました。(苦笑。何十年後の姿がココに・・・)

ビールの種類も多く、日本とは違う名柄を試すのには絶好の場です。

私たちは寒かったので、温かいアルコール入りの飲み物ばかり頼んでしまいましたが、その中でもアイリッシュパブに行ったらぜひ試して欲しいのが、Irish Coffee(アイリッシュコーヒー)」です。

アイリッシュコーヒー

アイリッシュコーヒーの決め手となる、基本のお酒「アイリッシュ・ウイスキー」をベースにしたカクテル。

コーヒー、砂糖、生クリームなどを使った、甘めのホットドリンク

実は、温かい&アルコールが強いので、お酒が飲めない人には不向きですが、日本のカルーアミルクの温かい版・・・っと、言ったところでしょうか。

でも、このお店のオリジナルは、一手間かけてコーヒーを専用の機械で抽出しているのでコクがあって、かなり大人の味です!!

何よりも三層に分かれているので、まずは混ぜずに試し、徐々に混ぜてみると味が変わってくる!など、面白い発見もあります。

観光客の多いお店も良いですが、地元の顔見知りが集まる様なお店も粋があって面白いです!

Café Curt

・営業時間:8:00〜1:00

・住所:35 Rue Sainte-Claire Annecy France

・TEL:04 56 71 36 41

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?

実は、旧市街の様な昔ながらのスイス風の風景から、アヌシー駅の様な近代的な建物など、時代の移り変わりを感じる昨今。

アヌシー駅から北側には、旬のフランスを知る事ができるCentre commercial(ショッピングセンター)や映画館があり、買い物にも最適で一日中楽しむ事ができます。

是非、透明度の高い水質を誇り、アルプスの山々を映す鏡の様なアヌシー湖へお出かけしてみてはいかがでしょうか?




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ABOUTこの記事をかいた人

日本では広告代理店でバリバリ雑誌の企画営業を担当。 海外に出国して戻ってきた時の再就職のためにデザインも出来る営業マンを目指し会社を退社後、デザインの専門学校で芸大時代には身につかなかった基礎を身につける。 思い描いていた日本の暮らしは叶わずフランスで子育て真っ最中。 日本へ帰国した時の楽しみは、会社員時代にお世話になった人達のお店へ出かけるのが密かな趣味。